アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

砂糖椰子

2009年03月11日 | 誕生果
午後5時42分 撮影


きょう3月11日は、息子の誕生日。

家族揃ってのお祝いも、あと何回できるかな?

これから先は、
お友だちと過ごすことも多くなりそうなので。

昨年のバースデーケーキは、おっきなモンブラン。
今年は、特注☆抹茶トルテでした。

抹茶のデコレーションケーキって、
予想以上に難しいんですね。

最初に問い合わせたケーキ屋さんでは
「作ったことがないので、今回はお受けできません」
と言われました。

次に問い合わせたケーキ屋さんでも、
最初は難色を示されました。

どうやら無理らしいということを悟った私は、
「抹茶味が楽しめるケーキは、お願いできますか?」
と訊いてみました。

すると、
「普通のショートに、抹茶を加える程度なら・・」
というお返事をいただくことができました。

いざ、ケーキを箱から出して見ると、
あらら、ホントにショートケーキのよう!?

抹茶入りのホイップクリームが、
トップに少しだけデコされておりますが……。

ところが。

ナイフでケーキをカットしてみると、
びっくり~~!!

な~んと、↓このような、8層構造のケーキだったのです!

────────
生クリーム
……………………
抹茶スポンジ
……………………
抹茶クリーム
……………………
抹茶スポンジ
……………………
生クリーム
……………………
抹茶スポンジ
……………………
抹茶クリーム
……………………
抹茶スポンジ
────────

ワガママなお客のために、こんな・・・。

パティシエさま・・・
・・・どうもありがとうございます。

おかげさまで、楽しく&おいしくいただきました♪


ハッピーバースデー トゥ 息子くん☆


■3月11日の誕生果

   砂糖椰子 (さとうやし)
     自由、おだやかさ

 ・英名 : sugar palm
 ・和名 : サトウヤシ
 ・分類 : ヤシ科
 ・原産地 : マレー半島


砂糖椰子。
砂糖が採れるヤシ。

インドを中心とする東南アジアに自生しています。
高さが12~17メートルにもなる、背の高い木。

細い葉がたくさん広がるようについている、
ヤシらしい姿をしているのですね。

雄花序の先端を切ると、その切り口から樹液が出てきます。
これを煮詰めた糖蜜から ヤシ糖 が作られます。

この樹液を発酵させると、
お酒やお酢まで、できちゃうんですね。

ヤシ糖は、黒砂糖に似た茶色。
液状のほか、煮詰めた液を型に流し入れ、冷やし固めて、
球形や棒状という形でも利用されているようです。

東南アジア諸国(インドネシア、カンボジア、タイ、
ミャンマー、など)へ行くと、普通に流通しているとか。

ヤシの木の、花序の先端が、何らかの影響で傷ついたなら、
頭上から、甘~い液が振ってくるかもしれません。

椰子の木の下を通るときは、樹上注意ですネ。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月11日の誕生色 : 砥粉色
■3月11日の誕生花 : ニガナ、他