アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

檳椰子

2009年03月12日 | 誕生果
午後4時59分 撮影


夕方の空を見ていると、
翌日のお天気が、ぼんやり見えてくるような……。



今、近所のスーパーの特設会場は、
ホワイトデー・コーナーです。

いつものように、
その横をスタスタと通り過ぎようとしたところ、
なにやら違和感を覚えました。

いつもとは、ちょっと違う光景が!

そーなんです。

男の子たちが、何人も、
ホワイトデー・コーナーで悩んでいるのです。

その様子を、しばらく眺めていたいとも思ったのですが、
さすがに私の方がハズカシイので、あきらめました。

とってもドキドキしたバレンタインデーから、ひと月。

ホワイトデーには、
ひとりでも多くの女の子がハッピーになれると、いいな♪


■3月12日の誕生果

   檳椰子 (びんろうじ)
     物好き、好奇心

 ・英名 : Betel palm, areca palm
 ・和名 : ビンロウジ、アレカヤシ
 ・分類 : ヤシ類、 アレカ族、 アレカ属
 ・原産地 : マレー半島


檳椰子。
タバコに似た刺激的な嗜好品。

樹高20~30メートルで、羽状複葉の植物。
いかにもヤシです。

ビンロウジの果実は、ちょっといびつな卵形。
未熟果は、カボスやライムのような緑色。
熟果は橙黄色になります。

果実の大きさは、長さ5~6センチ。
外果皮も中果皮ともに、硬い繊維質。

タテ半分に切ったところは、アボカドによく似ています。

未熟の緑色の果実の核部分をこまかくきざみ、
コショウ科の植物の葉にくるみ、石灰と一緒に噛む
という嗜好品があります。

興奮や刺激、食欲の抑制作用のあるアレコリン等を含むため、
軽い覚醒状態になるのだとか。

そのお味は・・・
・・・渋くて、辛くて、苦くて・・・がたまらない!?

常用するようになると、
タバコと同じくクセになるようです。

でもね。
ビンロウジは赤い色素があるため、
噛むと、口内と唾液が真っ赤になっちゃいます。

東南アジアで、口が真っ赤な人に出会ったなら、
その人は普段よりもハイテンションかもしれませんネ。

蛇足ですが。

日本で、口が赤くなる嗜好品や食べ物というと・・・
私が思いつくのは、あんず飴。

縁日などの屋台で売られている、あの「あんず飴」です。
西日本では、「りんご飴」の方がお馴染みのようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月12日の誕生色 : オレンジバーミリオン
■3月12日の誕生花 : エニシダ、他