アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

カタバミ (酢漿草)

2006年05月20日 | 誕生花
   

<5月20日の誕生花>
  カタバミ
   ・酢漿草(かたばみ)科
   ・学名 : Oxalis corniculata
         Oxalis = カタバミ属
         corniculata = 角(つの)のある
   ・原産地 : 南アフリカ
   ・別名 : 雀の袴(すずめのはかま)、
        酸い物草(すいものぐさ)
   ・別表記 : 傍食、片葉三
   ・英名 : Wood Sorrel

<花言葉>
  喜び、心の輝き、輝く心

今日の誕生花、カタバミの
花色は、黄です。

葉や茎に蓚酸を含み、酸味があることから、
「oxys (すっぱいの意)」が語源の
学名「Oxalis(オキザリス)」がついたようです。

どのような環境でも生えることのできる
繁殖力旺盛な植物です。
かなり身近な植物のひとつだと思います。

葉はハート形(クローバーのような形)の3枚葉で、
雨が降ったり、夕方になると閉じます。

カタバミの仲間はたくさんあり、
園芸用としても流通しています。

南アフリカ原産の・・・
オキザリス・ウエシコロル(オキザリス・バーシカラー)、
オキザリス・プルプレア、オキザリス・プルプレア、
オキザリス・ボーウィー(ハナカタバミ)、オキザリス・ヒルタ、
オキザリス・ポリフィラ(オキザリス・ペンタフィラ)、等。

南米原産の・・・
オキザリス・テトラフィラ(ラッキークローバー、
オキザリス・デッペイ)、オキザリス・ブラジリエンシス、
オキザリス・レグネリー(トリアングラリス、
オキザリス・トリアングラリス)、ムラサキカタバミ、
オキザリス・ロバタ、等。

家紋にも使われており、100種類以上あるようです。

落語では主人公の家紋の常連で、
ご隠居が「どんな紋だった?」と問うと
「なんだかおケツが三つくっついたような」
と返すのが常だとか。


<オマケ>
 今日5月20日は、王貞治監督のお誕生日です。
 (1940年生まれ、66歳)
 また、クララ・シューマンの命日でもあります。
 (1896年没、没後110年)

右手痛みの原因

2006年05月19日 | ピアノ全般
ここ1週間ほど、痛みのある私の右手から右手首。

昨日、ピアノのレッスンの際、先生にお話ししたところ、
先生は平然と「もしかしたら、冷やしていませんか?」
とおっしゃいました。
実は先生も冬場に痛みがあり、春になって治ったそうです。

今年は気候がとても不安定だったり、
お天気もぐずついていたりするので、
響くかもしれないとのことでした。

それプラス、ブラームスの曲を練習していることも
あるかもしれませんね、とも。

その時、長袖をヒジくらいまでまくって
ピアノに向かっていた私は、
慌てて手首まで袖を下ろしました。



冬場ではなくて、どうして春に?
とも思ったのですが、いろいろ考えてみると、
確かに「冷え」なのかもしれません。

冬場は、ピアノや歌の発表会があったので、
それなりにケアしていました。

それに、冬場の寒い時季には、
台所仕事などにお湯を使うことが多くなります。
ところが少し暖かくなってくると、
それまでお湯を使っていたようなところでも、
冷たい水を使っています。
これが、大きな影響を及ぼしているのかもしれません。

また、私はクセで、冬場でも家の中では、
つい腕まくりをして、
ヒジくらいまでは出していることが多いのです。
袖があると、動きにくいような気がして…。
水仕事の時は特にです。

冬場は部屋の中を、そこそこ温めていますから、
すごく冷えることもないように思います。
春になり、暖房を使わなくなりました。
でもウデは出しっぱなしです。
そこへ、このところのジェットコースターのような気候。

昨日のレッスン後からは、意識して袖を下ろしています。
すると、確かに、痛みがやわらいできているのです。

先生のアドバイスとして・・
手首あたりに何か巻いてピアノを弾く、ということ。
普段も、手や腕を冷やさないようにすることは、
もちろんでしょう。

クローゼットから、かぎ針編みのストールを出しました。
「冷える」という自覚が特になくても、
肩などを冷やさないようにするためです。

今日あたり、リストバンドでも買ってこようと思っています。
まさかピアノを弾くために、リストバンドをするなんて、
思いもしませんでした。

お医者様に診てもらわないとダメかも・・・
という覚悟もしていたのですが、
今のところ、その必要はないように思います。
とりあえずは、ヨカッタ、ヨカッタ

主婦ゆえ?
それとも、トシのせい?

こうなると、夏場のエアコンにも気を付けなくては!



ご心配いただきまして、
本当にありがとうございました。

ちょっと不安だったので、とても嬉しかったです
おかげさまで、かなり良くなってきました。

これからは、もっと自分自身を労りつつ、
ピアノを弾いていこうと思います。

シャクヤク (芍薬)

2006年05月19日 | 誕生花
   

<5月19日の誕生花>
  シャクヤク
   ・牡丹(ぼたん)科
   ・学名 : Paeonia lactiflora
         Paeonia = ボタン属
         lactiflora = ミルク色の花をもつ
   ・原産地 : 中国
   ・別名 : 夷草(えびすぐさ)
   ・漢名 : 癪薬(しゃくやく)

<花言葉>
  はにかみ、慎ましやか、恥じらい、内気、恥辱、
  清浄、生まれながらの素質

今日の誕生花、シャクヤクの
花色は、赤、紅、紫、白です。

学名の「Paeonia (パエオニア、ペオニア)」は、
ギリシャ神話の医の神「Paeon」の名に由来します。

このペオンさんは、オリンポス山から取ってきた
シャクヤクの根によって、
黄泉(よみ)の国王「プルートー」の傷を治しました。

シャクヤクは死者の国の王の病も治すほどの万能薬
ということで、
漢方薬の中でも極めて重要な植物のひとつです。
そのため、花の名前に「薬」という文字が
使われているのでしょうね。

一見すると、シャクヤクとボタン(牡丹)は、
とても良く似ています。
でも並べてみると、ハッキリとその違いがわかるでしょう。

一番大きな違いとしては、
シャクヤクが「草」であるのに対して、ボタンは「木」です。

またシャクヤクは、枝分かれすることなくまっすぐ立ちますが、
ボタンは枝分かれしやすく、そのため横張りの樹形になります。

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
という、美人を形容する言葉がありますね。
現代に、この言葉は当てはまるのでしょうか?

ピアノのレッスン(5月1回)

2006年05月18日 | ピアノ全般
今日はピアノのレッスンでした。
発表会まで約半月です。
まず、ブラームスのワルツ4曲を通しで弾き、
その後1曲ずつ、細かくです。

第1番
この出だしは、本当に大変です。
4曲全体の冒頭部分でもあります。
「どうにか」は弾けるのですが、
もっと「きちんと」弾けるようになりたいです。

1箇所、無意識でペダルを踏んでいるところがありました。
踏まない方が良いかもしれませんが、
上手くデクレシェンドして、次に繋げることができれば、
ペダルが入っても気にならない、と言われました。

第3番
メリハリの表現が、もう少し必要です。
上がったときのことを考えると、
普段はオーバーなくらいに弾いておいた方が、
ステージ上で、ほど良いメリハリになりそうです。

第4番
指遣いを変えたところは、まあまあですが、
もう少し音を出した方が、なお良さそうです。

1箇所、リズムが少々間延びしているところがあるので、
そこはキチンと入れないとダメですね。

終盤のアルペジオは、かなり良くなりました。
指が上手く入らないこともあるので、
とにかく確実にすることですね。

慣れてくると、どうしても走りがちになるので、
少しだけセーブしましょう。

第15番
たまに急ぎがちになるので、
あくまでも、ゆっくり急がずに、ゆったりと、
常に弾き通すことができれば・・です。

全体として音楽的にはOKなので、
あとは、少しでも確実に弾けるようになることでしょう。



「よく暗譜できていますね」と、改めて言われました。
4曲で、各々が約1ページで、合計4ページほど。
4ページでも、中身は詰まっています。
しかし、ものすごく大変な量ではありません。

「すんなり入ってきたんです」と、私は答えました。
譜読みに関しては、今までで一番苦労しませんでした。
それは先生も感じていらっしゃるのでしょう。
多分、驚きも入っていると思います。
「合っているのねぇ」と、先生。

技術的なことを別にすると、
ブラームスとは「合っている」と、私も感じています。

思えば、昨年10月下旬。
ふいに先生が取り出したワルツ第15番。
その小さな出来事がなかったら、
私がブラームスを演奏する機会は
なかったかもしれません。

肉球☆

2006年05月18日 | 
 
以前、「次は肉球の写真を・・」と言っていて、
この度、ようやく実現しました
後ろ足です
前足の方がカワイイのですが、
前足の肉球ショットは、タイミングが難しい…。

ウチのデジカメは、持ち主に似てしまったのか、
シャッターを押してから実際に写るまでがあります。

なので、「チャンス」と思ってシャッターを押しても、
被写体が動いてしまって、
思うような写真にならないことも多いです。
(って、何だか言い訳っぽい。。。

猫の全身写真も何枚か撮ったのですが、
そのようなカンジで、こちらも、
思ったような写真が撮れませんでした…。

サクラソウ (桜草)

2006年05月18日 | 誕生花
   

<5月18日の誕生花>
  サクラソウ
   ・桜草(さくらそう)科
   ・学名 : Primula sieboldii
         Primula = サクラソウ属
         sieboldii = 日本植物の研究者
                「シーボルト」さんの
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 日本桜草(にほんさくらそう)
   ・英名 : Siebold's Primrose

<花言葉>
  初恋、勝者の寛容、少年時代の希望、神秘な心、
  青春のはじめと悲しみ、青春の歓びと悲しみ、
  あこがれ、恋の望み、希望、若い時代と苦悩、
  悲痛、長続きする愛情

  (今回の花言葉は、「桜草」と「西洋桜草」との
   両方が入り混じっているように思われます。
   しかし、どこまでがどうであるのか、私には
   区別がつかないため、すべて掲載いたしました。)

今日の誕生花、サクラソウの
花色は、桃、白、黄、赤、紅紫です。

花は、プリムラ(西洋桜草、マラコイデス)に
そっくりで紛らわしいです。
でも、葉の形が少しだけ異なります。

花の形が桜の花に似ていることから
「サクラソウ」と名付けられました。
日本固有種です。

もともとは、日本の原野の湿地に自生する
サクラソウの園芸品種です。
江戸時代後期より伝わる
伝統園芸植物(古典園芸植物)です。

それぞれの品種ひとつひとつに、
名前がつけられています。

例えば・・・
初桜、濡燕、香炉峰、花車、赤蜻蛉、白露錦、
陽炎、目白台、桃の里、百千鳥、前代未聞、
栄牡丹、牡丹雪、舞牡丹、桜の宴、夢の泉、
里時雨、八重撫子、歌くらべ、花時雨、
等々。

名前を見ているだけでも、楽しくなりますね。

右手、その後

2006年05月17日 | ピアノ全般
一昨日の夕方から痛みが増していた私の右手。
昨日の朝も痛かったので、
意識して左手で物を持ったりしていました。
拭き掃除も左手で。

もしかしたら、左手強化のためには良いのかも?
・・とまで思ってしまうくらい、
左手には働いてもらいました。

病院へ行った方がいいのかなぁ・・?
などと思いつつも、ピアノに向かった私…。
(無謀な!)

イスも、ほんの少しだけ高くしてみました。
その方が、ストンと手から鍵盤へスムーズに
体重をのせることができるように感じたからです。

ピアノを・・
きちんと弾こうなどとは思っていませんでした。
楽譜を見ながら、音の確認をしようと思いました。

ブラームスのワルツ第1番。
右手は最初からオクターブ。
手を開いてオクターブに合わせただけで、
かなり傷みました。

やっぱり無理しない方が無難よねぇ…。
そう思った次の瞬間!
右手全体から、痛みがスーッと抜けていきました。

骨なのか、筋なのか、何なのかは、よくわかりませんが、
ズレていたものが、元の場所に収まった感覚でした。
多分、その感覚そのままの状態だったのだと思います。

実感としてはよくわかりませんが、
外れたアゴが元に戻ったというような感じかもしれません。

その上、もしかしたら、
手を開いている方が痛みが少ない?

可能ならば、
レントゲンで自分の手を見てみたいと思いました。

でも、どのような状態であれ、
まだ「不自然」な状態であることに変わりありません。

なので、昨日、今日と、
ピアノの練習はかなり控えめにして、
左手だけでハノンを弾いてみたり、
左手メインで曲をさらってみたり・・でした。

あとは、テーブルの上に楽譜を広げ、
テーブルの上で鍵盤をイメージしてみたり…。
これは、もう少し続けようと思っています。

明日ピアノのレッスンがあるので、
先生にもご相談してみようと思っています。

ご心配いただき、ありがとうございました。
多分、大丈夫だと思います。

チューリップ(黄)

2006年05月17日 | 誕生花
   

<5月17日の誕生花>
  チューリップ(黄)
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Tulipa = アマナ(チューリップ)属
   ・原産地 : 地中海沿岸~中央アジア
   ・和名 : 鬱金香(ウッコンコウ)
   ・英名 : Tulip

<花言葉>
  愛の表示、希望のない恋、正直、
  実らぬ恋、母の日、名声

今日の誕生花、チューリップの
花色は、黄色限定です。
ご存じの通り、チューリップはとても多彩ですね。
白いチューリップは、1月7日の誕生花で、
紫色のチューリップは、3月20日の誕生花です。

花形も多様です。
普通の一重の他、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、
パーロット咲きなどがあります。
さらには矮性や枝咲きもあり、変化に富んでいます。

トルコのオーストリア大使がヨーロッパに紹介しました。
大使が初めてこの花を見たとき、通訳に名前を尋ねました。
通訳は、「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン)
に似ているもの」と答えました。
オーストリア大使は、それが花の名前だと思いました。
それから、この花は「チューリップ」という名前で
呼ばれるようになったということです。

オランダ、トルコ、アフガニスタンなど
多くの国の国花になっています。

♪さいた さいた チューリップの花が
この歌は、誰もが口ずさめる歌だと思います。
(何故か、モーツァルトを連想してしまいました…。)

この歌は、東京都世田谷区在住の
近藤宮子さんという女性が、
昭和5年(1930年)に作詞したものです。

「どの花みても きれいだな」
という歌詞について、作詞者の近藤さんは、
「なにごとにも良いところがあるものです。
 特に、弱いものには目をくばりたい、
 という自分の思いを込めました」
と語ったそうです。

昭5年は、第二次世界大戦の嫌な空気が
日本にも漂っていた頃です。

その不安な時代に、
「皆の良いところを見つめ合おう」
という気持ちを込めて、近藤さんは
「チューリップ」の歌を書いたのですね。

チューリップは、
日本だけでなく、世界中で「平和を願う花」として、
大切に守り育てられてきた花なのです。

ヤナギタンポポ (柳蒲公英)

2006年05月16日 | 誕生花
   

<5月16日の誕生花>
  ヤナギタンポポ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Hieracium umbellatum
         Hieracium = ミヤマコウゾリナ属
         (「ヤナギタンポポ属」という説もあり)
   ・原産地 : 北半球
   ・別名 : 絵筆蒲公英(えふでたんぽぽ)

<花言葉>
  宣告

今日の誕生花、ヤナギタンポポの
花色は、黄です。

花はよく見かけるタンポポとよく似ています。
葉が柳(ヤナギ)のように細長いので、
この名前がついたと思われます。

タンポポと大きく違うことは、
タンポポは、1本の茎に対して花がひとつですが、
ヤナギタンポポは、直立した茎から枝状に
分かれた先に花がつきます。

花の後はタンポポ同様綿毛になります。

タンポポが大輪の花だとすると、
ヤナギタンポポはスプレー系のお花のイメージですね。

山地のやや湿り気のあるところに生えています。
タンポポよりも背が高く30~40センチくらいです。

今までは、違う植物だと思っていた花が、
実はヤナギタンポポかもしれませんよ。

手首が痛い・・

2006年05月15日 | ピアノ全般
数日前から少し違和感を覚えていた右手首。
やっぱり痛い…。

今日、夕食の支度をしているとき、
手首を曲げて、力を入れようと思ったら、
力が入らない・・。

ピアノは、毎日弾いていますが、
このところはずっと1日1~2時間程度です。

でも、おそらく、ピアノが原因・・・だと思います。

練習内容は、ハノンにピシュナ、ブラームスのエチュード。
ここまではずっとやっていることです。

そして、ブラームスのワルツ4曲。
この4曲は、昨年秋から1曲ずつ増やしてきました。
それに、今までは特に支障はありませんでしたし…。

短時間でも、根を詰めて、
つい力んで弾いていることもあるので、
少しずつ負担になっていたのかもしれません。

こんなことは、初めてです。
どうしよう。。。