アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

アイリス

2006年05月10日 | 誕生花
   

<5月10日の誕生花>
  アイリス
   ・文目(あやめ)科
   ・学名 : Iris hollandica
         Iris = アヤメ(アイリス、イリス)属
             (ギリシャ語で「虹」の意味)
         hollandica = オランダの
   ・原産地 : 南ヨーロッパ
   ・和名 : 球根アイリス(きゅうこんあいりす)
   ・英名 : Dutch irises

<花言葉>
  愛、消息、あなたを大切にします、伝言、優雅、
  恋のメッセージ、使者、変わりやすい、
  あなたを愛す

今日の誕生花、アイリスの
花色は、紫、青、黄、白、と多彩です。
とても多くの品種があります。

実は、「アイリス」で調べると、いろいろな説があり、
どこまでがどうなのか、私では判断がつきません。

日本でも、「アヤメ」「ハナショウブ」「キショウブ」
「イチハツ」「(ヒメ)シャガ」「カキツバタ」など、
さまざまな仲間があります。
「ショウブ」はサトイモ科なので、別物です。

ややこしいのが、
「菖蒲」と書いて「アヤメ」と読む場合です。
これはアヤメで、「菖蒲(しょうぶ)」とは別物です。
同音異義語ならぬ「同字異義語」なのですね。

母の日にちなんで

2006年05月09日 | 雑記
今日はお華でした。
ほぼ3ヶ月ぶりの研究会。
仲間が2人増え、にぎやかになりました。

皆、主婦業プラス母親業、
人によってはプラスお仕事
の合間に、時間をやりくりして集まっています。
全員の予定が合うことはなかなかないので、
参加人数の多い日がお稽古日に設定されます。

本日の花材は・・
  バイカウツギ (八重)
  カーネーション (スタンダード系、大輪)
  ディモルフォセカ (プレビアリス)
でした。

母の日が近いということで、
カーネーションが入っていたようです。

花材は予算だけ設定し、
毎回同じお花やさんに、
内容はおまかせでお願いしています。
ちょっと独特なチョイスで、
普段はあまり見ない種類が入っていたりします。

今回のカーネーションも、
フラメンコダンサーの衣装のような雰囲気です。

以前にも書きましたが・・・
お花を生けているときというのは、
特に意識しなくても、自然と雑念がなくなり、
花材と水盤と空間がすべての世界になります。
このひとときが、私は大好きです。



新しい方々とお話ししていたこともあり、
いつもより30分ほど遅い帰宅となりました。

どうしてもピアノが弾きたくて、
どうにかしようと考えました。

着替え、手洗い、うがいを済ませると、
休憩もせず、そのまま、
持ち帰ってきた花材をもう一度生けました。
わが家では、ひと回り小さくなります。
今回はデッサンがしっかりしていたので、
思ったよりも短時間で生けることができました。

それからすぐに夕食の下ごしらえ。
同時に、ミルクたっぷりのアイスカフェオレを作り、
1~2分休憩した後、ピアノに向かいました。
40分程度でしたが、集中して弾くことができました。

ヤエザクラ (八重桜)

2006年05月09日 | 誕生花
   

<5月 9日の誕生花>
  ヤエザクラ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Prunus lannesiana
         Prunus = サクラ属
         lannesiana = 園芸家「ラネス」さんの
   ・原産地 : 日本
   ・本種 : 普賢象(ふげんぞう)

<花言葉>
  しとやか、善良な教育、豊かな教養、慶事、
  理知に富んだ教育

今日の誕生花のヤエザクラは、
里桜(さとざくら)の一種です。
花が八重に咲くことから、こう呼ばれています。

ソメイヨシノ等の桜が終わってしばらくすると、
このヤエザクラが咲いて、彩りを添えてくれます。

品種は約30ほどあります。
「ボタンザクラ」には、
ひとつの花に花びらが50枚もついているとか。

チアガールが、応援の時など両手に持っている
ポンポンに似た感じの花ですね。

花は塩漬けにして食べることができます。
また、おめでたい席での桜湯には、
このヤエザクラが使われています。


いにしへの 奈良の都の 八重桜
  今日(けふ)九重(ここのえ)に 匂ひぬるかな

             伊勢大輔 (いせのだいふ)

生ブラームス?

2006年05月08日 | 音楽
ブラームスの肉声と演奏の録音が存在するというので、
インターネットで検索してみたところ、出てきました!

 WAV [240k approx]
 mp3 version [120k approx]

これらが掲載されているページはこちらです。

なお、録音冒頭の声はブラームスではなく、
録音を担当したエディソン商会のヨーロッパ代理人
テオ・ヴァンゲマンによる、録音内容を説明するアナウンス
というお話しがあります。
(音質が良くないので、聞き取りにくいです。)

アナウンスの内容(らしい):
1889年12月、フェリンガー博士邸、
演奏はブラームス博士、
ヨハネス・ブラームス!


また、曲は「ハンガリー舞曲 第1番」です。

「ハンガリー舞曲集」第1番は、
ブラームスが編曲しています。
4手ピアノ版として編曲したものを、
さらに2手ピアノ版にも編曲したのでしょうか?

2手版の記録が見当たらないので、
もう少し調べてみないと、よくわかりません。
(中途半端で、ごめんなさい!)

100年以上も前の
ブラームスの肉声とピアノ演奏かもしれない録音。
時を越えて、今、聴くことができるのですから、
とても不思議で感動的な1コマだと思います。



上記のウェブサイトが、見つからなくなりました。
YouTubeで、同じ録音を見つけましたので、
そちらを、以下に載せておきますね。

YouTube
Brahms himself at the piano 1889 my restauration

( ↑ クリックすると、YouTube画面が開きます。)

スイレン (睡蓮)

2006年05月08日 | 誕生花
   

<5月 8日の誕生花>
  スイレン
   ・睡蓮(すいれん)科
   ・学名 : Nymphaea colorata
         Nymphaea = スイレン属
         colorata = 彩色された
   ・原産地 : 日本、温帯地方、暖帯地方
   ・和名 : 未草(ひつじぐさ)

<花言葉>
  心の純潔、純心な心、清純な心、純情、
  純粋、潔白、信頼、優しさ、甘美

今日の誕生花のスイレンは
4月27日の誕生花でもあります。
花色は、白、黄、桃、赤、など多彩です。

スイレンには、熱帯睡蓮と温帯スイレンに
大別できます。

温帯性スイレンは、
花が水面に浮かんで昼に咲きます。

熱帯性スイレンは、昼咲きと夜咲きがあり、
花が未の刻(午後2時頃)に咲き、
夕べに閉じるので「睡る蓮」になります。
「睡蓮」はここからきたようです。

日本のスイレンの多くは昼咲きです。

学名の !Nymphaea! は、
水の女神であるところの「Nympha(ニンファー)」
と命名された古い植物名に由来するものです。

植物図鑑には「スイレン」という名前では
載っていないことが多いみたいです。

それは、「スイレン」は園芸上の呼び名だからです。
和名の「ヒツジグサ(未草)」で探しましょう。

この「ヒツジ」は、時を現す「未の刻」を意味します。
未の刻、つまり今では午後2時。
その頃に咲くとされているためです。
ただ、実際は、明るくなると花開き、
暗くなると花は閉じます。

植物は、太陽に左右されることが多いです。
本来は人間も、太陽に合わせた生活が
一番自然で理想的(健康的)なのでしょうね。

生誕173年

2006年05月07日 | 音楽
今日、5月7日に生まれた方は、
たくさん、たくさん、いらっしゃるでしょう。

その中のひとりに、
173年前の今日、
ドイツのハンブルクで生まれた
ヨハネス・ブラームスがいます。

ブラームスは、
作曲家として知られるようになる以前、
ピアニストとして有名でした。

とても素晴らしいテクニックを備えたピアニストで、
ピアノの音というものを真に理解していたそうです。

ブラームスが作ったピアノ曲は、
小品から大作まで多岐にわたっています。

大作だけでなく、小品にも、
とても多くのものが盛り込まれています。

ブラームスがこの世に生まれてから173年。
そして、没してからも109年になります。

ブラームスの音楽作品が世に出るようになったのは、
彼が20代前半くらいからですから、
そこから数えても150年は経つわけです。
晩年の作品を考えても、100年くらいは経ちます。

これまでの間、どれほど多くの人が
ブラームス作品に関わってきたことでしょう。

そしてまた、それだけの時を経て、今、
私自身もブラームス作品に親しんでいます。

私がブラームス作品を演奏する機会を得てから、
一気にブラームスに傾きました。

ブラームスのピアノ作品の「音」が、私は大好きです。

ブラームスの右手と左手のハーモニーも、
とても心地よく響いてきます。

改めて、ブラームスがこの世に生まれてきて、
多くの素晴らしい音楽作品を残してくれたことに
私は感謝したいと思います。

バラ (薔薇)

2006年05月07日 | 誕生花
   

<5月 7日の誕生花>
  バラ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Rosa = バラ属
   ・原産地 : 西アジア
   ・別名 : 薔薇(しょうび、そうび)、
        長春花(ちょうしゅんか)
   ・英名 : Rose

<花言葉>
  私はあなたにふさわしい、内気な恥ずかしさ、
  輝かしい、愛嬌、新鮮、斬新、私はあなたを愛する、
  美、あなたのすべてはかわいらしい、愛情、無邪気、
  気まぐれな美しさ、爽やか、あなたを尊敬します、
  温かい心、照り映える容色、恋、愛、嫉妬

今日の誕生花のバラは、
有史以前から栽培され、改良が進められて、
とても多くの品種系統があります。

あまりにも有名で、
あまりにも種類があり、
あまりにもたくさんのエピソードがあるので、
何を書いて良いのか、わからないくらいです。

あなたにも、「バラの想い出」がありそうですね。

テンプレートの編集 (9)

2006年05月06日 | テンプレート
 
ゴールデンウィークもそろそろ終わりですね。
いかがお過ごしでしょうか?

この連休中、東京地方はお天気に恵まれています。
さわやかな春の日々、それだけで嬉しくなります。

こどもの日が過ぎたので、
五月人形はお片づけしました。(笑)

素敵な香りのスイートピーはいかがですか?

シャガ (著莪)

2006年05月06日 | 誕生花
   

<5月 6日の誕生花>
  シャガ
   ・文目(あやめ)科
   ・学名 : Iris japonica
         Iris = アヤメ(アイリス)属
         japonica = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 胡蝶花(こちょうか)
        また、「射干(しゃが)」とも書きます
   ・英名 : Fringed iris

<花言葉>
  決心、抵抗、反抗、忍耐、私を認めて、友人が多い

今日の誕生花のシャガ、
花の色は薄青色や薄紫色です。
ただ、花は1日しかもたないようです。

葉は、冬でも枯れることがありません。

アヤメやハナショウブなどより早い時期、
うす暗い竹藪や林等に群生します。
人里に近いところによく見られることから、
古い時代に中国から渡来したものが野生化したと
考えられています。

アヤメ属をあらわす「Iris」は、
ギリシャ語で「虹」の意味します。
アイリス属の植物は、花色の変化が多く美しいため、
ギリシャ神話の虹の精である「Iris」の名を
もらったという説があります。

菖蒲湯

2006年05月05日 | 雑記
今日はこどもの日ということで、
例年通り、わが家では「菖蒲湯」です。

今から10年程前のこと。
まだ幼少だった息子が、
お風呂場で浴槽を眺めつつ、不思議そうに、
「お風呂にネギが入ってる~!」
と言ったことを、つい思い出してしまいます。

翌年は、「これ、ネギじゃなくて、何だっけ?」
でした。

今では、何のギモンも持たずに、
毎年5月5日の子どもの日には、
菖蒲湯に浸かっている息子です。