アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ホタルブクロ (蛍袋)

2006年11月21日 | 誕生花
   

<11月21日の誕生花>
  ホタルブクロ
   ・桔梗(ききょう)科
   ・学名 : Campanula punctata
         Campanula = ホタルブクロ属
         punctata = 斑点のある
   ・原産地 : 日本、朝鮮半島、中国
   ・別名 : 堤燈花(チョウチンバナ) 、
        突貫花(トッカンバナ)
   ・英名 : bellflower, Chinese rampion

<花言葉>
  誠実、愛らしさ、忠実、正義、熱心にやり遂げる、
  悲しい時の君が大好き

今日の誕生花、ホタルブクロの
花色は、淡紫紅、白です。

開花時期は、5月下旬頃~7月頃です。

属名の「Campanula(カンパニュラ)」は、
ラテン語で「小さな鐘」を意味します。

「カンパニュラ」や「ベルフラワー」は、
ホタルブクロ属の植物全体を指す大ざっぱなネーミングなので、
この名前の花が、すべてホタルブクロとは限りません。

ホタルブクロが咲く頃は、蛍が飛び交う季節でもあります。
そこで、捕まえた蛍をこの花に入れて持ち帰ってみたら、
花びら越しに蛍の光が透けて見えて美しかったので、
ホタルブクロと名づけられた、という説があります。

単に、子どもが、よく蛍を入れて遊んだことから
名づけられた、という説もあります。

また、花の形が「火垂(ほた)る袋」(=堤燈)
に似ていることから名づけられた、という説もあります。

どの説を見ても、わりと身近な植物であることが
うかがえるように思います。

ホタルブクロは初夏の花。
温度や湿度が高くなってくる頃、
ホタルブクロの花が、目に清々しさを与えてくれます。

今の時季、蛍袋は冬支度。
これからは、手袋が嬉しい季節になるのですね。

ブラームスのワルツ第12番

2006年11月20日 | ピアノ全般
 
ブラームスのワルツを、何かもう1曲弾こうと考えていました。
今回は、12番を弾くことに決めました。

深く、崇高な雰囲気さえ漂う12番。
「ワルツ」=「軽やか」という連想をしてしまうと、
そこには当てはまらない曲だと思います。

ブラームス自身が
シューベルトふうな形の無邪気な小さいワルツ
と称したとされる、このワルツ集。

1曲1曲は、楽譜1ページ程度の本当に小さな作品で、
派手さも、あまりありません。
その短い中にも、それぞれのエッセンスが盛り込まれ、
そのどれもが独特な光を放っている、
私の大好きな曲集です。



ヘンレ社の楽譜です。
しかし、光の加減か、フラッシュの影響か何かで、
あの独特な色がとんでしまい、白っぽく写ってしまいました。。(;^_^A


実際は、ほぼこのような色をしています。
ちなみに、この色は「スレートブルー」という名前です。

ツワブキ (石蕗)

2006年11月20日 | 誕生花
   

<11月20日の誕生花>
  ツワブキ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Farfugium japonicum
         Farfugium = ツワブキ属
         japonicum = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : たく吾(タクゴ)
   ・英名 : Japanese silverleaf

<花言葉>
  困難に傷つけられない、愛よよみがえれ、
  謙遜、謙譲、先を見通す能力

今日の誕生花、ツワブキの
花色は、黄です。

開花時期は、10月頃~12月頃です。

関東以西の暖かい地方では、
海岸の岩上や崖などに自生しています。
花が終わると、タンポポの綿毛のような種ができます。
葉は、蕗(ふき)に似ています。

ツワブキという名前。
形が蕗の葉に似ており、光沢があることから、
「艶葉蕗(つやばぶき)」と呼ばれ、
それが転じて「つわぶき」になったそうです。

江戸時代から栽培されており、品種の改良も進んだ古典園芸種。
葉に黄斑や白斑が入る品種は、日本庭園などに使われるようです。
切花としても使われます。

葉柄は食用や漢方薬にも用いられます。
煮物や佃煮などにされています。
風味は、普通のフキと変わらないとか。

特に九州地方で、よく食べられているようです。
奄美地方では、大晦日に欠かせない料理のひとつとして、
豚骨とツワブキの煮物があるようです。

フキは、春の香りを告げてくれるイメージがありますが、
奄美地方では、新春の食卓にお目見えするのですね。

カサカサカサ・・・

2006年11月19日 | 雑記
今の季節。

見回すと・・木々は色とりどりに紅葉して。
樹の下を歩くと、
落ち葉を踏む音、カサカサカサ・・・。

手が冷たくて。。
私の手も、カサカサカサ。
ガサガサにならないように、
しっかりお手入れしておかないと!

今日の東京地方は1日中雨模様。
冷たい雨降る霜月後半の日曜日。
街中は、カサカサカサ・・・
色とりどりの傘がたくさん。

オトギリソウ (弟切草)

2006年11月19日 | 誕生花
   

<11月19日の誕生花>
  オトギリソウ
   ・弟切草(おとぎりそう)科
   ・学名 : Hypericum erectum
         Hypericum = オトギリソウ属
   ・原産地 : ヨーロッパ
   ・別名 : 小連翹(ショウレンギョウ)
   ・英名 : Aaron's Beard

<花言葉>
  秘密、迷信、盲信、信心、恨み、敵意

今日の誕生花、オトギリソウの
花色は、黄です。
花弁・顎には、黒点と黒線があります。

開花時期は、7月頃~9月頃です。

一見ギョッとするような名前。
この名前の由来ですが、日本の伝説では・・

時は平安時代。
ある鷹匠が、この草で作った傷薬を、鷹の秘薬としていました。
ところが、とてもお人よしの鷹匠の弟が
その薬のことを他の鷹匠に漏らしてしまったため、
鷹匠は弟を斬り殺してしまった、というお話です。
このとき飛び散った弟の血が葉にかかり、
葉には赤みがかった黒点がついた、とも伝えられています。

花言葉は、この言伝えからのものが多いようです。

植物自体は、日当たりの良い山野に自生しています。
また、花がついている時期の全草を乾燥させたものが、
生薬として活躍します。

煎じ液を傷口の止血等に用いると、きれいに治るとか。
それを湿布にすると、リュウマチや神経痛、捻挫などの
鎮痛効果が得られるとか。
また、煎じて飲むと、利尿作用などがあるそうです。
(健康と美容によさそうです♪)

あまりにもお役立ちの植物なので、独り占めしたくなり、
このような名前になったのかもしれませんね。

猫時計

2006年11月18日 | 
 
猫。
結構規則正しい生活を営んでいる生き物だと思います。

わが家の猫を見ていると、だいたいの時間がわかります。
朝起きる時間と食事の時間は、ほぼ一定していますし、
1日の生活のリズムも、だいたい同じです。
人間の都合で、違う動きをすることも、もちろんあります。

朝と夕方。
「ゴハンちょ~だい♪」と、私に言いにきます。

朝は、お腹が満たされると、外の空気を吸いに出掛けます。
私が朝の家事をしている最中は、外へ出たり、家へ入ったり。
時には、一緒に遊んだり。。。

一段落すると、猫も一段落して、お昼寝。
それから夕方までは、寝ていることが多いです。

夕方。
人間よりも先に夕食です。
それが済むと、しばらく遊んでいます。
家人が帰ってくると、嬉しそうに走り寄っていきます。
それからしばらくは動きが活発です。

夜の団らんを終えると、
その後の人間の動きがどうあれ、
時間になると、サッサと落ち着き、寝ています。

季節の移り変わりに伴い、寝る場所も変わります。
ですから、猫を見ていると、だいたいの気温もわかります。

私の腹時計は、やや不正確なこともありますが、
猫はかなり正確のよう。

もし、時計がなくなったとしても、
空と猫を見ていれば、
ある程度の時間把握ができるのではないかと、
そんな風に思ったりもします。

ヤマユリ (山百合)

2006年11月18日 | 誕生花
   

<11月18日の誕生花>
  ヤマユリ
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Lilium auratum
         Lilium = ユリ属
         auratum = 黄金色の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 鳳来寺百合(ホウライジユリ)、
        吉野百合(ヨシノユリ)、
        叡山百合(エイザンユリ)
   ・英名 : Golden-rayed lily

<花言葉>
  威厳、荘厳、甘美、人生の楽しみ、
  飾らぬ美、純潔、飾らない愛

今日の誕生花、ヤマユリの
花色は、白です。
白い花びらの中心部に黄色い筋があり、
紅色の斑点が、ほぼ花びら全体にあります。

とても大きな花で、ユリ科の中では最大級。
甘く濃厚な香りを放ちます。
その風格から、「ユリの王様」または「ユリの女王様」
とも呼ばれるくらいです。

開花時期は、7月頃~8月頃です。

ヤマユリは多年草で、発芽から開花まで5年程かかります。
開花語は、1年に1つずつ花を増やしていくと言われており、
古い株ほど多くの花をつけます。
花の数で、ヤマユリの年齢がわかるかも?

ユリの花粉は、衣類等についてしまうと、
なかなか落ちません。

立派なおしべは、ビジュアル的に、とても美しいと思います。
でも、花粉のことを考えると厄介なこともあるんです。
生け花の際は、おしべの先を処理することもしばしば。

切り花の場合、花が開き始めた頃に、
おしべを取るのがオススメです。
この頃ならば、まだ花粉が周囲につくことが少ないからです。
また、おしべを取ってしまっても、開花には支障ありません。

すでに開いた花の場合、
ティッシュペーパー等で包むようにして
おしべを取ると良いでしょう。

もしも、花粉が衣服についてしまったら・・・
粘着性テープで取りましょう。
テープがなければ、軽くはじくようにはたくと良いです。
絶対に、こすらないでくささいね。
こすると、繊維の中に入り込む可能性がありますので。

フキ (蕗)

2006年11月17日 | 誕生花
   

<11月17日の誕生花>
  フキ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Petasites japonicus
         Petasites = フキ属
         japonicus = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 蕗の姑(ふきのしゅうとめ)
   ・別表記 : 苳
   ・英名 : Butterbur

<花言葉>
  公平、私を認めて

今日の誕生花、フキの
花色は、黄、淡黄、白です。
フキノトウ(蕗の薹)がフキの花です。

開花時期は、2月頃~4月頃です。

茎は、地上で伸びるのではなく、地下茎です。
葉より先に花茎が出てきます。
これがフキノトウ(蕗の薹)なのですね。

冬に黄色の花を咲かせるところから、
「冬黄(ふゆき)」がつまって「フキ」になったとか。
また、古くには「布々岐(ふふき)」とも呼ばれていたそうです。

北海道や東北には巨大なふきが自生しており、
この野生種を栽培したのが「秋田ふき」です。

葉の直径1メートル、高さ2メートルと、大きいですね。
葉の下で雨宿りをしたり、傘(日傘)代わりになるくらい。
葉は堅くて、食べると苦みがあるようです。

北海道のアイヌの伝説に、
コロポックル(korpokkur)という小人がいます。
アイヌ語では「p」と「b」の音を区別しないので、
「コロボックル」とも呼ばれます。
(私は「b」の方がお馴染みでした。)

コロポックルとは、アイヌ語で「フキの葉の下の人」という意味で、
フキの葉1枚の下に10人が入れるくらいの小人だとか。

あなたも、大きなフキの葉の下に立つと、
別世界に迷い込んだような気分になるかもしれません。

サザンカ (山茶花)

2006年11月16日 | 誕生花
   

<11月16日の誕生花>
  サザンカ
   ・椿(つばき)科
   ・学名 : Camellia sasanqua
         Camellia =ツバキ(カメリア)属
         sasanqua = サザンカ(日本名)
   ・原産地 : 日本
   ・英名 : Sasanqua

<花言葉>
  困難に打ち勝つ、ひたむきさ、ひたむきな愛、
  理想の恋、謙譲、謙遜、譲る心、無垢、愛嬌、敬愛

今日の誕生花、サザンカの
花色は、白、桃、紅です。

開花時期は、10月頃~2月頃です。

サザンカによく似ている花に、ツバキがあります。
違いを見分ける大きなポイントは、2つあると思います。

まずは、花の咲く時期でしょう。
サザンカは、主に秋から冬にかけて咲きます。
ツバキは、主に年明けから春にかけて咲きます。
1~2月は、区別がつきにくい。。?(;^_^A

それから、花の散る様子でしょうか。
サザンカは、花びらが1枚ずつ、
それぞれのタイミングで徐々に散ります。
ツバキは、花が丸ごとそのままポトリと落ちます。
ですから、散っている花を見て、
花びらがたくさん散っているようならばサザンカで、
花の形がそのままであるならばツバキですね。

私の生息地付近では、サザンカが目立つ季節になりました。
サザンカが咲き始めると、冬の訪れを感じます。

子どもの頃は、花よりも、歌でサザンカに馴染んでいました。
「たきび」という歌を、ご存じでしょうか?

ごんべいの雑学村さんの『なつかしい童謡・唱歌』のページに
「たきび」がありますので、
興味のある方は、聴いてみてくださいね。

  「たきび」 (← クリックしてね♪)

開いた右ページにある「あいうえお」のインデックスより、
「た」 をクリックして、さらに、
たきび[歌詞と演奏] をクリックしてください♪

テンプレートの編集 (27)

2006年11月16日 | テンプレート
 
今日は11月の第3木曜日。
世界的に、ボジョレーヌーボーの解禁日です。

ということで、テンプレートも
ワインをテーマにしてみました。

巷では、ちょっと盛り上がりに欠けるようです。
それは、試飲を控えるところが多くなったからです。
飲酒運転に繋がらないように、との配慮からなんですね。

今年のワインの出来は上々との前評判。

わが家も、毎年1本予約します。
おつまみは、何にしましょうか?

チーズの盛り合わせは、手軽で美味しいですね♪
チーズが大好きな私。
ブルーチーズも美味しくいただけます♪(*^▽^*)

小さなカナッペも、いいですね♪
トッピングにバリエーションをつけると、
好きなものだけ選べますし、
いろいろな味を楽しむことができます♪

うふ、楽しみ~♪