いつものように間が空いてしまいましたが、まだまだ続く2019年の滋賀京都。
2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)
2019年の滋賀京都旅行・3(滋賀・町おこしの主役☆豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・4(豊郷町のレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・5(彦根☆花しょうぶ通りのレトロ建築)
最初に書きましたが毎年恒例、主人との秋の記念日旅行。
(実際の結婚記念日は11月末だけど仕事状況により毎年10月か11月半ば)
記念日旅行の宿泊地は夫が決めます。
彼はゆっくりしたく、「温泉と食事」に重きを置くのでレトロや風情だけでは選んでもらえません。
でも2019年は「滋賀に行く」と言ったので、ひそかに「わぁ~い」と思いました笑
別に亭主関白とかそういうのではなく、行けば結局はどこでも付き合ってくれるのです。
(炭鉱跡や鉱山跡は道が悪い・狭いから嫌がるけど)
さて、彦根では前回記事の「花しょうぶ通り」を歩いて、彦根城へ行く時間はなかったので、同じエリアの
袋町遊廓跡を急いで撮り歩きました。本当に急いでいた。
なので撮り方が画一的で申し訳ないです。
袋町遊廓。袋町という地名は今は無く、現在の河原二丁目の一角になります。
持っている「全国遊廓案内」によると、彦根町遊郭として記載がありました。
明治9年創立、貸座敷65軒、娼妓約85名、なぜか福岡、佐賀、埼玉の女が多い、とあります。
現在は小料理屋・スナック街になっています。
当時の屋号もかかげたままです。
こうしてスナックなどに転用されていると入ってみたくなる。
横長の木造建築・大和塀や弁柄格子・手すりの透かし彫りなど
色街風情というのか、花街のような雰囲気もあります。混在していたのかな。
どちらにしても、やっぱり城下町に遊里あり。川もあり。
植木がいっぱい。
路地に弁柄格子に店先の園芸。
過去と現在の境目のような錯覚に・・・浸っている暇はなく^^;
こちらもすごく風情があります。
お住まいのようでした。
2階の大和塀が素晴らしい料亭。
うわーー入ってみたいなぁ!
左側の透かし彫りとか、もっと接写してくればよかった。
こちらはもう営業してなさそう、斜め入口の元スナック?
いい雰囲気だから建物このまま活用されるといいな。
全体的に空き家は少なく、転業スナックや普通にお住まいだったり、寂れた感はありませんでした。
いや2年前だから今はわからないけど・・
中には昭和中期か後期かに建て替えたっぽい小さなビルもありますが、それも時を経て味が出ています。
しかしながら、木造の遺構の存在感が印象に残りました。
後から色々調べたら見逃しているものが多かったので、いつか再訪したい本気で。
次は醒ヶ井のヴォーリズ建築や、そのあとは鉱山跡へ!
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