現在の札幌の漁師については前回の記事の通りですが、酪農家については把握されています。
札幌市内の酪農家は7戸(育成専門農家を含む)で、北区篠路、屯田地区、東区中沼、手稲区前田などで
主に乳用牛を飼育しています(肉用牛専業農家は1戸)。
この他に、農業専門学校や大学等の研究機関計3戸で、生乳を出荷しています。
(令和3年2月1日現在 札幌市役所HPより)
北区篠路町福移にある篠路破砕工場の前に、こんなバス停があります。
「酪農団地」
こんな看板も
現在、酪農家が2戸営農しています。
この酪農団地、札幌市が市街地で酪農を営む人達を近郊に誘導して団地化し、生産効率の良い酪農経営を図ることを
目的に進められ、福移地区には当初4戸が移転したそうです(昭和62年頃)。
札幌市が進める、市の周りを緑で包むグリーンベルト構想のグリーンベルト地帯に酪農団地を配置しようとしたそうです。
米の減反で牧草地になっている土地やあまり有効に使われていない調整区域の土地を酪農に利用する事と、酪農家も周囲が
宅地化され、近所から臭いや騒音のなどの苦情も寄せられ、後継者がいても今後についての事業継続についての悩み解消と
いうのが、酪農団地の誕生した背景だそうです。
と、言うことらしいのですが、この酪農団地についての資料がほぼないです。中央図書館でヒットした本はわずか1冊。
福移地区の他には拓北地区に1戸、酪農団地があるところまでは調べられたのですが(ネットではこの他に前田地区に1戸?)
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