もたもたしている暇は無い。
6日(金)から9日(日)までの鈴鹿行きが、目の前に迫ってきた
この先ず~っとなのか、あと数年なのか?
いつまでになるのかはわからない。
来年以降、しばらくは、実質的に鈴鹿でF1レースを観戦する事ができなくなった。
(ワタクシの推測に過ぎないが)トヨタのなりふりかまわぬ政治力が実を結び、来年からの日本でのF1GP開催は、フジスピードウェイに決定されている。
フジで開催されるのが10月、ならば春頃に鈴鹿での開催も夢ではないはず、、、、、、
と、わずかな期待を胸にしてきたが、それも無理な様子になってきた。
F1レースを統括するFIAという組織の総会で、来シーズンの最終的なレースカレンダーが決定されるのだという。
この総会が終わるまでは、来シーズンの鈴鹿での開催の可能性が無いわけではない。
しかし、この総会とやらが開かれるのが12月になるため、ここで来年春の鈴鹿での開催が決定されたとしても、今度はレース開催のための準備期間が足りなくなって間に合わないのだ。
フジとFIAとの契約が、向こう何年間の契約なのかはわからないが(調べればわかるのかな? よし。)、鈴鹿でのF1GP開催は、少なくともあと5年くらいは無理だろうという説が有力になっている。
その上、最新ニュースによると、2010年から韓国でF1レースを開催するという契約が結ばれたようなので、いよいよ鈴鹿が入り込める余地が少なくなってしまったわけだ。
という事で、今年の鈴鹿F1GPを見逃すわけにはいかない。
来年からのフジでのF1GPを観戦するかどうか、、、、、、?
これは、別問題として、、、、、、
是非とも、鈴鹿へ
そういう思いはワタクシ達だけではないようで、今年の日本GPに関しては、オークション・シーンでも関連するチケット類の相場が、グラグラと沸騰して煮立っている状況のようだ。
オークションでは、
グランドスタンドの「S2」エリアで観戦券、指定席券込み、ペアで10万円余りの席が20万円以上、
一番最高値の「V」エリアでは、ペアで計13万8000円の席に35万円以上、
さらに、ピット上階の特別エリアで観戦する「パドッククラブ」(ビュッフェスタイルの食事とフリードリンク、記念グッズ、専用駐車場、ピットウオークつきの豪華チケット)は、ペアでオークション開始価格50万円に対し80万円の入札があったという。
なりふり構わずオークションで競り出されるのは、観戦座席のチケットだけではない。
サーキット内駐車場の駐車券(1台3000円)が、5万円以上の相場だという。
5万円以上も出してサーキット内の駐車場にクルマを置いても、大渋滞のために、レース終了後2~3時間はそこから出る事ができないはずだが、、、、、、
そして、名古屋から最寄り駅までのJR・伊勢鉄道直通臨時列車の特急券(ペアで3100円)までもが1万円以上の値が付いてしまったとは、、、、、、、、、、、
鈴鹿サーキットの指定券は、6月中旬に既に売り切れていて、例年では当日でも買う事ができた自由席券は9月中に売切れてしまったそうだ。
という事で、鈴鹿サーキットではこれ以上のチケットを売らないために、今年の入場者数は、早くも確定してしまった。
15万4千人
この異常にバブリーな状況が生まれた背景には、次のような事象が影響している。
鈴鹿でのF1GPが今年で最後(ワタクシは、是非とも復活してくれる事を信じているが)という事であり、
また、フェラーリのシューマッハが今年限りでの引退を表明したという事、
ホンダのバトンがF1参戦第3期初の優勝を遂げた事、
そして忘れてならないのが、まだまだ戦績は上がらないものの今年からオールジャパン体制で参戦しているスーパーアグリ
満を持して投入されたSA06というマシンが、来年、SA07にバージョンアップする事ができるのか?
と、
今年の状況を観る限り、こういう疑問が浮かんでは消えていくが。
おそらく、周辺のホテルの宿泊についても、さきほどのオークション・シーンと同じような状況になっていると思われる。
サーキットから直線距離にして50キロ圏内の宿泊施設は、決勝日の前日は、とっくに満室状態のはずだが、この時期、ネット上のF1情報の各種掲示板上には、宿泊権という聞きなれない言葉が飛び交っているはずだ。
宿泊権、、、、、、?
そんな言葉があるのだろうか?
その掲示板には、こういう書き込みがされる、、、、、、
「F1レース観戦のために、○○市内の△△ホテルに予約していましたが、もっと近い××ホテルに予約する事が出来ました。最初に予約していた△△ホテルの宿泊権を、希望者の方にお譲りします。ただし、△△ホテルの予約に際しては随分と時間と労力を使ったために、それ相応の対価をいただきます。」
どうだろうか?
これで宿泊権という言葉の意味が理解できただろうか?
予約した人物(掲示板に書き込んだ人物)の名前を使って宿泊できる権利、、、、、
といった所だろうが、それなら電話1本でキャンセルするなり、何も上乗せしないでどなたかに譲ってあげれば良い物を、わざわざそれ相応の対価を要求してくるという事は、満室状態の中、なんらかのコネで宿泊予約する事ができるヤツにより計画的なぼったくりに違いない。
このそれ相応の対価とは、具体的にいくらくらいなのかは全く不明だが。
ここで間違えてほしくないのは、いくら売り手相場とはいえ、ほとんどの鈴鹿周辺の宿泊施設ではプレミア料金を付けてぼったくったりはしないという事。
なんらかの紳士協定が存在するのだろう、せいぜい、夏休みなどに適用するシーズン料金を設定する程度で、ほぼ通常期と同じ料金設定をしている。
ここからは、駐車場のお話。
レース期間中は、サーキット周辺の空き地が臨時の有料駐車場としてオープンする。
相場は、1日あたり¥3,000~¥5,000。
いったいどういう団体なのかが不明だが、この有料駐車場の予約をネット上で受け付けているサイトがある。
このサイトを見つけた時には、これは便利だなぁと思い、ワタクシも思わず予約しそうになったのだが、料金が前払いだという点に警戒心が強まってきたのでそのサイトには手を出さなかった。
そのサイトは、例年、それなりに問題なく駐車場の予約業務をこなしていたようだが、どうやら今年はトラブっている様子だ。
前払い金を取って予約を受け付けておきながら、業務を放棄したのだそうだ。
返金を求めて連絡しても全く応答が無いという、、、、、、、
ワタクシの場合は、運よく名古屋市内のホテルの予約も取れたし、4年前にたまたま発見した格安の駐車場にも予約する事が出来た。
周辺にうごめくアヤシイ罠に落ちる事無く、、、、、、、、、、、、、、、
さて、そろそろ鈴鹿行きの準備に取り掛からねばならない