こうして、諏訪市の国道沿いのホテルに宿泊。
ホテルの近くで夕食をと思い、カーナビの案内でバーミヤンに向かったが、ナビが指示する場所には何故かバーミヤンが無い、、、、、
花の金曜日夕方のラッシュ帯を、諏訪市から茅野市を行ったり来たり、飲食店を探して走行してみたが、イマイチ興味をそそるお店が見つからない。
そんじゃラーメンでもと思って入ったラーメン店で、生まれて初めて『つけめん』とやらをオーダーしてみた。
が、これはミステイクだった。
冷えた麺とつけ汁の脂っこい具がからまると、もっと脂っこくなってしまう。
これならば、普通に熱々のラーメンをオーダーすれば良かった、と反省しながら食するつけめんは、さらにワタクシの味覚とのミスマッチ度を高める。
今後、この先、どこの街へ行っても、つけめんをオーダーする事は絶対にしないと誓って、
大浴場付ビジネスホテルで休養を取る。
翌日、3日目となる9月11日は、美ヶ原高原に向かう。
新穂高ロープウェーの時とは違って、特に早起きする必要も無いが、手持ち無沙汰なので8時ごろにホテルを出発。
ホテルから美ヶ原高原の駐車場まで、一般道を通っておよそ42km。
前日の新穂高ロープウェーで日焼けしたのだろうか、何故か唇がヒリヒリするので、コンビニに立ち寄ってリップクリームを購入。
9時過ぎ。
高原に向かう上り道を走行中、山々の向こう側に雲海が見えた。
画面真ん中から右よりの白い塊である。
肉眼ではもっとはっきり雲海が見えていたのに、写真ではぼんやりしているのが悔しい。
しかし、この撮影ポイントは、どこだったのだろう?
地図を見直してみると、和田峠の可能性が大だが、今となってはわからない
さっきの雲海写真を撮った近くの展望駐車場にあった、古びた案内看板。
これでは、さっぱりわかんないが、あきれる前にほのぼのとしてしまう。
これは、ある種のクイズなのだろうか?
9時45分。
美ヶ原高原ホテル山本小屋ふるさと館に到着。
ここの駐車場は町営で、ホテルに宿泊しなくても駐車場が無料なのは調査済み。
ワタクシは、精神も皮膚もヤワな体質なので、日焼けが気になってきた。
前日の新穂高ロープウェーでは帽子(キャップじゃなくてハットね)を被って対応したが、この日は首筋にタオルを巻いて、さらに装備を万全にする。
半袖Tシャツでもいけそうな気温だが、長袖シャツを着込んで、メロンパンの入ったデイバッグを背負って、準備万端
ふるさと館からすぐ近く、少し歩いてみると、標高1990mの牛伏山頂上に。
牛が伏せている姿に似ているから牛伏山と命名された、というのは、ワタクシの近くを散策していたグループの会話からの情報。
10時17分。
牛伏山を降りて、歩き出す
放牧されている牛たちが、のんびりごろごろしているのを横目に歩いていく。
美しの塔に到着。
濃霧や悪天候で視界が利かない時に、この塔の鐘を鳴らして方向を知らせるのだそうだ。
これまでの落雷のため、この塔は磁力を帯びてしまい、磁石が狂うという。
塔の内部の写真を撮り忘れてしまったのが気がかり。
どなたかご協力を。
11時5分。
塩くれ場に到着。
美ヶ原牧場では、5月から10月にかけて放牧される。
昭和45年に牧場が整備されるまでは、このあたりの岩の上に塩をまいて、放牧した牛馬に塩をくれた事から、『塩くれ場』と呼ばれるらしい。
大きな岩のところどころが凹んでいるのは、牛馬が岩の上の塩を舐めた痕跡らしい。
さほどのアップダウンは無く、天気は上々。
心地よい風もあるので、長袖シャツを脱ぐ事は無かった。
塩くれ場までの途中で見えた風景。
画面中央、かすむ大きな山のシルエットは、誰もがみんな知っているあの山に間違いない。
このアングルで、夕陽か朝陽か雪景色で、良いカメラと良い腕があればうんと良い写真になりそう、、、、
まだ写真が残ってるので、次回に続く