ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ラジオ英会話8月のまとめ(助動詞)

2024-09-02 07:10:48 | まとめ
今年は、ラジオ英会話をまとめている。


8月は助動詞。助動詞は、「指定ルール」の一種だと思うけど
8月29日の最後「助動詞は心を映すカテゴリー」として
 独立したものと見ているみたいなことと
9月は「説明ルール」をやるみたいなので、
 (「指定ルール」をやるんならまとめられるけど、そうではないので)
8月助動詞でまとめてしまいたいと思います。



■助動詞
 助動詞は話し手の心理を示し(P12)イメージがある。
 助動詞とイメージ、放送日をまとめると、こんな感じ

 can イメージ:潜在 
     能力・自由   7月29日
     許可      7月30日
     潜在的可能性  7月31日

 may イメージ:開かれたドア
     許可      8月1日
     推量      8月5日

 must イメージ:高い圧力
     義務      8月6日
     強い確信    8月7日

 will イメージ:見通す
     予測      8月8日
     意志      8月19日

 should イメージ:進むべき道
     アドバイス   8月20日
     確信      8月21日

ought to shoulとほぼ同じ意味
     アドバイス   8月21日(p63)
     確信      8月21日(p63)



■助動詞相当のフレーズ
 助動詞は1語だけど、いくつかの語(フレーズ)で
助動詞と似た意味を持つものがあります。その紹介
※「似た意味」であって、同じではない。

 be going to:未来を表す表現(willとの違い)
             8月22日
 have to:高い圧力(mustとの違い)
             8月26日

 use to:過去と現在のコントラスト
 had better:切迫感
             8月27日



■助動詞は重ねて使わない
 助動詞は2つ重ねて使えない。
 2つの心理を同時になることができない(p82)ため
 そこで助動詞+助動詞相当のフレーズ(事実描写)を使う
 助動詞+助動詞相当のフレーズは、一語として一息でいう

 should be able to     8月28日
 will have to       8月29日

※つまり、助動詞相当のフレーズは心理ではなく、事実描写という
 違いがある



では次回「説明ルール」のまとめで!


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「3か月でマスターする世界史」全体のまとめ

2024-08-18 08:47:53 | まとめ
以前、「3か月でマスターする世界史」のまとめの12回のとき

「論調がちょっとちがっている。
 詳しくは、全体のまとめで書こうと思う。」
と書いておきながら、全体のまとめを書いていなかったので、
今日はその「全体のまとめ」を行いたいと思います。



■広域支配の方法「帝国」と「帝国主義」

 世界史でいくつかの国にまたがって支配する「広域支配」という状態
になったことは度々あるのですが、この広域支配には、大きく2つの
方法が世界史上、あr他われているようです。
その2つが「帝国」と「帝国主義」



■「帝国」による広域支配

 支配する側が税金を取り、その代わり、支配地域の防衛をしてくれる。
 そして、支配する側と支配される側の交通網を整備・統一し、貿易
 を促進する(そのため通貨も統一する)
 基本的に、支配される側の自治が認められている
 →支配地域から税金を取るが、支配地域を経済的搾取・文化強制をする
  のではなく、地方の文化・自治を認めた緩やかな支配
  (国家のフランチャイズ?)

具体例:帝国主義が現れるまでの広域支配はすべてこれ

(13Cまで)
ヨーロッパ:
   東西ローマ帝国

ペルシア:
   アケメネス朝ペルシア(BC6C~BC3C)
   ササン朝ペルシア(BC3C~AD7C)

イスラム
   ムハンマドの啓示(610頃)
   正統カリフ時代(661~)
   ウマイヤ朝(661~)・後ウマイヤ朝(756~)
   アッバース朝(750~1258)
     →ファーティマ朝、ハムダーン朝、ブアイフ朝、サーマーン朝、
      カラハン朝、ウィグルに分断

中国
   秦・漢←匈奴の攻撃(遊牧民族)
   北魏・隋←鮮卑、五胡
   唐←突厥
   北宋←契丹と共存
   南宋
   
(13C)
   元(大元ウルス)→金、南宋を滅ぼし、さらに広域に
    →ジュチ・ウルス(キプチャク・ハン国)
     フレグ・ウルス(イル・ハン国)
     チャガタイ・ウルス(チャガタイ・ハン国)に分裂

(14C)
  ポスト・モンゴル
   オスマン帝国(1300頃~1922)
   ティムール朝(1370~1507)
   サファヴィー朝(1501~1736)
   ムガル朝(1526~1858)



■「帝国主義」による広域支配(植民地支配)

 「支配する側」と「支配される側」に分け、
 「支配する側」は「支配される側」から交易により資源・財産を搾取する。
 しかし、「支配する側」は「支配される側」が求める資源・産物を
 必ずしも持っていないので、搾取に限界がある。
 そこで低コストで集められる資源をどこか(中継国)から取得し、
 それを売りつけるという形をとる

 例1:奴隷貿易(三角貿易)
    「支配する国」→「中継国」:
       イギリスー(銃・織物)→西アフリカ
    「中継国」→「支配される国」:低コストの資源=黒人奴隷
       西アフリカー(黒人奴隷)→アメリカ
    「支配される国」→「支配する国」
       アメリカー(砂糖・綿花)→イギリス

 例2:アヘン貿易
    「支配する国」→「中継国」:
       イギリスー(綿織物)→インド
    「中継国」→「支配される国」:低コストの資源=アヘン
       インドー(アヘン)→清(中国)
    「支配される国」→「支配する国」
       清ー(茶・銀)→イギリス

 「支配する側」は国家としてのまとまりをもち、
 正当性を主張するための何らかのイデオロギーを持つ

具体例:
 ヨーロッパの絶対王政・重商主義を経た後の
   イギリス + 植民地
   フランス + 植民地
   ドイツ  + 植民地
   ロシア帝国(領土を拡大していった)
   アメリカ(ヨーロッパの植民地→独立・領土拡大→フィリピン植民地)
   日本   + 植民地?領土拡大?(韓国・満州・台湾)

※帝国主義がすすむにつれ、帝国は崩壊し、帝国主義(の植民地側に)
 組み入れられるようになった


■そしてどうなった

※ここから先は、第12回のところです。放送内容ではなく、
 個人的見解を書きます
(=以下のことは放送でははっきり言っていない。自分の受けた印象)

戦後、支配する側は西側諸国となった。
(ロシアはこれに入らず、社会主義陣営(ソ連)を形成していった(東側))

国際連合・国際連盟は西側諸国+ソ連の支配する国が中心のため、
支配の分割方法を調整するだけで、平和には結びつかない
  国際連盟→第二次世界大戦を結局招く
  国際連合→ウクライナ紛争後、実質機能していない
       (機能不全の例:イスラエル)

しかし、帝国主義は、いつかは破綻する(植民地から搾取しつくしてしまえば、搾取するものがなくなるから、その時点で終わる)。

 第二次世界大戦後、「大東亜戦争」(太平洋戦争というと、真珠湾とか太平洋が中心だけど、そっちじゃなく、ビルマとかの戦線の方)で生き残った「陸軍中野学校」卒業生等は現地住民とともに「大東亜共栄圏」をマジに実現しようとして現地民を教育し、独立運動へもっていった(が、結局それは独立ではなく日本支配だということが見透かされ、どこも日本は撤退させられるが、独立できるまでの組織化に日本が関与したから独立できたことは確か)

 例:
  ビルマ(ミャンマー) →アウンサン将軍:ビルマ国民軍
  インド→チャンドラ・ボース:インド国民軍・自由インド仮政府
  インドネシア→日本支配→協力したスカルノ:インドネシア独立戦争

これらの独立をきっかけに、アフリカ・アジアで次々と独立。
西側諸国の植民地支配ができなくなってきた。

そこで、植民地支配のうまみを残すため、信託統治という方法を利用する
こともあったが、実際には経済的支配(通貨の利用)などにより、依存という
名の搾取を続けている。



■今後はどうなる

(ここは本当に個人的見解=独断と偏見)

 資本主義というのは、この搾取構造がベースにあり、世界は資本主義で
回っているので(社会主義は失敗してわずかな国しか残っていない)、
植民地構造は形は変えるにしても残って当然、貿易依存は当然という
考えになっていた。

 ところが、ウクライナ紛争でロシアがSWIFTから外されても、(=貿易
出来なくても)国家がやっていけることから、今まで搾取されてた植民地
並の国家は、「もしかしたら資本主義・西側諸国に依存しなくても、
1国でやって行けるんじゃね?」と思い始め、各国が独立し、
アメリカ等の西側諸国に対抗するためにゆる~く結束するという
(帝国・帝国主義とは違う)「新しい広域連合の形」ができて来た

 その一つがBRICSであり、



■何が12回で論調が狂ったのか

 この「3か月でマスターする世界史」では、「帝国」と「帝国主義」を明確に分けている。

 そして、「帝国」は「帝国主義」につぶされたものの、システム的にはいろんなところで起こり、永続可能なんだけど、
 植民地に依存する「帝国主義」は、資本主義の本質に根差しているものの
植民地がなくなれば終わってしまうものなので、いつかは終わる
(ってか、もう、植民地は作れないので、西側諸国は、いままで国民として1つにまとまっていたものを、支配する「富」の側と、支配される「貧」の側にわけ、「貧」の方から搾取するという方法に変わりつつある)。

 って、普通見ている人は思うと思う(つまり、世の中は変わる)。

 ところが12回で、この区別をなくし、まるで資本主義というのが、これからも続く、国際間の依存を前提とした貿易も続くような感じで、 アメリカ1国集中がなくなって、基準がなくなったみたいなことを言いだしたから、見ている人は、ついていけなくなった・・・

 見ている人としては、いやいや、帝国主義も、そのもとにしている資本主義や貿易による他国依存経済は、もう無理でしょ、国がそれぞれ独立して、(
斎藤幸平氏などが唱える)新しい資本主義だよね、そういう国が独立して、帝国より弱い新しい広域支配が今始まろうとしてるよね・・・って思って12回を見始めたと思うんですよ(少なくとも自分はそう)

 なので、12回を見て、大いにズッコケ、「いままで見て来たのは、
何だったのかあ~」と思わずにはいられない・・・っていうと大げさですね
それ関係なく、世界史のまとめには、いい内容だったと思います
(12回以外は。ただし、1、2回は見ていないのでわかんないけど)



■いままでのまとめ

   

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ラジオ英会話5月から7月のまとめ(基本文型)

2024-08-17 08:54:34 | まとめ
前にラジオ英会話の5月のまとめを書いたんだけど

5月から7月までが「基本文型」として一つのまとまりだったので、
5月のまとめを改めて、「5月から7月のまとめ(基本文型)」として
シェアしたいと思います。



■ラジオ英会話 4月では

4月は基本文型と、2つのルール(指定ルール、説明ルール)について
概要を説明していました。

5月から7月は、このうち基本文型についてやっていきました。
基本文型と、一般的な英語の授業で習うS/V/O/Cとの関係は、
↓のようなかんじ

・SV  → 自動型
・SVO → 他動型(リポート文)
・SVC → 説明型(説明型オーバーラッピング)
・SVOO → 授与型
・SVOC →目的語説明型

では以降、5月から7月の基本文型のまとめ



■主語について

 「基本文型のそれぞれに進む前に」、「すべてに共通する要素である」(5月号12ページより引用)主語について、初めに学習しました

・主語を言ったらすぐ動詞(一般的な話) 5月4日

・各論
  ・be動詞の場合            5月5日
  ・長い主語(前置詞句が加わる等)  5月6日
  ・無生物主語            5月7日

・主語の拡張
  ・動詞-ing,to不定詞         7月15日
  ・that節              7月16日
  ・whether節            7月17日
  ・wh節               7月18日



■他動型(SVO)

・他動型の基礎
  :動詞による働きかけが名詞におよぶ 5月13日

・各論 
  ・目的語に代名詞を使う場合(目的格)5月14日
  ・文型を間違えやすい動詞(他動型) 5月15日

・目的語の拡張
  ・to不定詞・動詞ing形        7月22日
  ・これから動詞(to不定詞のみ取る動詞)7月23日
  ・リアリティ動詞(動詞-ing形 〃 ) 7月24日
  ・to不定詞・動詞ing形で意味が変わる 7月25日



■自動型(SV)

・自動型の基礎
  :表すのは単なる「動作」       5月16日

・各論
   ・動詞+前置詞(群動詞、句動詞)  5月20日



■説明型(SVC)

・説明型の基礎
   主語の説明「動詞」+説明語句    5月27日

 各論:説明語句に来るもの
   ・前置詞句             5月28日
   ・to不定詞             5月29日
   ・動詞ing型(進行形)        5月30日
   ・過去分詞(受動態)        6月 3日
   ・節
     that節             6月 4日
     if/whether節          6月 5日
     wh節             6月 6日

・説明型オーバーラッピングの基礎
 説明型のバリエーション(6月号P32)
 Be動詞の=の意味に加え動詞の意味が文全体を覆う(オーバーラップ)
  感覚印象(の動詞。lookなど)     6月10日
  さまざまな動詞            6月11日
  comeとgo               6月12日
  get                  6月13日




■授与型(SVOO)
・授与型の基礎
  あげる、くれる「動詞+目的語+目的語」6月17日

・各論:
  マイナスの授与(奪う)        6月18日
  授与を表すそのほかの形
   :(SVOO→SVO to/for O )      6月19日



■目的語説明型(SVOC)     

・目的語説明型の基礎:
  「動詞+目的語+説明語句」の形
  目的語と説明語句が=又は主語述語関係 6月20日


・各論:説明語句に
   過去分詞              6月25日
   to不定詞:toは指し示す→のイメージ
     「押す」動詞と相性がいい    6月26日
     それ以外の動詞         6月27日
   使役構文(動詞+動詞原形)make   7月 1日
                have   7月 2日
                let    7月 3日



■リポート文

・リポート文の基礎
  主語の思考・発言・知識などをリポート:説明ルール
    that節              7月 4日
    if/whether節           7月 8日
    wh節               7月 9日

・各論:時制の一致
    主節動詞が過去なら従属節内も過去 7月10日
    時制の一致は絶対ではない     7月11日

※リポート文は、大西先生は「基本文型ではありません」(7月号p24)
 としていますが、他の文法書では、think/believe/know+that節を
 SVOとみなしているようです。


■文型にまたがるお話

※文型と動詞の話
  ・動詞がどの文型で使われるか
     :文型の意味と動詞イメージの相性5月21日
  ・動詞が複数の文型で使われる場合
     :文全体の意味は文型固有の意味 5月22日
  ・名詞が動詞になる
     :動詞の位置にあればそれは動詞 5月23日  




7月号は、リポート文の後、主語の拡張、目的語の拡張となるのですが、
それぞれ「主語について」「他動型(SVO)」に入れておきました。

では、次回「助動詞のまとめ」で!

おまけ↓
【2024年4月最新/初心者向け】独学で英語ペラペラ!「NHKラジオ英会話」効率的な最強の勉強法・完全解説【テキスト/レベル/番組表】

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古事記に出てくる神様って、名前に意味があるんですって!

2024-07-30 08:01:15 | まとめ
最近、いろんな神様に名前を聞きますよね!
で、6月29日、30日に、放送大学の面接授業で、
古事記を学んできて、神様の名前いっぱい教わって
まとめたんだけど(そうだ、これまとめきれてない!)
公開していないので、今日はまとめたところまで
をお披露目します。

■古事記に出てくる神様の名前 その1
宇宙開闢からいざなぎ、いざなみまで

神様の名前には意味があって、ここは
世の中ができていく様子が、神様の名前
であらわされているんだって!
原野→泥とすな→杭を建てる・・・のように

■古事記に出てくる神様の名前 その2
国生み
いざなぎ、いざなみはまず、国を作るそうな。
その国というか島というかを作っていった様子

■古事記に出てくる神様の名前 その3
神生み
で、神様を生んでいくんだけど、
この生み方にも意味があるそうな。
まず、家に関する神様、次に水に関する神様、風木山など自然の神様・・・
とだんだんと広がっていく

■古事記に出てくる神様の名前 その4
神生み~いざなみがなくなるまで
■古事記に出てくる神様の名前 その5
イザナミ死んだとき(黄泉の国の話まで)

■古事記に出てくる神様の名前 その6
いきなり筑紫編(いざなぎが禊に行く)

このあと、天の岩戸、ヤマタノオロチって続いていくんだけど、
まだまとめてない。今日はここまで

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第一次世界大戦、第二次世界大戦、きっかけは日本って話

2024-06-26 07:21:38 | まとめ
三か月でマスターする世界史、第11回、第12回のまとめ
第11回
日露戦争をきっかけに、イギリスはロシア、フランスと近づいた。
日露戦争の時ロシア側についたドイツは孤立したため、
イタリア、オーストリアハンガリーと結びつき、
オスマン帝国が崩壊したセルビアで衝突、第一次世界大戦が起こった。
ってことで、第一次世界大戦のきっかけは日本(が日露戦争で勝ったこと)

第一次世界大戦のあと、国際連盟ができて、世界は平和になった。
けど、その平和は満州事変で破られ、その後ナチスでヒトラーが出てきて、
第二次世界大戦となった。
ってことで、第二次世界大戦のきっかけも日本(が満州事変を始めたこと)

この戦争でヨーロッパの帝国主義は衰退し、
ヨーロッパ以外のアメリカが勝敗を決めるようになった

で、第12回なんだけど。。。

論調がちょっとちがっている。
詳しくは、全体のまとめで書こうと思う。


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中国とヨーロッパの立場が逆転する14~19世紀のまとめ(+おまけ:繁殖奴隷について)

2024-06-11 07:06:13 | まとめ
NHK Eテレの「3か月でマスターする世界史」の続き
第9回、第10回のまとめ。
中国とヨーロッパの立場が逆転する14~19世紀の話 
結局2枚になってしまって、1枚目に10回の内容(清王朝のところ)が少しはいってしまっている。2枚目は最後詰め込んだ・・・

【これまでのまとめ】

P.S おまけ:
上記で「三角貿易」って書いてあるけど、
三角貿易が終わった後も、奴隷制は終わっていない。
じゃあ、どうやって奴隷は供給されたのかというと、
「繁殖奴隷」という奴隷の女性がいて、
その女性に奴隷所有者や繁殖奴隷の男性によって、
強制妊娠させて子供を産ませることで、奴隷を確保していた。

それはさすがにこの番組ではやらないとおもうけど、
YouTubeで説明していた動画があったので貼っておきます

【実話】アメリカで行われていた「奴隷繁殖」の実態を解説
 


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ラジオ英会話5月のまとめ

2024-06-09 15:19:13 | まとめ
もう6月も上旬が終わろうとしているけど、
書いてなかった5月のまとめ



■4月では

こんな順番でした
・(5文型共通の)主語の話
・SV  → 自動型(4月4日)
・SVO → 他動型(4月3日)
・SVC → 説明型(4月8日)
・SVOO → 授与型(4月9日)
・SVOC →目的語説明型(4月10日)
5月はこの順で深堀して言っているようです。
主語、他動型、自動型、説明型の途中までです。



■主語の話
 主語以外の文型については。まず基礎というのがあって、
 そのあと細かな話に移ります。
 主語はそうは書いていませんが、そんな感じになっています


 ・主語を言ったらすぐ動詞(一般的な話) 5月4日
 各論
  ・be動詞の場合            5月5日
  ・長い主語(前置詞句が加わる等)   5月6日
  ・無生物主語             5月7日



■他動型(SVO)
 ・他動型の基礎
  :動詞による働きかけが名詞におよぶ  5月13日
  各論 
   ・目的語に代名詞を使う場合(目的格)5月14日
   ・文型を間違えやすい動詞(他動型) 5月15日



■自動型(SV)
 ・自動型の基礎
  :表すのは単なる「動作」       5月16日
  各論
   ・動詞+前置詞(群動詞、句動詞)  5月20日



※文型と動詞の話
  ・動詞がどの文型で使われるか
     :文型の意味と動詞イメージの相性5月21日
  ・動詞が複数の文型で使われる場合
     :文全体の意味は文型固有の意味 5月22日
  ・名詞が動詞になる
     :動詞の位置にあればそれは動詞 5月23日  



■説明型
 ・説明型の基礎
   主語の説明「動詞」+説明語句    5月27日
  各論:説明語句に来るもの
   ・前置詞句             5月28日
   ・to不定詞             5月29日
   ・動詞ing型(進行形)        5月30日
   ・過去分詞(受動態)        6月 3日
   ・節
     that節             6月 4日
     if/whether節          6月 5日
     wh節             6月 6日
このあと、説明型オーバーラッピングが続くんだけど、
もう6月に入ってしまっているので、ここでやめときます。
6月に説明型の全体像を書くことになると思います。



5月はここまで




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グラフ理論まとめ その2(完)

2024-05-26 19:27:52 | まとめ
5月26日は、昨日に続いて、放送大学多摩学習センターで
「データサイエンス グラフ理論」
を聴いてきた!(今日で完結)
その時のメモメモ

オイラー閉路、ハミルトン閉路、巡回セールスマン問題の話
ダイクストラのアルゴリズム、最大流問題

マッチング
スケールフリーネットワーク、スモールワールドネットワーク、クリーク




リンク予測、感染モデル
↑の「ex.レミゼラブルの登場人物」のサイト



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グラフ理論まとめ その1

2024-05-25 19:25:44 | まとめ
放送大学の多摩学習センターでの授業
「データサイエンスーグラフ理論」
の5月25日分のメモ
※今日は、グラフ理論の基礎から、中心性、分割までの話




授業で使ったPythonのライブラリ
networkX
pandas
japanize_matplotlib
numpy
PyVis
 (観客席からgephi)

授業中に紹介のあった
 
 
 

 
最後の本「ネットワーク科学」の英語版はただで見れるみたい

授業で使ったデータ、紹介されたもの

●Facebookのつながりデータサンプル
!wget https://snap.stanford.edu/data/facebook_combined.txt.gz  &>/dev/null
!gunzip facebook_combined.txt.gz
で使う

●ケヴィン・ベーコン数(映画の共演者のつながり)
https://oracleofbacon.org/

●ザッカリー空手クラブ Zachary's karate clubネットワーク
 ある空手クラブ(34人)の人間関係を示した実ネットワーク
 networkXでは、nx.karate_club_graph()で生成可能


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元とポスト・モンゴルのまとめ

2024-05-24 17:53:57 | まとめ
「3か月でマスターする世界史」
13世紀に元が統一したときの話(第7回)と、
そのあと、14、15世紀以降の中央アジア・西アジアについての話(第8回)
をまとめてみました↓。

この時代、よくわかんなかったけど、
かなりすっきりした感じ!



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BC6~AD6のペルシャ、AD6~12のイスラム、BC3~AD12の遊牧民族のまとめ

2024-05-12 20:03:56 | まとめ
神番組発見!これを大学入試前に見たかった。

大学入試で世界史を取った人、
ヨーロッパとかははっきりしていて、後は暗記するだけなんだけど、
なんとなくもやもやしているところってありませんか?
ペルシャとイスラムの関係、遊牧民族と中国の関係とか
そもそも、この国何?みたいな(鮮卑とか)
その辺の関係を一挙に説明してくれている神番組があった!

3か月でマスターする世界史
第三回がキリスト教でそこでペルシャとヨーロッパ
第四回がイスラム教でイスラム(アラブ)
第五回が遊牧民族(モンゴル)
について説明していた。

その番組(の再放送)を5月11日に一気に見たので、
以下にまとめてみる

第三回

第四回


第五回・第六回


中国の説明(第五回)に隋がないなど、
これだけで受験をカバーするのは無理だけど、
逆に細かいことを言わないので、
骨組みの理解には、向いていると思う。

次回から第7回みたい。
(テキストも売っているけど、立ち見したら、テレビよりも詳しい内容になっていて、あくまでもテレビの副読本という感じ)

 
 

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ラジオ英会話4月のまとめ

2024-05-07 07:11:40 | まとめ
自分へのメモとして、ラジオ英会話を、毎月まとめていきたいと思ってます。
(自分の知っていることも、少し追加してまとめます)
4月が終わったので、4月のまとめ


■英語の構造

 英語の場合、主語、述語、目的語、補語、修飾語の5つの要素がある。
 (英語以外の場合、例えば中国語などは、他にも要素があったり、
  補語の意味が違ったりと、様々な相違がある)

このうち、主語、述語、目的語、補語は、5つの基本的な形が一般にあり、
修飾語については、2つのルールがあると、大西先生は提唱している。
5つの基本文型は、主語の部分はすべて共通で、述語以降が異なる。
そして、述語が出てくるまでが主語。
  そして述語には動詞がある。助動詞で修飾していることもある
  ただし、動詞とは、時制で変化している状態の動詞のことで、
  (To不定詞や動名詞ではない)

主語は、動詞・助動詞が出てくるまで(肯定文の場合)で、
  名詞
  To不定詞句(4月1日のレッスン)、動名詞句(4月2日のレッスン)
  節
などがある。



述語以降の並び方が文型によって異なる。

文型は5つあるが、ラジオ英会話と受験用の言い方が違う
  SV    → 自動型(4月4日)
  SVO    → 他動型(4月3日)
  SVC → 説明型(4月8日)
  SVOO → 授与型(4月9日)
  SVOC →目的語説明型(4月10日)

ちなみに、これは英語の文型で中国語の文型は異なるし、そもそも、補語の意味が異なる
また、述語が先に出て、あとから目的語などが来るので、日本語の語順と異なっている。



修飾語に関しては、

   修飾したい語の前に修飾する語がある場合、指定ルール(4月16日)
   修飾したい語の後に修飾する語がある場合、説明ルール(4月11日)

がある。リポート文(4月15日)は説明ルールの一つ
関係代名詞による修飾もある(4月25日)
説明ルールは日本語と語順が逆になる


助動詞や否定は指定ルールの一つ(4月18日)



疑問文は語順が変わる(4月23日)
WH疑問文は、聴きたい部分がWH語になり、3点セット
  ①空所
  ②WH語
  ③疑問文
になっている(4月24日)
※WH語が主語になる場合は、この限りではない(3点セットは崩れる)
※WH語は、関係代名詞節による修飾の場合もある。この場合、語順は
 通常通りで、WH疑問文とは語順が異なる。



ざっくりこんな感じ


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日本の半導体(半導体投資)関連まとめ(ルネサス、ラピダス、ダイヤモンド半導体、SiC,GaN…)

2024-04-08 07:04:21 | まとめ
半導体のことは、↓で取り上げた。

でも、↑の記事の最後の深田萌絵さんのショート動画で、まるで日本がカーボン半導体を研究してないかみたいなふうに受け止められる発言をしていたり(いや、さすがに知ってるとは思うけどね)、

自分は↑の記事で、2nm半導体の日本での投資に1行しか触れていない・・・けど、ニュースには↓のように
大きく出ているし、TSMCについても、首相が訪問したみたいだけど
jasmって何?TSMCに行ったのではなくて?思う人もいると思うので、
ちょっと日本の半導体関連投資についてまとめてみる。



「半導体」って呼ばれる製品は何種類もあって、
主にその用途とプロセスルールを基準に分けると、現在数種類に分かれることは、↑の記事に書いた。

それを基準にまとめてみる。↓のかんじかな・・・

ざっくり&大雑把な調べなので、間違ってたらゴメン。

日本企業としては、
・組み込み用プロセッサはルネサスが頑張っている
・先端半導体(2nm)ではラピダスが頑張っている
・TSMCは、日本に子会社が何社かある
   TSMCジャパン(横浜)
   JASM(熊本)
   TSMCジャパンデザインセンター (横浜)
   TSMCジャパン3DIC研究開発センター (つくば)
 熊本にできた工場は、JASMの工場(なので、マスコミ等便宜上TSMC熊本工場って言っているけど、厳密にはJASM熊本工場)

 そしてTSMCは製造しかやらない。逆にARMは設計しかやらない。
 実際、ARMはTSMCに発注している。
 ルネサスは設計も製造もしている。したがって、設計・製造工程を社外秘にしたい場合(日本企業の自動車など)はルネサスは便利。ただし、ルネサスも(自社で製造できるものの)TSMCに外注出してる。

 メモリに関して言うと、半導体だけど儲からない。昔エルピーダっていう日本企業があったけど、倒産した(今マイクロンメモリジャパン)。
一方、東芝メモリは業績が良かったが、親会社東芝の大人の事情でキオクシアにさせられた(メモリが売れなかったわけではない)。

 上記の図のように、半導体においては、日本は先端のラピダス、現在売れているルネサス、それにメモリの東芝系と分散投資をしている。

 これは、半導体ビジネスには巨額の投資が必要であり、失敗したら目も当てられない・・・会社飛ぶから。実際、日本企業も

 ルネサス=三菱+日立+NEC
 エルピーダ=NEC+日立
 JASM=TSMC+ソニー+デンソー+トヨタ
 ラピダス=トヨタ+デンソー+ソニー+NTT+NEC+ソフトバンク+キオクシア+三菱UFJ

 と複数の企業からお金集めて作っている



 シリコン以外の半導体については、ざっくりこんな感じかしら・・・↓

深田萌絵さんは、前の記事でリンクした動画で、他の企業はカーボンに投資しているって言ってたけど、はっきり言ってカーボンは日本が昔からやっていて、特にダイヤモンド半導体は、日本がかなり進んでいるけど↓

ダイヤモンド半導体の開発で日本大勝利!従来の50,000倍の性能差を実現し、半導体シェアを日本が総取り 

うまくいっていない。

かなり古い記事だけど↓の記事を基に

カーボンを、
 グラフェン
 カーボンナノチューブ
 フラーレン
 ダイヤモンド
に分けてみていくと、

まずグラフェンは、NAIST+富士通などが、↓
グラフェンリボンという半導体に適した素材を作り出したというところで実用化は・・・

はい、次、カーボンナノチューブ

東レが
「単層カーボンナノチューブ」と半導体ポリマーの複合体を用いて、フィルム上に半導体回路を塗布形成する技術を確立した。
(上記太字は下からの引用)
うーん、半導体を塗布
・・・って、実用化にはまだ遠そう。

次、フラーレン
はずみってまだまだ遠そう・・・大学の研究レベルだし・・・

ってことで、のこり、ダイヤモンド半導体。
たしかに、これは佐賀大学などで研究が進んでいて、↓
にあるように、大きく期待はされるんだけど、
まえに、サイエンスZEROで、やっていたように↓
大きさが問題。この問題が解決すると、後で述べるパワー半導体よりも
大きく発展する可能性はある。ので大学、研究所の研究分野として
優れているが、企業が研究開発するには、リスクが大きすぎる。
大企業が投資していないのもわかる(ベンチャーレベルですよね)



シリコン以外の半導体としては、むしろカーボン以外の半導体が注目されていて、日本でも投資・実用化され、企業でも、パワー半導体として商品化されている。

いま、実用化されているのは、大きくSiCとGaN

SiC(シリコンカーバイト)はMOSFETのパワー半導体として、いろいろ製品化されているみたいです↓

そして、GaN(窒化ガリウム)といえば、ノーベル賞を取った天野先生!
↑のまとめでは、ローム等とまとめちゃったけど、多くの企業がGaNのパワー半導体を出している。↓

日経さんに至っては、見えてきちゃっているそうです・・・何が?

何が見えて来たかはさておき、
SiC、GaNについて、サンケン電気によるまとめがわかりやすかった。



ただ日本としては、ラピダス2nmの次は・・・
光電融合、光半導体なわけです!


と、いろいろとみて来たけど、先はまだしも、当面やっぱり、
シリコンでしょ↓
って思っている人も多いのが現状。

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交響曲の太鼓連打聞いてきた!ってことより、「交響曲と交響詩のまとめ」

2024-02-19 07:39:41 | まとめ
(「交響曲と交響詩のまとめ」は、この記事の一番最後にあります)

2月18日、なかのZEROの「合奏団ZERO第31回定期演奏会」聴いてきた!

入り口から入ると、テーブル3つに他の団体の演奏会のパンフレットがずらりと並んでいる。15枚以上ありそう・・・すごいですね、こんなにアマチュアオケの演奏会ってあるんですか(@_@!)

演奏曲は

   J.ハイドン/交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I:103
   R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」 Op. 40, TrV 190

初めの曲のハイドンの「太鼓連打」
ティンパニで始まるんだけど、曲はハイドン+太鼓の達人みたいなかんじ。
とにかくティンパニのうまさが引き立つ感じの曲。
最後の拍手のときも、コンサートマスターとティンパニの人が拍手うけてたし。
(コンサートマスターは女性の人なのですが、パンフレットにコンサートマスターと書いてあったので、コンサートマスターと表記することにします)

休憩後のシュトラウスの交響詩だけど、
華やかだけど長い。
華やかっていうのは、ハーブ2つ使うくらいだから、
まあ華やかなんだけど
(途中わけわかんないところもあるけど)
交響詩なので、(交響曲と違って、楽章に分かれていないので)
ながいです・・・

いろいろ変わった曲で、
途中トランペットが外に行き、舞台裏から演奏して
戻ってくるとかいうところもあった。

それと、コンサートマスターの人のソロの部分があるんだけど、
コンサートマスターの人、スゴイっす!!かっこいいっす!
さすが、コンサートマスターっす。

で、アンコールは、なし

この演奏会、パンフレットもよくって、
交響詩と交響曲の違いの説明について書いてあるところが秀逸!
交響詩と交響曲の違いについては、
放送大学の授業で西村先生に教わったけど
・・・と思ったら、書いてないじゃん!(^^;)
その時聴いたよりも、歴史的背景なんかも書いてあったので、
そのパンフレットに書いてある内容を、↓にまとめてみた
(間違いがあったら、自分の理解不足です。ごめんなさい!!)


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微分方程式のまとめ たぶんその1

2024-01-15 07:44:23 | まとめ
放送大学の「微分方程式’23」、わかりました?
私はさっぱり、さっぱりわかりませんでした。

でも、マセマとか見て、
 (ただし、自分が見たのは↑のかなり昔の版)

たぶんこんな感じ?というのが掴めたので、
同じ状態の人のために、私の理解を下にかいておきます
(私の理解だから間違ってるかも。
 また、今回は途中まで)



■微分方程式の話のおおまかの構造

放送大学の微分方程式なんだけど、これがわからない理由は
・話の中で、何が大事なんだか?
・どこへもっていこうとしているのか
がまったくわからず、話の関連が見えない所。
他の本や授業の講義でも、こうなのかなあ?

これ、まずはじめに、話が、以下の2つに分かれていることに気づかないと、永遠になにを言ってるかわからない。2つとは、以下の2つ

(1)微分方程式は全て解けるというわけではないので、
 まず、線形非同次微分方程式という形を、一通りの方式で解く
 (放送大学の「微分方程式」のテキストの1章~8章まで、
  以下●章と書いたら、この放送大学の「微分方程式」の章のこと)
 その時使った技法の発展した話題も、一緒に書いておく

(2)その後、いろいろな別の方法で解いてみる(9章以降)

今回の記事では、(1)だけまとめる。

話しがわかりにくくなっているのは、
・その一通りの方法をはじめに書いてくれてないので、話の流れがわからない
  →マセマでは、一階微分方程式の定数変化法という初めの方で
   書いてくれているからわかりやすい。放送大学の場合、6章で
   ほのめかすけど、最後まではっきり書いていない)
・その割に発展問題の話が延々と続くので、話の本筋が見えず、
 余計わけわかんなくなる
のためだと思う。

なので、ここで、まず、
・問題(リサーチクエスチョンRQ)となっている、
   線形非同次微分方程式とは何かを説明した後、
・それを解く一通りの方法とは、どういう方法かについて説明してしまおう。



■(8章までの問題)線形非同次微分方程式とは
式自体は、

の形、つまり

yをxでn回微分+第n-1の係数 ✖ yをxでn-1回微分 + ・・・
 + 第1の係数 ✖ yをxで1回微分 + 第0の係数✖ y 
  = Xだけの式(F(x)) 
( ✖は「かける」の意味で書いてる )

のことを言っている。

 また、
yをxで1回微分を1階微分
yをxで2回微分を2階微分
yをxで3回微分を3階微分
   :
yをxでn回微分をn階微分といい、
とくに、3階以上の微分をまとめて高階微分という。



■一通りの方法とは
 線形非同次微分方程式は一般に、以下の方法でとける

(1)線形非同次微分方程式のxだけの項、つまり、F(x)を0と置いた式、
 つまり、
 を、随伴方程式というが(マセマでは同次方程式と言っている)、
 その随伴方程式を何らかの方法で解く

(2)上記(1)の解は積分しているので、かならずC(任意定数)を
 含んでいる。この任意定数Cを、F(x)を使って解く。
 このとき解いた解を特殊解という

★(1)の解と、(2)の特殊解を足し合わせたものが、
 求める線形非同次微分方程式の解

 なお、上記で「解」と言っているのは、任意定数Cを含む解で、このようなCを含む解を一般解といっている。
 一般解は随伴方程式の一般解(→上記(1)の解)も、もともとの微分方程式の一般解(→上記(2)の解)の2通りあるが、特に「随伴方程式の一般解」を基本解という。放送大学のテキストでは「随伴方程式の一般解」と書いてあるところも、「基本解」と書いているところとある。

 また随伴方程式のように、F(x)の項が0なものを、線形同次微分方程式という。



■話の進め方
 話の進め方としては、
・まず一番単純な1階線形非同次微分方程式を解いていく
・次に2階線形非同次微分方程式を解いていく
・高階線形微分方程式については、簡単に解ける定数係数線形微分方程式のみ話題にする
という形になっている。

 なお、ここで定数係数線形微分方程式というのを持ち出したが、定数係数とは、線形非同次微分方程式における係数、つまり↓の赤い四角形のところ

がxをふくまず、すべて定数のものを言います



■で、全体像を示すとこんな感じ




めちゃくちゃ見にくく、わかりにくいので、1階から説明していく



■1階線形非同次微分方程式
こんな形

このとき、f(x)yがなければ、y'=g(x)の形で、これは、積分するだけで答えが出る

g(x)が0の時には、線形同次微分方程式の形。この形の場合、
変数分離法っていうのを使うと解ける

では、f(x)もg(x)も0でない場合は、どうするか
それは、上に書いた通り
(1)線形非同次微分方程式のxだけの項、つまり、F(x)を0と置いた式、
   を、随伴方程式というが(マセマでは同次方程式と言っている)、
   その随伴方程式を何らかの方法で解く
  →随伴方程式は、線形同次微分方程式で、それは変数分離法で解ける

(2)上記(1)の解は積分しているので、かならずC(任意定数)を
 含んでいる。この任意定数Cを、F(x)を使って解く。
 このとき解いた解を特殊解という
  →(1)の一般解に含まれるCに対して、C=u(x)と置いて元の式に
    代入すると、計算できる。この方法を「定数変化法」という

で、求められるが(というこの方法は放送大学の微分方程式のテキストには書いてないが)、この公式に入れると、一発で答えが出るという公式がある。
 あとで掲載する(公式の(1))



■2階線形微分方程式
こんな形

この場合、係数a1,a0がxを含まない定数の場合と、そうでない場合が考えられる。

●定数の場合(定数係数微分方程式)

(1)線形非同次微分方程式のxだけの項、つまり、F(x)を0と置いた式、
   を、随伴方程式というが(マセマでは同次方程式と言っている)、
   その随伴方程式を何らかの方法で解く
  →随伴方程式の微分のところをλとおく
   (2階微分のところはλの2乗。λ^2とここでは書く)
  つまり、λ^2+a1λ+a0=0を特性方程式と呼ぶが、
  この特性方程式を解く。
  結果のλによって、一般解が決まる(8.2章定理8.2)

  ①λが2つの実数解をもつとき
  C1 e ^(λ1 x) +C2 e ^ (λ2 x)  が一般解  ^ はべき乗のこと。以下同じ

  ②λが重解を持つとき
  C1 e ^(λ x) +C2 x  e ^ (λ x)  が一般解

  ③λが虚数解(μ±ν)を持つとき
  C1 e ^ (μx) cos ν x + C2 e ^ (μx) sin ν x が一般解

(2)上記(1)の解は積分しているので、かならずC(任意定数)を
 含んでいる。この任意定数Cを、F(x)を使って解く。
 このとき解いた解を特殊解という
  →横書きで書くのは難しいので↓をみてね!


●定数ではないxを含む場合

(1)線形非同次微分方程式のxだけの項、つまり、F(x)を0と置いた式、
   を、随伴方程式というが(マセマでは同次方程式と言っている)、
   その随伴方程式を何らかの方法で解く
 →2階の微分方程式の階数を落として1階の微分方程式にして解く
   階数降下法(7.2章)
  や
   独立変数の変換(7.3章)
  によって、計算できるように変換して、一般解を求める
  階数降下法は、特殊解がわかっている場合には、公式がある

(2)上記(1)の解は積分しているので、かならずC(任意定数)を
 含んでいる。この任意定数Cを、F(x)を使って解く。
 このとき解いた解を特殊解という
  →定数変化法(Cをu(x)とおき・・・)で求められるが、
   (1)で一般解を求めたのであれば、公式を使って、
   特殊解を求めることができる

※(1)を階数降下法の公式で、(2)を特殊解を求める公式で解く
 ・・・ことはできない。(1)の公式を使うには(2)が解けている必要がある。(2)の公式を使うには(1)の解がわかっている必要があるから。



■高階線形微分方程式

●定数係数の場合
 2階の場合と同じ。つまり、
(1)線形非同次微分方程式のxだけの項、つまり、F(x)を0と置いた式、
   を、随伴方程式というが(マセマでは同次方程式と言っている)、
   その随伴方程式を何らかの方法で解く

  →随伴方程式の微分のところをλとおいた特性方程式を解く
   解いた結果を、2階のところで書いた要領で、一般解にする

(2)上記(1)の解は積分しているので、かならずC(任意定数)を
 含んでいる。この任意定数Cを、F(x)を使って解く。
 このとき解いた解を特殊解という
  →2階のところで書いた通り

●定数係数以外の場合
 マセマによると、簡単なケース、特別なケースでないと解けないらしい
 実際マセマには、解けるケースが書いてあるのだが、
 放送大学の微分方程式のテキストには、書いていない
 (高階線形微分方程式のところにはこの解き方ではなく、
  基本解と特殊解の関係や、線形性、一般独立の説明としての
  ロンスキー行列式について書いている)



■公式
 こんな感じ



■その他の話(応用・発展)

●一階線形微分方程式
 ・変数分離法の応用
   同次型(xとyの次数が同じ→u=y/xと置き換えて解く)
   f(ax+by+c)の形(ax+bx+cをuと置く。例外あり:2章 2.21式)
 ・ベルヌーイ方程式
     g(x)がg(x) y^nの形→u=y^(1-n)と置く。
    →マセマに詳しくやり方書いてある
 ・リッカチ方程式
 ・完全微分方程式(4章)

●二階線形微分方程式
 解き方というより、微分方程式の性質の話
 ・リッカチ方程式との関係
 ・基本解の積の満たす微分方程式
 ・基本解の商の満たす微分方程式
   →シュワルツ微分



気が向いたらというか、自分が理解できて時間があったら、
つづく
 



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