そうそう、以前のブログで、
ちなみに、これを応用し、アジャイルとあわせると、SEさん、プログラマーさんを、死ぬまで、こき使うことができる(それも、ものすごーい安い金額で)
と書いておきながら、その方法を示しませんでした。
たとえば、こんな感じ(もちろん、これ以外にも、テクニックあると思うけど)
(つーか、ウィリアムのいたずらは、これで、人生狂いました、はい)
方法
1、契約書を、機能ベースで契約する
・受注機能
・入出庫機能など
2、前払いで全額払う
3、開発者と直接契約を結ばない(中間業者が入る)
4、開発は、アジャイルで行うとする。
このため、途中の仕様変更を認める
(アジャイルでなくても、仕様変更を認めれば、なんでもOK。
ただ、アジャイルという言葉を入れると、耳障りが良い
契約書には、「アジャイル」とは書かないけど)。
仕様変更の場合の費用は、別途話し合いということにする。
5、請負契約にする
これ、ウィリアムのいたずらのような、システムやっている人だったら、絶対結ばない、ありえない契約でしょう。
だって、途中で仕様変更をみとめて、請負にして、機能ベースにするんだよ!
論理的に出来ない機能と、あとでわかっても、「機能の意味が違う、おまえの理解が足りない、ヒアリングが悪い、ヒアリング時間が足りない」っていわれたら、どんなにヒアリングを十分やっても、いつまでたっても、出来ないじゃん(論理的に出来ないんだから)!
しかし、相手が中小企業の場合、どこかおかしいから中小なんですよ!
とくに、2世経営者の場合、「白いタキシードを着て、農業をやる(だれかのメルマガで読んだ言い回し。だれだかわすれた)」みたいなことを平気で言う。
つまり、「実現は可能だが、ありえないでしょ!」みたいな。
もう、論理的以前に、ちょっと考えるとおかしいような話を平気で言うわけ。
(普通、それって、コンピューター化しないよね、出来ないよね、みたいなネタ)
でも、それが、改善だと、思い込んじゃっているわけよ!
そういう夢を、ずーっと追っかけているから中小っていうケースがある。
こういう場合、システム開発をずーっとやらせられる。
それも、「おまえが理解してないからだ!機能はまったく変更していない」といって、お金払わない!
仕様変更したら、お金がもらえる!!と思って、中間業者は、受ける。
しかし、この場合、実際には、「仕様変更でない、お前が馬鹿だから、仕様変更のように聞こえるのだ!」と言い切れれば、お金は払わなくてすむ。
なぜか。
実際、裁判にもって言った場合、その期間、ソフトハウスが、費用的に耐えていくには、相当な金がかかる(開発者は、裁判関連に取られるし、弁護士費用もかかるし。。)。だから、実質、裁判になるのを嫌う(とくに、中間業者は)。
よって、「仕様変更ではない、なんなら、裁判する?」という話になると、お金は取れない。
結局、仕様変更をみとめてしまったら、相手の機能を満たすまで、いつまででもやらないといけない。契約内容が違うといわれてしまったら、その間、お金はもらえない(だから、仕様変更を認める場合、機能で規定するのでなく、入出力の物で規定する、機能で規定したければ、請負でなく、準委託契約で受けるっていうのが、いいと思う)。
で、問題は、前払いされてしまった場合。
このように、やばい!とわかった場合、普通、その開発からぬけることを考える。
しかし、お金を受け取っていた場合、よくて全額、悪い場合は、さらに、違約金などの支払いもありえる。
で、ここで、自分だけだったら、そういうリスクがあるから、絶対、前受けにしない。ところが、途中にだれかが入ると、そいつが、前受けしちゃう場合があるわけ。
そうすると、そいつは、金を返したくない(というか、使い込んじゃってるんだよね、たいてい)から、お金をはらわず、契約を続ける。
この結果、どうなるか。。。
ウィリアムのいたずらのあったケースでは、
・ウィリアムのいたずらの前のSEは、はじめ言っていた機能とぜんぜん違う機能を開発させられ、さらに、それが、DOAでやると、DFDで矛盾が出るから(情報処理試験なんかの問題で出るパターン。入出力が合わない)でたらめ言ってるって、すぐに気がつくのに、オブジェクト指向で開発し、情報を隠蔽しちゃって、さあたいへん。
(情報を隠蔽すると、出来そうに見えるのよ。。)
結局、自分自身では、ユーザーの言っていることが、でたらめだと見抜けず(想像で言ってるだけだった。やっぱり、実際間違ってた)、うつ病になってしまった。
→理論的にできないのに、その前受けで金をもらった人から、「はやくやれ」と攻め立てられ、何で出来ないのか、自分ではわからず悩み、うつ病になった。
・ウィリアムのいたずらは、その程度は気づいた。
しかし、契約内容が、「準委託だよね!」と確認したのに、請負になっていた。
(契約が、2本立てになっていて、もう一本が請負、で、こっちがメインだった)
その結果、結局システム開発しても、お金がはいってこなかった(>_<!)
その期間、仕事できないこともあり。。。。
てなかんじなんで、絶対に、機能だけで、契約しないほうがいいよ。
あと、仕様変更、文書で取っていても、機能でとってたら、意味ない。
「おれは、そういうつもりで言ってない。だからこの契約は無効だ!」
といわれたら、おわりだからね。。。
(こういって、契約を無効にされた人を、ウィリアムのいたずらは、聞いたことがある。無効にした人っていうのはあ。。やばやばそおな話になってきたので、かかないけど。。)
ただ、この方法、仕様変更だと、すぐにわからせてしまうと、仕様変更のお金がとられてしまうので、うまくいかないのよ。
その仕様変更と、気づかせないで、SEをこき使うテクニックは、またこんど。
って、どっちの立場で、書いてるんだか、わかんなくなってきたど。。