今日(3月29日)、
早稲田大学・コンピューターソフトウェア協会共催
~JISX25051:2016リリース記念セミナー~
世界最高基準を目指す日本のソフトウェア品質
http://www.washi.cs.waseda.ac.jp/?page_id=2636
の前半(休憩まで。休憩後、パネルディスカッション)を聞いてきた!
ので、その内容をメモメモ
なおSQuaREは「すくうぇあ」とよむ
■システム及びソフトウェア製品の品質不良のリスクとSQuaREシリーズ(国際標準及びその翻訳JIS)
・はじめに
ICT応用多様化複雑化→問題起こると新聞に大きなニュース
SNS
クラウド、ビッグデータ、IoT
ソフトウェアの規模大きい→潜在欠陥数 1000から0.1,0.05でも、大きな数になる
→一般市民の生命などにリスク 例:自動車、列車の安全制御、飛行機
建築物:一級建築士、二級建築士しか設計できない
ソフトウェア:ずぶの素人でもOK
・クリティカルなシステム:最重要課題
→存続リスク
→ソフトウェアを作っている人が加害者になることも
→利用責任
・高品質な製品:世界を制する
・利用時の品質:一般の人に大きな影響
・ソフトウェア(システム)品質
暗黙のニーズを満足させる→9000では、要求を満たせばよいに変わる
・アメリカのレストラン:焼き方、ソースの好みを聞く
フランスのレストラン:聞かない。美味しいものを提供するから
→日本の料亭も
→いわないでもわかることが重要
・アイコンを知らない人に、要求を聞いても、コマンドの使い方しか答えない
・品質
企業風土が重要
常に高品質のS&S製品を作る仕組みを築こう
→標準:継続的な努力
・SC7 いろいろな標準
今日はSQuaREシリーズ(WG6)
・はじめは、流れ図記号とか
→ソフトウェアエンジニアリングへ変わる:2000年
・Standard:標準、規格?どちらの人もいる
SQuaRE→JIS化
・:SQuaRE5つの部門
品質管理
品質要求
品質モデル*
品質測定 *
品質評価
*を満たすように要求を出す
・エルゴノミックス:ヒューマンファクター
→ヒューマンセンタードデザイン
・25051:出版されたばかり CSAJ中心
・おわりに
銀の弾丸はない
進歩の余地大きい
25000→シリーズ番号をもらった
■ソフトウェア品質の基準とは
~ISO/IEC25000(SQuaRE)シリーズについて~
1.ソフトウェアの品質がなぜ必要か
・IoT時代における品質
品質要求の多様化:当たり前品質+魅力的品質
ステークホルダーの拡大
つながる製品
→標準的な品質の観点
・製品評価の目的
成果物の確認
比較
評価
・必要なもの
メジャー、はかった結果の標準化
・翻訳→JISに
2.SQuaREにおける品質の見方
・大きく3つのレイヤ
内部ソフトウェア:静的に評価
外部ソフトウェア:テスト局面で動作させて
利用時の品質:リリースしたのち
・システム構成と品質モデル
テストデータが悪いと、品質悪い→データ品質モデル
サービスの品質モデル
・ライフサイクルでの品質
プロセス品質
内部品質
外部品質
利用時の品質
→つながり(関係性は解明されていない)
・システム及びソフトウェア製品の品質モデル
品質特性
副特性
8つ
機能適合性
性能
互換性
使用性
信頼性
セキュリティ
保守性
移植性
・利用時の品質
有効性
効率性
万属性
リスク回避
利用状況
データ品質モデル
それ自体が持っている
システムに行って、もつ
3.SQuaREにおける品質の定量化・可視化
・メトリクス=測定量+測定方法
→メジャー
→25020,25023
・メジャーの例
日本の貢献多い
・9126-2,3,4 テクニカルレポート
・品質特性のメトリクスをどう使うか
使えるものを使う
値がいいのかどうなのか?
4.SQuaREにおける品質要求定義と評価
・25040,25041
・ソフトウェア品質認証制度
数的には、韓国が多い→保険料が安くなったり
・国内:パッケージソフトウェア品質(PSQ)認証制度
25製品くらい*
・IPA SEC つながる世界のソフトウェア品質ガイド
*ただしくは31製品
■ISO/IEC 25051に基づくソフトウェア品質実態調査
・早大、ソフトウェアのベンチマークとなる品質実態調査と評価枠組みの研究
→失敗できない。
・思い、背景
受託開発中心
よくみると、パッケージソフトウェア、ソフトウェアサービスある
→みんなで共有、世界へ発信が必要
おれおれ品質:これだけテストした。
・利用時に利用者が品質をきめる
→これ以上は満足している
・品質実態調査
品質を第三者が評価、お墨付きを与える
→PSQ認証
・ISO/IEC 25051とは
SQuaREをパッケージ、SaaSに応用するための規格
・国際標準:抽象的→具体的に解釈、おとしこみが必要
→PSQ認証が必要:第三者評価
製品品質実態調査
・IPAの委託を受ける形
パッケージ製品・SaaSのうち、40製品を調査
内部/外部/利用者品質を
グローバルスタンダードで
関係も調査
内部品質→外部品質→利用者の満足はわかっていない
25022 利用者品質の測定方法
25023 内部・外部品質測定
これとオーバーラップして
25051 PSQ認証
→今回の品質実態調査はこの全部を調査
網羅的:すべての品質評価
・概要
内部・外部情報とユーザーアンケートを提供
出せるところまで
→ユーザーアンケートの標準をつくった
おかえし
個別評価・認証、フィードバック
品質ポジション
業界など1年後をめどに→外部にも公開
・必要資料
5段階のレベル
1:PSQ認証
1.5:プラスアルファ
対応言語(日本語、英語など)、認証方式、インストール
試験の情報:機能、非機能(製品によっては試験してないけど、ある場合)
レベル2
より詳細:異常系
レベル2.5、3
より高度、機密にかかわるようなもの
ソースコード
ネットワーク構成
もともと、予定していた要求:可能であれば
→改訂されるかも
・利用時の品質
ユーザーアンケート
ユーザーテスト
調査におけるメリット
・個別
予測欠陥も
→収束方法を確立
富士通、YAHOO,住友電工と
テストフェーズ毎に分けて→過去の分析
・今後の進め方
鷲崎先生か、CSAJへ