ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

HaaS,PaaSにする財務的な意義

2009-04-30 16:35:23 | Weblog

 クラウドコンピューティングとして、HaaSやPaaSを行う意義について、
技術的には語られるけど、一般的には、もっと経営陣にとって関心の高そうな
財務面について、語っていないようなので、まとめてみる。




■HaaS、PaaSは費用化できる
 HaaS、PaaSは結局、ハードウエアやプラットフォームを借りるだけ、極論すれば、
レンタルサーバーとたいして変わらない。
 そのため、レンタルサーバー同様のメリットを享受できる。

 それは、ハードが固定資産=減価償却の対象にならず、費用対象になること。
 減価償却がメリットになる場合もあるけど、デメリットになることもある。
 それは、償却期間中に買い換えたい場合。破棄して新しく買い換えたりすると、
そこで全部償却しないといけなくなる。

 その点、使った分のみ費用化するHaaSのほうが、プロジェクト終了やマシン陳腐化による
ハードの破棄(HaaSだと契約解除)もしやすくなる(契約期間をそんなに長くとらなかった場合)。




■土地代、引越しなど
 大きなサーバーをおくには、それだけの場所が必要。
 HaaSなどにすると、その部分の出費がない。
 ということは、固定費部分を小さくできるため、
 利益を出しやすくなる。

 もちろん、大きなサーバをおき、電源工事などをする場合、
 引越しするのに大変、場所が限定されるなどの問題もあるけど・・・




■利用者の数、場所の変更に対応しやすい

 景気の変動によってサーバー利用量はかわる。
 また、在宅やプロジェクト実施場所を変更したいとき、
 社内サーバーでは、めんどう。

 こういったときにHaaSは便利。

 景気変動に応じて、サーバー契約を減らしたりできるし、
 また、事務所閉鎖、従業員移動した場合、サーバーを移さずに、
即事業が開始できる。




■管理者の人件費
 さらに社内に置く管理者を減らせる。その分の人件費を考えると。。。




 むしろ、こーいった財務的理由から、HaaS、PaaSなどのクラウドへの移行を
提案したほうが、経営陣には、通りやすいんじゃないかなあ?
 具体的な数字も挙げやすいし・・・


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“地デジカ”は日本のコンテンツ政策、地デジ化のマイナスプロモーションとしては成功?

2009-04-29 15:28:31 | Weblog

また、“地デジカ”ネタで恐縮だが
ここのいたいニュース
【法的手段】“地デジカ” の無断美少女イラストに「断固として許さない」と民放連
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1256731.html

(以下斜体は上記サイトより引用)


「地デジカは日本の地デジ化を推進するキャラクターなので、ブログに一般の人が地デジカ
のイラストを掲載した場合、地デジカを広めるという効果を期待し、暗黙の了解で掲載を
許すことはあるのでしょうか?」という取材班の質問に対し、日本民間放送連盟は「地デジカ
の著作権ですが、世にある他のキャラクターと同様、無断掲載には厳しく対応していきます。一般のブロガーの方がブログに掲載したり掲示板に載せることも、著作権の問題があります
ので黙認することはしません」とコメント。
http://news.livedoor.com/article/detail/4131783/

また、「特に、二次創作キャラクターの作成や掲載につきましては、許されるものでは
ありませんので、見つけ次第、厳しく対応していきます」とのことで、地デジカをもとに
美少女や萌え系のイラストを創作することは断固として許さない方針のようである。


ここまで言い切っちゃったら、訴えるしかないよな、民放連




ここでの問題は、
もともとの絵がぼろぼろで、二次創作の絵のほうが明らかに創作性があり、
かつ、本人たちが違うと否定している、スクール水着を着ている、
原画とはかけ離れた絵に関して、
二次創作キャラクターだといって、訴えるということだよね。

これが法的に認められれば、(地デジカに限らず、一般的に)
もはや、キャラクターの二次創作はできず、
またブログにイラストをリンクすることさえ許されない・・・
(一部のコンテンツ作者は二次利用を認めたとしても、
 お金儲けしたい大人は、前例ができれば、みんな規制する。
 そして、コンテンツを(制作でなく)販売するのは、
 そういうお金儲けしたい大人だ!)

となってくると、一般的にコンテンツは、まず、ネットで広まることはない
というか、コンテンツはネットを敵とみなしているに近いっていう
ことにならないかな?
(コアなコンテンツ購入者は、ブログに書いたり、二次創作する人)


そーなってくると、経済産業省のコンテンツ推進政策とかは、
失敗ってことになってこないか?
もはや、広める手段は限られてくるでしょ・・・
本や、DVDでの販売が中心で、その記事をブログで扱う場合は、文字だけ、
同人とかは、規制対象ってなってくるわけだからねえ・・・
コンテンツが広まる余地はない。

まー、経済産業省が、コンテンツなんかについて、本当に
推進すべきだったのか?ということを考える、いい機会にはなったけどね。




それより、もっと影響大なのは、地デジカのこの規制により、
フリーのコンテンツ「アナログマ」を思い起こさせてしまうことだ。
http://www12.atpages.jp/analoguma/

「アナログマ」を書いた人は、たぶんネタでかいたんだろうけど、
ここに、”「受信中止」を推進”ってある、
これが地デジにとってやばい。

つまり、別に地デジに移行しなくても、よくね!と気づかせてしまう
きっかけを与える。

もし、NHKしか見ていない大人は、NHKオンラインをみれば、
別に地デジで見なくても困らない。

実はこれで、一番困るのは民放連だろう。

テレビを見る人がヘリ、視聴率が下がれば、それは経営に直結する。
したがって、「受信中止しても、こまんないよ!」ってことを広められるのが
いちばんこまる。
(つぎに困るのは、地デジのデメリットをはっきりと言われることだろう)




そう考えると、今回の一連の騒動、ほんとうに草なぎ君や、地デジカがキャラクター
としてふさわしかったのか、民放連が地デジ推進というストーリーが正しいのか?

というところにたどりつく。

つまり、本筋として、電波利用に関しては、キャラクターとして、総務省は

電波りようこ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/08/news103.html


がいるわけで、電波りようこが、総務省見解として、

・地デジ移行のグランドデザイン
 移行先の周波数帯と、開いた周波数をどうするか、
 電波の型式
 周波数移動により、障害物の影響はどうなる?混信の影響は?
 ワンセグとの関係(番組内容について)

・地デジのメリット・デメリット
 とくに、デメリットに関して、電波が受信しにくい場合はどうなるの?
  いままでだと雑音混じりで聞こえたけど・・・
  もし、今のパソコンの地デジチューナーで見るように画像が止まって
  しまったら、番組のいいところで止まると困る
    →語学番組で説明聞きそびれてこまった(>_<!)

・地デジで混乱しそうなこと
 録音について
  いままで撮ったVHSのビデオは地デジ用のテレビで見れるのか?
  地デジの画像は、いままでのビデオデッキで録画できるのか?など

について説明し、そのあとで、民放連が必要であれば、宣伝すべきだ。
いま、民放連の地デジカとメリットばかりが強調され、総務省の電波利用のグランドデザインとデメリットが見えてこないのが、どーなのかなーと思う。




って、地デジ移行の今の異常さを露呈させたという意味で、地デジカは、大きな貢献をしたね。ただし、ネガティブな方向で(^^;)

(御意見無用。コメントは受け付けません)

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地デジカはフジテレビが150のアイデアから選りすぐったものらしい!

2009-04-28 21:55:21 | Weblog

ここのサイト
地デジカは即席キャラではなかった! 地デジカ誕生秘話が判明!
http://getnews.jp/archives/11361

に、こんなことが書いてある(以下斜体は上記サイトより引用)


地デジカ誕生の秘話について、日本民間放送連盟に取材をしてお話をうかがった。


「毎年行っているPRの一環ですので、地デジカは即席で作ったものではありません。今年のPRの幹事はフジテレビさんが行うことになっておりまして、そのフジテレビさんが作ったキャラクターが地デジカということになります。キャラクターに関してはかなり前からフジテレビさんが社内でアイデアを募り、およそ150ほどのアイデアのなかから、地デジカのアイデアが採用されたんですよ。


てっきり、サイバンインコと同じノリで、鳩山大臣が指示したのかと思った(^^;)
でも、あれが、150個からえりすぐったもののわけえ??
じゃ、残りは、どんななんだ・・・・??


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クラウドと開発方法論(オブジェクト指向、DOAなど)。

2009-04-28 12:47:17 | Weblog

 クラウドコンピューティングを行う際、実際の形態としては、

   HaaS ハード(ストレージなど)をクラウド化する
   PaaS プラットフォーム(OS、DBなど)をクラウド化する
   SaaS サービスをクラウド化する

 というような、さまざまなレベルが考えられる。

 SaaSはサービス、つまりプロセスのクラウド化なわけで、そーいう意味では、
プロセス指向の開発方法論に向いている。
 提供するサーバーを1オブジェクトと考えれば、そこのサービスはメソッドとなり、
データはメソッドにより隠蔽されているので、オブジェクト指向的な考えとも言える。




 しかし、一方で、プロセス指向からデータ中心指向に変わったときのように、
プロセスは変わりやすいものであり、データを中心にしたほうが、システムが
ロバストになるという考え方もあります。

 そーいうデータ中心で考えれば、SaaSのようにサービスを提供してくれる必要はなく、
データを共有できればいいので、HaaSで十分ということになります。
 オブジェクト指向でも、メソッドを共有する必要はなく(ローカルに隠蔽)、
データだけを共有したい場合もHaaSということになるでしょう。




 じゃあ、PaaSはどこで使うのか・・・
 というと、企業内SaaSのように、サービスを共有するんだけど、企業内のような
限られた範囲で行う場合や、パブリックに提供されているSaaSのAPIをカスタマイズ
して使いたいときという感じだと思います。

 って考えると、パブリックSaaSでことがたりる・・・ということはあんまりなく、
どっちかというと、PaaSのほうが重要かもしれません。




 まとめると、データ中心指向で、データを共有したい場合、
 ないしはサービスをローカルでやりたい(隠したい)場合はHaaS

 サービスを共有したい場合はSaaSだけど、
  パブリックに提供されているSaaSでは不十分・・・
 となってくると、企業内でサービスを提供することになり、
 その場合はPaaSが有効である

 ・・・という感じかしら・・・


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草なぎさんの代わりの地デジキャラ、「地デジカ」

2009-04-27 18:08:04 | Weblog

ここのニュース
地デジPRに新キャラ=草なぎさんの穴埋め-民放連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090427-00000097-jij-soci

によると(以下斜体は上記サイトより引用)

 日本民間放送連盟は27日、地上デジタル放送への移行を促すため、シカをモチーフにした「地デジカ」をPRキャラクターに決定したと発表した。受信アンテナ風のツノを持ち、2年後のアナログ放送停止を注意喚起するため黄色い服を着用した地デジカは、5月から民放各社のCMに登場する。


うーん、不祥事を起こさないとなると、やっぱり、バーチャル路線??

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マイクロソフト、初の企業向けSaaSサービスを正式開始

2009-04-27 14:29:22 | Weblog

ここのニュース
[サービス]マイクロソフト、初の企業向けSaaSサービスを正式開始、β版登録者は800社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090427-00000006-bcn-sci

によると(以下斜体は上記サイトより引用)

 マイクロソフト(樋口泰行社長)は4月27日、企業向けSaaS型サービス「Microsoft Online Services」の第一弾として、「同 Business Productivity Online Suite(BPOS)」の正式サービスを同日付けで開始した。

 「Microsoft Online Services」は、マイクロソフトがデータセンターを保有・運用する形でユーザー企業・団体にソフトの機能をネットワークを通じて提供するSaaS型サービス。この形態で企業向けにSaaS型サービスを提供するのは、同社にとって初めてで、サービス開始前から話題を集めていた。「BPOS」はその第一弾で、メールやデータ共有機能を統合したサービス。


だそうな。ちなみにその「Microsoft Online Services」は
http://www.microsoft.com/japan/online/default.mspx
にあるみたい(30日間のトライアルもある)。



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OracleOpenWorldのメモ5-4月23日 ハサン・リズヴィ氏

2009-04-27 10:54:41 | Weblog

OracleOpenWorldの内容についてメモ、23日の基調講演は、oracleのえらい人、ハサン・リズヴィ氏のFusion MiddleWareの話からスタート。以下、その内容




Fusion MiddleWareの特徴
(1)オペレーション効率の向上
(2)プロセス最適化
(3)統合されたインテリジェンス
(4)エンタープライズ2.0
(5)セキュリティとリスク管理

以下、それぞれの詳細



■(1)オペレーション効率の向上
・課題
 アプリケーションプラットフォームの最適化
 複雑性の低減と可用性の向上
 最高・・・(すみません、メモ取れませんでした m(__)m )

・製品
 oracle Application Grid



■(2)プロセス最適化
・課題
 プロセスの自動化によるサービスレベルの向上とコスト低減の両立
 柔軟で迅速なビジネスプロセスの提供
 サービスの再利用とガバナンス

・製品
 oracle SOA ソリューション



■(3)統合されたインテリジェンス
・課題
 インテリジェントシステムの合理化を推進
 インテリジェントとトランザクションシステムの統合
 エンドユーザーへの情報を広く浸透させる

・製品
 すぐれたEPM&BI基盤



■(4)エンタープライズ2.0
・課題
 全世界24X7(24時間X7日=1年365日)あらゆるチャネルから重要な
    情報やプロセスへのアクセスを可能
 コミュニティベースのチーム/プロジェクト管理と顧客体験の向上
 企業横断的な非構造コンテンツや文書を管理

・製品
 oracle Beehive
  企業向けメッセージングとコラボレーション
 oracle WebCenter
 Oracle Enterprise Content Management



■(5)セキュリティとリスク管理
・課題
 外部からの、または内部での脅威や攻撃に対するセキュリティレベルを向上
 コンプライアンスの徹底、しかも低コスト
 すべての企業・・・(すみません、メモ取れませんでした m(__)m )

・製品
 oracle Identity Management Suite




ものすごくよく出来ているプレゼンで、Fusion Middlewareの特徴を5つだし、
 それぞれに対して
   はじめに、そこでのトピックスを3つあげ(上記に「課題」と書いてある)
   それに対するFusion Middlewareの製品をあげ
   そのあとに事例を持ってくる(事例は上記では省略している)
 という構成になっている。なので、とてもわかりやすい。

 このあとは、富士通の話で、この前書いた
 基調講演、富士通でおわり、あと各セッションになり、夕方、特別講演として、中谷 巌氏のお話があったようだが、特別講演のおはなしは、受講しなかった。


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OracleOpenWorldのメモ4-4月22日 アンディ・メンデルセン氏

2009-04-26 23:50:21 | Weblog

OracleOpenWorldの内容についてメモ、その3のNECの基調講演のあと、ひきつづき、Oracleのえらいひと、アンディ・メンデルセン氏の講演、題はさておき、内容は、11gとExadataについて。以下、その内容


■(1)グリッド(11gについて)

・低コストなサーバーとストレージグリッドの利用
 in-memory Database Cache
 Real Application Clusters(RAC)
 Automatic Storage Management(ASM)

・おおきなSMPボックスを買った場合とRACを使った場合
 SMPだと、初めから成長率を見込んで大きいものを買わないといけない
 RACだと、はじめ現行利用サイズにして、後で必要な時に
   スケーリングして、大きくして行ける

・企業内クラウド=グリッド

・デモ1 バックアップをクラウド(AWS)にした場合



■(2)データウェアハウス(Exadata)

・いままでのDBは帯域がボトルネック、改善するには
  帯域を増やす
  データ量を減らす
 →スマートスキャン
   →HP Oracle Database Machine Exadata

・Exadataのデモ




■その他

・Oracle Retail Data Model(リンク先PDF)
 小売のスターターキット




このあと、Mr YEN(って、いい方、古っ)の榊原氏の講演があったけど、
きいてこなかったでした(^^;)

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OracleOpenWorldのメモ3-4月22日 NEC。

2009-04-25 18:52:20 | Weblog

OracleOpenWorldの内容についてメモ、その2の基調講演が終わった後は、各個別のセッションになるのだけれど、とりあえず、基調講演だけ、先、書いてしまいます。

 基調講演は、同日の夕方17:00からに、再度ありました(もちろん、次の日、その次の日にもあるけど)。まずはNECの人から、

「クラウドコンピューティング世代の次世代データセンター」

というお話。内容は・・・




・NECのSaaS基盤→RIACUBE/SP

・で、メモでは・・・

 個別        →データセンタに統合
 プライベートクラウド 自社内・データセンターを使う
 サービスを提供    PaaS

ってかいてあるんだけど、なんのことだっけ(^^;)

・プール
   サーバープール
   ストレージプール
   ネットワークプール
(っていっても分かんないよね。クラウドの場合、物理を意識せず、論理的に資源
 を考える。その論理的資源の基本概念がプールであり、実際には、いくつかの
 物理資源(マシン、ディスクなど)から構成される(がユーザーは意識しなくてよい)
 そのプールの種類として、以上3つが考えられるという話)

・仮想化の見える化:業務アプリと物理リソース
   ↓
 仮想化環境のプロビジョニング
  1、監視 2、分析 3、決定 4、実行

 
・運用管理 自律サイクル
  分析 EMCの分析エンジン

・グリーンIT ねつだまり →空調、電源の問題




ごめん、すぐに書かなかったら、忘れてしまい、メモがよくわかんなくなってしまった。
たぶん、勘違いとか、間違いがあると思う。ごめん



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OracleOpenWorldのメモ2-4月22日 日本HP小出氏

2009-04-25 15:20:26 | Weblog

OracleOpenWorldの内容についてメモ
つぎに、日本HPの小出氏のおはなし
重要なところを聞き入ってしまって、メモできてない(^^;)ごめん



■HPについて
2002年 コンパック買収
2008年 EDS買収

・プロセスイノベーションの追及

・テクノロジイノベーションへの戦略的投資
  お客様
  マーケットドリブン
  業界トップ

・ビジネスのベースはローカル、
 共通部分を統合:PC管理など




■ITコスト→次世代データセンター

 ITコスト 6割以上が運用、維持コスト

・現在のデータセンター
  サイロ化
   ↓
・次世代データセンター
  シェアードサービス
   →標準化、共通化、仮想化、シェアード化:PaaS




■次世代データセンター

クラウド化とグリーンITが成功の鍵

・運用の自動化
・アプリケーションの標準化
・IT基盤の統合化・仮想化
・省電力で高効率的なファシリティ






こんなかんじかな?
メモ間違い、聞き間違えとかあったら、ごめん


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OracleOpenWorldのメモ1-4月22日 ソニー・シン氏

2009-04-25 11:40:22 | Weblog

これから、いくつか、OracleOpenWorldの内容についてメモしたものを・・
まずはじめは、4月22日の基調講演、ソニー・シン氏のお話より




アジェンダ
1.オラクル全体戦略
2.短期、長期両方でのIT投資




■オラクル全体戦略

・Complete
 業界ごとに
 →ベストソリューションの買収

・Open
 リスク低減
 →オープン準拠

・Integreted
 柔軟性とコスト削減
 →アプリケーション統合アーキテクチャ(AIA)

AIA
 ファンデーションパック
  →業界コンポーネント、プロセスモデル
 プリビルド




■短期、長期両方でのIT投資

・短期
 迅速な、導入可能で高い効果

・長期
 将来を支える基盤を創造する
   →ITインフラをシンプルに
    データとプロセスに標準化
(1)投資の保護
   →アプリケーション・アンリミテッド
(2)新しい機能追加
   →フュージョン
(3)次世代のアプリケーション




こんなかんじかな?
メモ間違い、聞き間違えとかあったら、ごめん


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OracleのデータウェアハウスのExadataが早い理由は、

2009-04-24 22:47:14 | Weblog

まとめると、こーいうこと(ウィリアムのいたずらの理解だから、まちがってるかも)

データウェアハウスとか、データベースの場合、データファイルが入っている部分と、データ処理する部分(プロセスとか共有メモリとかある部分、オラクルだと、インスタンスと呼んでいるのかな?)がある。
 データウェアハウスとなると、1台のディスクにデータをすべて入れることはできないので、データは複数台になる。ここの部分をストレージと呼ぶとすると、SQLを処理するためには、ストレージにあるデータをデータベース処理部分(のSGAに)送らないといけないけど、そのさいに

(1)Exadataは、データをセル単位に管理していて、必要なデータをセル単位でアクセス、送ることができる(従来のデータベースはレコード単位)

(2)Exadataは、必要なデータかどうかを、ストレージ側で判断し、送る(従来のデータベースは、SGAに転送したのち、判断)

(3)Exadataは、ストレージ⇔データベース処理部分間のデータをInfiniBandというものすごい高帯域幅のネットワークでデータ転送する(従来のより、めちゃくちゃ帯域広い)

つまり、(1)、(2)により、送るデータ自体が、従来のDBよりすくなく、その少ないデータを(3)により、高速に転送できるから、検索が早いみたい



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IT、日本、やばいかもお・・・

2009-04-24 20:33:54 | Weblog

 今日のOracle Open Worldの基調講演、日本企業は日立だったけど、昨日の富士通もそうだったけど・・・うーん、日本、遅れてるなあ・・・

 日立の話は結局

 事務効率の向上→知の活用機会の増大

 という話に集約できると思う。

 でも、これは、その直前、今日のその前のオラクルのえらーいひとのセッションで言っていたように、情報が爆発的に増えている状況では、人が知識を活用するのは、大変なのですよ。
 たしかに、日立のプレゼンにあったように、RFIDとか、いろんなことで、情報は集まってくる。でも、情報が大量になればなるほど、整理は難しくなり、そこから意味ある情報を取り出すことが難しく(見える化にも限度がある)、情報加工も職人芸化し、情報の価値はへる。

 そこで、前のオラクルの偉い人のプレゼンにあったように、職人芸を再現可能にすることが必要なのですよ。つまり、方向として逆

 (暗黙知としての)知の活用機会の増大→(形式知としての)事務効率の向上

それには、事業の差別化できる、コアな部分以外は、ベストプラクティスを導入し、どんどん自動化すると・・・コンピューター企業は、そのためにお手伝いする。

 たとえば、介護で考えると、介護にとって、差別化できる部分というのは、実際の介護を行う部分であって、それ以外の国保連への手続きはもとより、いろんな資材の手配、訪問介護のスケジューリング、その他もろもろというのは、どっかのベストプラクティスを導入すれば良い。

 そこでSIerとしては、どっかの介護会社と組んで、システム化し、それをSaaS化して、各介護事業者に販売すると。。。そうすれば、はじめに一緒に開発した介護会社にも、利益を分配して儲かるわけだし、SIerも儲かる。そーいった、暗黙知として、混沌としていた部分のベストプラクティスを形式化、ソフト化し、それを販売していくというビジネスが今後のソフト会社にもとめられているのであろう。
 それは、知識を創造するといわれるBIにおいても同じこと(BIのベストプラクティスを導入し、SaaS化し、指導までする必要があるということ)

 もっとも、今回の日立の事例は、データセンターについてもしっかり述べていたし(モジュール型データセンター)、PaaSについても、なんか話していたので、昨日の富士通よりかは、いいけど・・・

 それにしてもあれだ、どーして、日本のえらーいひとは、壇上で、原稿みてるんだ?
 オラクルのえらーい人たちは、みんな原稿をみないで、お客さんのほうをむいて話しているのに、日本のえらーい社長さんクラスの人は、「お客様の視点で」みたいなことをいいつつ、原稿をみて、お客さんをみてないんだ??

・・・うーん、オラクルと比べると、IT、日本、やばいかもお・・・


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クラウドコンピューティングの分類法。

2009-04-24 15:03:36 | Weblog

 前に企業内クラウドって書いた。
 で、クラウドコンピューティングには、企業内クラウド以外にも様々な形態があるわけだが、それをまとめる視点について、Oracle Open Worldの新日鉄ソリューションズの人の講演、「クラウドコンピューティングがもたらす新たなパラダイム」がよく出来てると思ったので、ここにメモメモ。

 そのセミナーでは(スライドNO(=資料の右下の番号)13枚目)
・物理的なロケーションとして、社内/社外の2つにわけ
・アプリケーション間でのリソース共有の形態として、共有なし/社内で共有/社外と共有の3つに分けている。

 ってことは、2X3で6通りになる。

その6とおりについて書くと

(1)社内・共有なし
  システム保有

(2)社内・社内で共有
  プライベートクラウド保有

(3)社内・社外と共有
  ??(該当なし)

(4)社外・共有なし
  データセンター・サービス利用

(5)社外・社内で共有
  外部プライベートクラウド利用

(6)社外・社外と共有
  外部パブリッククラウド利用

となる。

ここで、プライベートクラウドとは企業内クラウドのこと、パブリッククラウドとは、Googleのようなものになる。

 ちょっと、(5)の「外部プライベートクラウド利用」がわかりにくいと思う。ウィリアムのいたずらの理解を書いておくと、企業内の情報処理をクラウド化するんだけど(なので、サービスは、外部のGoogleとかを使うのでは「なく」あくまでも、社内のサービスを利用する)、そのマシンとかストレージは外部のクラウドを利用するもの。すなわち、外部のHaaS、PaaSを使う場合がこれにあたる。たとえば、AMAZONのAWSを使って社内データをバックアップしている場合)だと思う。

 一方(6)は、外部提供のSaaSを利用することになる。

 おお、なかなか、SIerさんも仕事してるのね(^^;)


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企業内クラウド、仮想化によるHaaSやPaaSがとりあえず現実的な線のようだ

2009-04-24 12:01:14 | Weblog

 Oracle Open World、結局各セミナーの話の中心は、どこもクラウドコンピューティングなんだけど、AMAZONやGoogleのAPIを使って、SaaS的なクラウドを実現するというよりか、企業内で、負荷を分散させて、ハードウエアなんかを共有化しましょうよという、HaaSによる、企業内クラウドの実現が現実的なようだ。

 これを実現するには、もちろん、仮想化技術が必要なんだけど、逆にいえば、これを実現するだけなら、VMWare InfrastructureのDRSによって、物理的なサーバー群をリソースプールとして扱えばいいわけで・・・となってくると、製品があるので、具体的な提案ができるっていう話になってくる。

 ってことで、クラウドは、とりあえず、企業内クラウド、仮想化によるHaaSやPaaSがとりあえず現実的な線のようだ

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