ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

民間の「Web2.0型天気予報」の勝利ってこと?

2008-08-31 13:15:44 | Weblog

 最近の天気予報には2種類あるといえよう。

 1つは、気象庁が出すような、全国にあらかじめ施設をつくり、
 その集計を元に、気象庁(=中央が)推測し、天気をしもじも(=クライアント)に
 伝える方式。

 まあ、これを中央がコンテンツを作り上げていくので、
   Web1.0型天気予報とよぼう。


 もう一つは、最近ウェザーニューズがやりだした天気予報で、
 しもじも?のみんな(=クライアント)が、「いま、こんな天気でーす、
 やばくないっすか?」と、情報をウェザーニュース(=中央)に出す。
 すると、中央(=ウェザーニュース)が判断し、みんなに、
 「やばいっすう・・大雨きますう・・」とか、伝える形の天気予報

 これは、ユーザーから天気情報をあつめる=
 ユーザーがコンテンツをつくるということで、
   Web2.0型天気予報とよぼう。




 従来、ゲリラ豪雨などでは、計算が難しいということになっていた。
 これは、天気予報がWeb1.0型だったため、そんなにたくさん施設をつくれない。
 そーすると、どうしても広範囲予想になってしまったためでした。

 そこで、ウェザーニューズは、ユーザー(ウェザーニューズではサポーターと呼ぶ
 のみんなから情報をあつめて天気予報をすることで、10分天気予報とか、
 ゲリラ豪雨予報とかができるようになった。

 っていうのが、今までのお話だったと思います。




で、ここのニュース
<ゲリラ豪雨>特殊レーダーなど事前予測法を強化…防災科研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000008-mai-soci


うーん、Web1.0型の天気予報も、最近の天気をみて、10分天気とかに
しないと意味ないってことがわかってきたのね・・・

でも、いまから研究してもねえ・・・
予測できるまでには、かなりお金も時間もかかるだろうから・・・

これは、国がやるWeb1.0型天気予報に、
民間(=ウェザーニューズ)がやる「Web2.0型天気予報」が勝ったってこと?

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グーグルのストリートビュー:「手間をかければ不適切な画像は全部消せる」山田氏の発言を考える

2008-08-30 19:35:52 | Weblog

ここの記事
「ストリートビュー」はどこが問題かMIAUシンポジウムで議論
http://news.goo.ne.jp/article/internet/business/it/iw2008082903-internet.html

全体はさておき、以下の意見(以下斜体は上記サイトより引用)


「手間をかければ不適切な画像は全部消せるはずなのに、安上がりにしようとするから問題が起こる。グーグルはずるいというか、さぼっている


「手間をかければ、全部消せる」というのだから、消せる方法を思いついているということだと思う。ってことで、今回は、その方法、つまり

         写真を撮ったとき、人物だけを抜き出す方法

について考えてみよう




■人の顔をモザイクなどの処理をする

 (1)人が見て抜き出す
 (2)画像を認識して、人の顔だけ抽出する

   →どちらも顔の部分をモザイクにするなり、こんなふうにするとか・・・
 ただ、モザイクの範囲が広がってしまうと、建物もぼやけてしまう。
 また、人の顔以外の部分でプライバシーといわれると、対応できない。
 (モザイクにしても、ある家の玄関から、子供か、大人か、どういう身なりの人が出てきたかは、ばれてしまう)

 なので、これでは、得策ではないかも。。。




■動いているものは、消しさる→2回以上写真を撮り、動いているものを消す

 (3)同じところを(2回でもいいけど3回)写真をとる。
   →1日とか、数時間後とか、ある程度時間をおく
   →ハフ変換等を行い、特徴点をだし、画面の位置を一致させる。

   このとき、3回とも写真に写っているのなら、動いていないものと考えられる。
   もし、映っていない場合
    ・2回とも同じ画像で1つだけ違っている部分があれば、
     それば人物など、動くものが写りこんでいるので、
     その部分を破棄し、2回とも同じものを、その部分の写真として採用する

    ・3つとも違っていたら、特徴点が不自然に切れているもののほうを、
     うごいているものが映っているとし、そうでないものをその部分として
     採用する

   (4)動画で流し撮りで撮影すれば、3回以上撮影したのと同じ効果が得られる。
     動画は、何枚もの写真で構成されているので、
     それぞれを、移動距離分戻してあげれば、
     前の画像を移動時間後にとったのと、同じ写真になる。




うん、めんどっちいけど、「できないこと」ではなさそうだな・・・



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YouTube対応テレビ、日本でも発売

2008-08-30 11:28:24 | Weblog

ここの記事
YouTube対応テレビ、日本でも発売
http://slashdot.jp/articles/08/08/29/0951253.shtml

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


今年1月に松下電器産業(松下)が海外で発表していた「YouTube対応テレビ」が、国内でも発表されました(AV Watchの記事)。

発表されたのはプラズマテレビ「PZR900シリーズ」で、50V型、46V型、42V型の3モデル。1TBのHDDを搭載し、番組の録画機能も備えています。


って、YouTubeの画像をテレビでみて、解像度とか、どーなるんだろう。
パソコンと同じ大きさでうつすのかなあ。。だったら大画面でも意味ないし・・
大画面用に引き伸ばしても、大丈夫なのかなあ・・・


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e-Japan戦略に対する会計検査院の報告書があるURLは、

2008-08-29 20:08:56 | Weblog

ここで、とくに、DFDの不整合が831個あったっていう、あの報告は、

ここ
http://report.jbaudit.go.jp/org/h17/yousei5/2005-h17-8092-0.htm


にある。メモメモ

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内部統制とUML、オブジェクト指向との関係

2008-08-29 13:22:56 | Weblog

 内部統制のお話が、3点セットまできたので、ここで、内部統制とUML、オブジェクト指向との関係について。

 そこで書いたように、
内部統制には、
・全社的な内部統制の整備の把握
・財務報告に係る業務プロセスにおける内部統制の整備の把握
がありえる。
 このうち、全社的な内部統制に関しては、直接オブジェクト指向とはかかわってこない。
 一方、業務プロセスは、
   ・業務の流れ図(フローチャート)
   ・業務記述書
   ・リスクと統制の対応(RCM)
の3点セットを作成する。これが関連する。以下、それぞれについてみていく。




■業務の流れ図(フローチャート)

 この流れ図は、誰が、なにを、どうするかを書く(どのような条件のときも明示する)
 これは、オブジェクトフローが入っているアクティビティ図に相当すると思う。
 オブジェクトフローを入れてなくても、まあ、アクティビティ図としては、成立すると思うけど、
内部統制を考えた場合、オブジェクトフローが入っていないと、その業務がちゃんとやられているか、
確認(評価)できない。

例:受注-アクティビティ
  受注票-オブジェクトフロー

 受注のしごとをちゃんとやっています!といわれても・・・
 受注票をみて、ちゃんとやっているか、他人が評価できる。




■業務記述書

 これは、シナリオになるの?っていうことだが、前に書いたときに示した実施基準の参考1では、
入出力に関してはっきりしていない。

 ここで、入出力がはっきりしてくると、契約による設計(DBC)っぽくなってくるけど。。

 っていうか、入出力がはっきりしないと、上に書いたように、確認できないと思うんだけど・・・




■リスクと統制の対応(RCM:リスクコントロールマトリックス)

 UMLとかではないし、オブジェクト指向でも、こーいうことは考えないと思う。

 ゴール指向とかだと、話が出てくるのかも知んないけど。。




 ただ、実施基準は、例なわけで、実際には、中小企業診断士の更新研修では、
事例2のほうは、流れ図も、業務記述書も、入出力をはっきりさせていてたけど、
事例3は、流れ図も、業務記述書も、入出力はいまいち・・・つーか、
事例3の業務フロー及び組織体制、よくわかんないぞ(^^;)


 で、流れ図とアクティビティ図が似たようなもんってかいたけど、
 問題は、どの業務を書くか?が違っている。
 これについては、別の機会に書きます。


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オブジェクト指向入門 第二版を読む(第2章 オブジェクト指向の基準)

2008-08-29 01:35:11 | Weblog

 メイヤーの「オブジェクト指向入門 第二版 原則・コンセプト」を章ごとにまとめるシリーズ「オブジェクト指向入門 第二版を読む」、今回は、第2章です。




■オブジェクト指向の基準
 なにをもってオブジェクト指向とよぶかの目安、基準
  →3つのカテゴリで考える
    方法論と言語
    実装と環境
    ライブラリ

■「方法論と言語」における基準
  ・継ぎ目のない連続性
  ・クラス
  ・表明
  ・モジュールとしてのクラス
  ・型としてのクラス
  ・特性に基づく計算
  ・情報隠蔽
  ・例外処理
  ・動的型付け
  ・総称性
  ・単一継承
  ・多重継承
  ・反復継承
  ・制約付き総称性
  ・再定義
  ・多相性
  ・動的束縛
  ・実行時の型検査
  ・暫定特性と暫定クラス
  ・メモリ管理とガベージコレクション

■「実装と環境」における基準
  ・自動的な更新
  ・迅速な更新
  ・永続性
  ・ドキュメント
  ・ブラウジング=拾い読み

■「ライブラリ」における基準
  ・基本ライブラリ
  ・グラフィックスとユーザーインターフェース
  ・ライブラリの進化の管理
  ・ライブラリのインデックスメカニズム




 それぞれの基準に数行の説明があるんだけど、それを書いていると長くなりすぎるので、項目だけ拾ってみました(なので、内容がよくわからないものもあるかも)

 2章は、ここまで。



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iPhoneガール - 生産者の顔が見える携帯電話

2008-08-28 22:40:24 | Weblog

ここのニュース
iPhone買ったら美人女性労働者の写真が…
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080828/its0808281340000-n1.htm

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


生産者の顔が見える携帯電話? 英国人男性が購入した米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」になぜか中国の生産工場の女性労働者の写真が保存されていたため、男性がネット上で公表したところ「iPhoneガール」として世界中で話題になっている。


上記サイトには、その「iPhoneガール」の写真ものっているのですが。。。


英国人男性が新品のiPhone3Gを購入して起動したところ、壁紙として生産ラインでほほ笑む若い女性労働者の写真が設定され、メモリー内にも同じ女性の写真が保存されていた。


おお、壁紙ですか。。。とすると


「出荷前の検査で撮影した写真を消し忘れたのかもしれない」としている。


というより、ウケをねらって、わざとじゃないかなあ(^^;)

なんか、これから、こーいうおまけ、ふえそうですよね。
他社も追随するのでは・・
買ってきたパソコンやケータイを立ち上げたら・・っていうの


・・はずれの写真もあったりして(^^;)



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内部統制のお勉強(その4:内部統制の構築)

2008-08-28 16:16:09 | Weblog

 シリーズ「内部統制のお勉強」です。

 前回は、内部統制の枠組みでした。今回は、内部統制の構築についてです。
 なお、以下、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」を「実施基準」と略します。




■内部統制構築のプロセス

 内部統制は、システムの構築→評価→報告というように進む。
 このうちの構築について考える。
 実施基準のPDFの67ページ(右下59ページ)には、
「(2)財務報告に係る内部統制構築のプロセス」というのがある。

 そこによると、

(1)基本的計画及び方針の決定
(2)内部統制の整備状況の把握
(3)把握された不備への対応及び是正

というふうにすすむ(診断士の更新研修「中小企業の内部統制」の20ページ
には、「(4)日常的モニタリング・独立的評価」が1,2,3にかかるように
ある)。

 このうち、「(2)内部統制の整備状況の把握」については、
・全社的な内部統制の整備の把握
・財務報告に係る業務プロセスにおける内部統制の整備の把握
 にわけられる。




■全社的な内部統制
 実施基準のPDFの67ページ(右下59ページ)には、
、全社的な内部統制の整備状況の把握に当たっては、例えば、「Ⅱ 財務報告
に係る内部統制の評価及び報告」参考1(財務報告に係る全社的な内部統制に関す
る評価項目の例)に掲げられた項目を適宜参照することが有用と考えられる。

とある。

 この「財務報告に係る全社的な内部統制に関する評価項目の例」(参考1)は、
たぶん、PDFの97ページのやつ(右下ページ87)だと思う。

 これは、前回やった基本的要素について、詳しいチェックリストになっている。
 引用すると長いので(3ページ分)興味がある人は見てください。




■業務プロセスにかかわる内部統制

 一方、業務プロセスにかかわる内部統制のほうは、
実施基準のPDFの68ページ(右下60ページ)に

財務報告に係る業務プロセスにおける内部統制については、重要な業務プ
ロセスについて、例えば、次のような手順で内部統制の整備状況を把握し、記録・
保存する。
a.組織の重要な各業務プロセスについて、取引の流れ、会計処理の過程を、必
要に応じ図や表を活用して整理し、理解する。
b.これらの各業務プロセスについて虚偽記載の発生するリスクを識別し、それ
らのリスクがいかなる財務報告又は勘定科目等と関連性を有するのか、また、
識別されたリスクが業務の中に組み込まれた内部統制によって、十分に低減で
きるものになっているか、必要に応じ図や表を活用して、検討する。
上記a.b.における図や表については、「Ⅱ 財務報告に係る内部統制の評価
及び報告」参考2(業務の流れ図(例)、業務記述書(例))~参考3(リスクと
統制の対応(例))が参考となる。

 とある。いわゆる3点セット、
・業務の流れ図(フローチャート)
・業務記述書
・リスクと統制の対応(RCM)
を書くことになる。
 この書き方の具体例は、実施基準のPDFで100ページ(右下ページ92)からになる。
 具体的な図については、参照していただければいいわけだが、気が向いたら、次回詳しく書きます。




ということで、次回は、3点セットについて書くか、もしくは、話を先に進めます。



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オブジェクト指向入門 第二版を読む(第1章 ソフトウエアの品質)

2008-08-28 08:51:31 | Weblog

 これから、新しいシリーズとして、メイヤーの「オブジェクト指向入門 第二版 原則・コンセプト」を章ごとにまとめるものをやってみたいと思います。まずは、第1章から。




●品質に2種類ある
 外部品質要因:ユーザーが認識できる品質
 内部品質要因:それ以外の要因(モジュール性、読みやすさなど)

●そして、外部品質要因には、以下のような要因がある
  正確さ
  頑丈さ
  拡張性
  再利用性
  互換性
  効率性
  可搬性
  使いやすさ
  機能性
  適時性
  実証性
  統合性
  修復性
  経済性

 このうち、特に重要なのは、「正確さ」と「頑丈さ」(合わせて信頼性)、「拡張性」と「再利用性」(合わせてモジュール性)の4つ。これらに対してオブジェクト指向は大きく貢献するし、それ以外の要因にも、オブジェクト指向は貢献する。

 これらの要因は、トレードオフの関係にある。

●ドキュメントは、品質要因の結果であり、3種類に分類できる
  外部向けドキュメント
  内部向けドキュメント
  モジュールインターフェースドキュメント

 できる限り、ソフトウエア自身をドキュメントにしたほうがよい。
  外部向けドキュメント→オンラインヘルプ
  内部向けドキュメント→良い実装言語では、必要なくなる
  モジュールインターフェース→自動生成

●ソフトウエアの保守に2種類
  修正:外側の世界の変更の反映、まっとうな作業
  期限を過ぎてからのデバッグ:まっとうでない作業

 保守コストの内訳で大きいもの
  ・ユーザー要求の変更
     →オブジェクト指向の助けを期待するのは理にかなってる
  ・データフォーマットの変更
     →問題のカギとなるのは抽象データ型

 あまり多くないもの
  ・効率性の向上
     →そのままそっとするのを選ぶから
  ・新しい環境の移植
     →はじめから考えて作ってるか、移植したくないほどひどいか
      どちらかだから

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内部統制のお勉強(その3:内部統制の枠組み)

2008-08-27 17:21:02 | Weblog

シリーズ「内部統制のお勉強」です。

 前回は、内部統制の目的と必要性について行いました。今回は、内部統制の概要といいますか、枠組みです。
 なお、以下、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」を「実施基準」と、「システム管理基準 追補版(財務報告に係るIT統制ガイダンス)」を「システム管理基準」と略します。




■実施基準の枠組み

 実施基準の枠組みは、前回示したように、目的(4つ)、基本的要素(6つ)によって考えられ、これに、事業分野を加えてルービックキューブみたいにしたのが、COSOキューブになります(ただし、目的、基本的要素を1つづつ加えられているけど)

 で、実施基準のPDFのページでいう18ページ(実施基準右下のページ番号11)から、基本的要素の
   (1)統制環境、
   (2)リスクの評価と対応、
   (3)統制活動、
   (4)情報と伝達、
   (5)モニタリング、
   (6)ITへの対応
 について、さらに詳細に、その項目内容について、詳しく書いてあります。
 そのあと、内部統制の限界と、関係する人の役割・責任とかが書いてあるという形になります。




■システム管理基準による枠組み
 実施基準が、IT以外のものも含んでいるのに対し、「システム管理基準」は、ITのもののみを考える。
 なので、実施基準のPDFでいう22ページ(右下15ページ)の、(6)ITへの対応の「IT環境への対応」と「ITの利用および統制」が、主な対象となってくると思われるが、これを「システム管理基準」では、「IT環境への対応」、「ITの利用」、「ITの統制」と3つに分けている(PDF8ページ、第1章-2-)。
 このほか、実施基準とシステム管理基準のちがいがあり、その読み替えが、「システム管理基準」の第一章の「2.用語」にある。

 そして、システム管理基準では、業務プロセスに対して、IT全般統制とIT業務処理統制による内部統制をかけて、それをまとめて、財務諸表や全社的統制になるという枠組みを考えている。これは、「システム管理基準」のPDFで16ページ、(第2章-5-)の上のほうに図示してある。




 ってなかんじが、内部統制の枠組みになります。

 で、次回から、さらに具体的に、どのように内部統制を構築していくかについて考えてみたいと思います。



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Androidのコミュニティ「日本Androidの会」が9月発足

2008-08-27 13:06:35 | Weblog

ここの記事
Androidのコミュニティ「日本Androidの会」が9月発足
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/41498.html

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


Android勉強会は、携帯電話向けのソフトウェアプラットフォーム「Android」の開発者コミュニティ「日本Androidの会」を9月12日に発足する。


日本Androidの会」って、英語のところをカタカナで書くと

   日本アンドロイドの会

って、知らない人が見たら、
ケータイ関連というより、天文クラブっぽいよね(^^;)

・・・不謹慎なネタですみませんm(__)m

P.S 丸山先生、メガネ下げすぎでは?
   それともファッション(東国原知事に対抗?)

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アサヒビールが開発しているお酌ロボットって、・・・どよ?

2008-08-26 22:20:08 | Weblog

 日本証券新聞8月26日号の2面に、
 アサヒビールが開発している「お酌ロボット」っていうのが載っていたので、
 調べてみた・・

アサヒビールが開発 「お酌ロボット」
http://japanese.10thnpc.org.cn/culture/2008-08/20/content_16283517.htm


これって・・・どよ(^^;)

中国のサイトにあったけど、たしかに・・・先行者を思わせる(^^;)

P.S アサヒビールは、どこかのフィギアメーカーと組んだほうがいいとおもいます。
  いいきります!

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形式手法の概観

2008-08-26 16:06:41 | Weblog

形式手法の分類として、中島(1)、(2)は、以下の3つを考えている。
・モデル規範型
  Z,VDMなど

・性質規範型
  OBJ系

・インタラクション型
  HoareのCSP,π計算

これらの分野の様子をまとめた図としてJonathan Bowen氏のwebのページ(fmnet内)からたどれるように、情報処理5月号493ページにありますけど、そのページはリンク切れです。

そして、これらの形式手法の利用レベルは、3段階に分けられる(3)

レベル0:形式仕様記述
 証明や分析まではせず、仕様の記述のみに使う

レベル1:形式的開発および検証
 形式仕様→プログラム作成

レベル2:機械支援による証明
 定理証明器や証明支援器をもちいて、証明する


(1)ソフトウェア工学の道具としての形式手法
http://research.nii.ac.jp/TechReports/07-007J.pdf
19ページ左段「3.7 その他の観点」

(2)中島震:PPL2006発表資料 フォーマルメソッドは夢か道具か
http://ppl2006.agusa.i.is.nagoya-u.ac.jp/pdf/PPL06nkjm.pdf

(3)荒木啓二郎:フォーマルメソッドの過去・現在・未来-適用の実践に向けて-
情報処理 vol.49 No.5 495ページ

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Firefox関連のコミュニティでもこれだと、最近のコミュニティ活動って、人少ないの?

2008-08-26 10:07:23 | Weblog

たしか、もじら関係のメーリングリストのメールだと思うけど、

FirefoxNITE 2008/08

っていう集まりが8月27日夜に、あるんだそうです。
今回は、Firefox 3 Hacks(オライリー・ジャパン)発売記念イベントとしてやるそうなのですが、
そーいう、ちょっとメジャー??っぽいコミュニティ活動でも
(以下斜体は上記メールより引用)


FirefoxNITEについてですが、集客がとぼしく、
このままだとお店からノルマをかせられた10名に到達しない勢いです。
10名を越えるぐらいの集客がないと、
今後イベントができなくなってしまいます。


ということらしい。。。

ほー。。そーすると、もっとマイナーなコミュニティ活動は、
もっと人がいないのかしら・・・
Linuxブームのときには、もっと人が集まった気がするけど・・
コミュニティ活動も、今は大変??

あ、そうそう、ちなみに、そのFirefoxNITE 2008/08
(Firefox 3 Hacks発売記念イベント)の内容と申込は
ここ
http://utage.org/enkai/menu.cgi?ENKAI_CODE=fxnite200808

だそうだけど・・・


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内部統制のお勉強(その2:内部統制の目的と必要性を実施基準などから)

2008-08-25 16:58:50 | Weblog

ちょっと間を置いてしまいましたが、「内部統制のお勉強」です。

今回は、内部統制の目的と必要性についてです。




■内部統制の目的について

 内部統制の目的に関しては、財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)(PDF:以下実施基準と書きます)の3ページ(その文書のページ番号、PDFでは9/129)に、

   (1)業務の有効性及び効率性、
   (2)財務報告の信頼性、
   (3)事業活動に関わる法令等の遵守、
   (4)資産の保全

という4つの目的が載っています。

また、基本的要素としては、以下の
   (1)統制環境、
   (2)リスクの評価と対応、
   (3)統制活動、
   (4)情報と伝達、
   (5)モニタリング、
   (6)ITへの対応
6つが挙げられています。

 これは、COSOの報告書に対して、目的、基本的要素それぞれ1つづつ足している(目的で足されているのは、(4)、基本的要素で足されているのは(6)、表現は微妙に違うものがある。COSOの目的は基本的要素については、こちら)。

 なお、この目的、基本的要素に、事業分野を加えた3つの軸で、内部統制をみると、
ルービックキューブのように見える(って、良くわかんない人、そもそも、ルービックキューブを知らない人は、こちら)。
 これをCOSOキューブという。




■内部統制の必要性(1)-会社法

 というわけで、目的を、「もっともだ!」と思う人は、内部統制をやれば良い訳なのだが、
うーん、なんだかなあ・・・と思う人でも、内部統制をしなければならない人がいる。
 なぜかというと、法律で決まっているから。

 どういう法律で、どーいう人がやらないといけないかというと、
 まず、会社法の362条5項で、大企業は、「株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備」(前項第6号)をしなくてはなりません。これが、内部統制システムにあたります。

 えーつまり、会社法で、大企業は内部統制しろときまっています。




■内部統制の必要性(2)-金商法

 もうひとつ、金商法でも、きまってます。
 金商法(金融商品取引法)は、昔の証券取引法がパワーアップ??したものです。
 で、その24条の4の4 第1項で

事業年度ごとに、当該会社の属する企業集団及び当該会社に係る財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するために必要なものとして内閣府令で定める体制について、内閣府令で定めるところにより評価した報告書

っていうのをだせ!となっているのですが、これが、内部統制報告書といわれるものです。
っていうことは、この報告書を出すには、内部統制しないといけませんが、上記のように
財務計算に関する書類その他の情報の適正性
とあるように、財務諸表を中心に考えているみたいっすね。




■まとめると

大企業で、上場企業-金商法、会社法を守るため、内部統制必要
大企業で、上場してない-会社法を守るため、内部統制必要
中堅・中小企業で上場企業-金商法を守るため、内部統制必要
中堅・中小企業で上場してない-内部統制しなくてもいい。

ただ、しなくてもいいけど、してもいい。
目的に共感する場合、していい
(ただ、この場合は法律に決まってないから厳密にしなくても、誰からも怒られない)

ってなかんじです。




こんかいはここまで。

次回は、「内部統制の枠組み」とかいうお話。



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