最近の天気予報には2種類あるといえよう。
1つは、気象庁が出すような、全国にあらかじめ施設をつくり、
その集計を元に、気象庁(=中央が)推測し、天気をしもじも(=クライアント)に
伝える方式。
まあ、これを中央がコンテンツを作り上げていくので、
Web1.0型天気予報とよぼう。
もう一つは、最近ウェザーニューズがやりだした天気予報で、
しもじも?のみんな(=クライアント)が、「いま、こんな天気でーす、
やばくないっすか?」と、情報をウェザーニュース(=中央)に出す。
すると、中央(=ウェザーニュース)が判断し、みんなに、
「やばいっすう・・大雨きますう・・」とか、伝える形の天気予報
これは、ユーザーから天気情報をあつめる=
ユーザーがコンテンツをつくるということで、
Web2.0型天気予報とよぼう。
従来、ゲリラ豪雨などでは、計算が難しいということになっていた。
これは、天気予報がWeb1.0型だったため、そんなにたくさん施設をつくれない。
そーすると、どうしても広範囲予想になってしまったためでした。
そこで、ウェザーニューズは、ユーザー(ウェザーニューズではサポーターと呼ぶ)
のみんなから情報をあつめて天気予報をすることで、10分天気予報とか、
ゲリラ豪雨予報とかができるようになった。
っていうのが、今までのお話だったと思います。
で、ここのニュース
<ゲリラ豪雨>特殊レーダーなど事前予測法を強化…防災科研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000008-mai-soci
うーん、Web1.0型の天気予報も、最近の天気をみて、10分天気とかに
しないと意味ないってことがわかってきたのね・・・
でも、いまから研究してもねえ・・・
予測できるまでには、かなりお金も時間もかかるだろうから・・・
これは、国がやるWeb1.0型天気予報に、
民間(=ウェザーニューズ)がやる「Web2.0型天気予報」が勝ったってこと?