5月24日の日曜日、8時過ぎの高速バスで鳴門に向かう。新型インフルエンザの影響か、バスを予約したときは残席があと3つということだったが、乗り込んでみると約3分の1の乗客。京都と兵庫は少し違うのかなと思う。
約2時間半の行程で鳴門公園口のバス停で下車、直ちに「大塚国際美術館」に向かう。公園内の道を約500メートル足早に歩いて美術館の入り口に到着。
後でわかったのだが、それは1階にある裏手の入り口で、正面玄関は反対側にあり長いエスカレータを登り地下3階に入るようになっていた。
1泊2日の日程で来ていたが、翌日は休館日とわかっていたので見られるのは今日1日しかない。入場券を求め、地下3階まで折り荷物をロッカーに収め足早に展示室に向かう。ちなみに入館料は一人3150円でけっこうな値段だ。しかし、内容を見たらその値段も納得できる。
まず最初に入ったのが「システィナ・ホール」。バチカンのシスティナ礼拝堂の内部を模写したものだ。ミケランジェロの有名な「最期の審判」が正面に描かれている礼拝堂だ。本物のバチカンを訪れたときは、人の列が続き、ようやくたどり着いた礼拝堂の中は人であふれかえり時間制限もありゆっくり鑑賞するどころではなかった。
しかしここでは、人もまばらで、しばらくしてボランティアでしているというガイドがそのあと館内の主要な作品の「紹介ツアー」をしてくれる。薄れた現地の記憶と重ね合わせながら「ツアー」に伴う。
約1時間、ツアーで館内を巡るとだいたいの構成がつかめる。地下3階から始まり1階まで順次年代順に配列されている。
地下3階は古代と中世までで、主にイタリアで見たキリスト教美術が多かった。ウフィッツ美術館やローマの教会で、「改宗しないといけないのか」と思うほど、さんざん見せられた、あの「マリアさん、キリストさん」の世界である。
システィナ・ホールの隣にある「スクロヴェーニ礼拝堂」は現地では実際には行っていなかったが、このホールは味があった。ジョットの「端正」な仕様がいい。
B3にはフェルメールの絵もあり惹かれたが、なんといってもB2、B1階の方に興味が移る。地下3階をほどほどにして上階にに急ぐ。
地下2階もまだ半分は、キリスト教の世界である。「ヴィーナス誕生」や「受胎告知」の絵が並ぶ。
「最期の晩餐」のあるミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会には入れなかった。予約者以外は受け付けてもらえず、教会の入り口まで行ったのだが見れずに帰ってきた。だから、ここで、改修前の「最後の晩餐」と改修後のそれの両方を見られるなんて感激だった。
約2時間半の行程で鳴門公園口のバス停で下車、直ちに「大塚国際美術館」に向かう。公園内の道を約500メートル足早に歩いて美術館の入り口に到着。
後でわかったのだが、それは1階にある裏手の入り口で、正面玄関は反対側にあり長いエスカレータを登り地下3階に入るようになっていた。
1泊2日の日程で来ていたが、翌日は休館日とわかっていたので見られるのは今日1日しかない。入場券を求め、地下3階まで折り荷物をロッカーに収め足早に展示室に向かう。ちなみに入館料は一人3150円でけっこうな値段だ。しかし、内容を見たらその値段も納得できる。
まず最初に入ったのが「システィナ・ホール」。バチカンのシスティナ礼拝堂の内部を模写したものだ。ミケランジェロの有名な「最期の審判」が正面に描かれている礼拝堂だ。本物のバチカンを訪れたときは、人の列が続き、ようやくたどり着いた礼拝堂の中は人であふれかえり時間制限もありゆっくり鑑賞するどころではなかった。
しかしここでは、人もまばらで、しばらくしてボランティアでしているというガイドがそのあと館内の主要な作品の「紹介ツアー」をしてくれる。薄れた現地の記憶と重ね合わせながら「ツアー」に伴う。
約1時間、ツアーで館内を巡るとだいたいの構成がつかめる。地下3階から始まり1階まで順次年代順に配列されている。
地下3階は古代と中世までで、主にイタリアで見たキリスト教美術が多かった。ウフィッツ美術館やローマの教会で、「改宗しないといけないのか」と思うほど、さんざん見せられた、あの「マリアさん、キリストさん」の世界である。
システィナ・ホールの隣にある「スクロヴェーニ礼拝堂」は現地では実際には行っていなかったが、このホールは味があった。ジョットの「端正」な仕様がいい。
B3にはフェルメールの絵もあり惹かれたが、なんといってもB2、B1階の方に興味が移る。地下3階をほどほどにして上階にに急ぐ。
地下2階もまだ半分は、キリスト教の世界である。「ヴィーナス誕生」や「受胎告知」の絵が並ぶ。
「最期の晩餐」のあるミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会には入れなかった。予約者以外は受け付けてもらえず、教会の入り口まで行ったのだが見れずに帰ってきた。だから、ここで、改修前の「最後の晩餐」と改修後のそれの両方を見られるなんて感激だった。