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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

2018-10-02 16:22:20 | 日記
平成30年10月2日(火)

芒 : 薄、すすき、尾花


イネ科の大型多年草、日当りの良い山野の
いたる所に自生する。
屋根を葺くのに使用したため萱(かや)
ともいう。
秋に花穂は十数の枝を分かち黄、紫褐色
となり、やがて白色になる。
花穂は10~40Cm位に成長する。
長い穂は獣の尾に似ているので「尾花」と
呼ばれる。 秋の七草の一つ。


山野の至る所に一叢あるいは野原状に群生。
細長い葉は刃物の様に鋭く指が切れる事も。
秋風になびく芒の景色は日本画的に表現され
る淋しい風情がある。
月見には団子と伴に欠かせない物、、、。




又、実用的に屋根を葺くのに使われ、芒の
生息地を萱場(かやば)という。


かっては、家畜の飼料にも使われいた。

娘の住む一宮市郊外の木曽川の堤防沿いには、
芒原が在り、夕刻の西日が射す頃の景色は
とても美しく、、、、

西日が差し始めると、真っ白な芒の穂が
次第に黄金色に染まりはじめ、、、、
川の水も芒も、辺り一面がやがて赤く染ま
り来る、、、、、。


今日の1句

入り日来て黄金に染まる芒原     ヤギ爺