遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

灯火親しむ

2018-10-25 15:53:01 | 日記
平成30年10月25日(木)

灯火親しむ : 燈火親し



灯火の下で読書や団欒をすること。
秋涼の日が続き夜も長くなる頃の季節感をいう。
中国の「灯火稍可親」から出た季語であるが、
日本の詩歌全般にとり大変馴染みが深く、一般
庶民の生活感覚の中にもよく浸透している言葉。
秋が深まると、家庭の灯火のかがやきの柔らか
な感触が、そんな思いを誘う、、。

今日は「読書の日」
10月27日から11月9日迄の2週間、文化の
日を挟み、この間を「読書週間」という。
1924年、日本図書館協会が11月17日から
23日の間を図書週間としたが、戦争の影響で
1939年に一旦廃止となる。
終戦後1947年、日本出版協会、取次書店流通
組織、文化団体等が集まり「読書週間実行委員会」
を設立、当初は11月17日から23日を読書
週間としたが、期間が短いのではと再検討、、
上記の10月27日から11月9日の2週間と
した。
これとは別に春の読書週間も在る。

私も本は好きであるが、これといった決め読み
は無く、手当たり次第、その場の感情のなせる
儘、その時の雰囲気での乱読である。
新聞などの新刊紹介や口コミ、時にはTVドラマ
等での面白さから原作を読む。ジャンルは無く、
浮世に流され易く、ミーハー的に読んでいる。
俗人間?(一応人間)である。

最近読んだ面白い(「気に入った)本、

椎名誠  : かぐや姫はいやな女


池井戸潤 : 下町ロケット


池上 彰 : 超訳 日本国憲法


向田邦子 : 向田邦子の遺


若杉 冽 : 原発ホワイトアウト


嵐山光三郎 : 年をとったら驚いた


小林信彦 : 古い洋画と新しい邦画


私の参考書


新日本大歳時記(春夏秋冬)


今日の1句

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