遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白 雨

2020-07-08 16:15:16 | 日記

令和2年7月8日(水)

白 雨 : 夕立

今朝のコラムの中日春秋に「白雨」についての

記述が在ったので紹介します。

次から次に現れては挑みかかる難敵を退け、やり

過ごし時に共存を図る。文明とは人類の危機に対

する回答であると、歴史学者のトウインビーが

言っている。、、、、、、、、、、、、、、、

 

疫病や天災、環境の変化という試練は、間断なく

どころか同時に襲い来るものであるようだ。

世の中が新型コロナウイルスに脅かされる中で、

九州を中心とする豪雨の被害が大きくなっている。

脅威は東海地方等にも及んだ。 急激に降る雨で

川が溢れ、土砂崩れが起きている。

「後5分早ければ」 犠牲者の肉親の嘆きが報じ

られているが、逃げるイトマを与えないかの様に

降る恐ろしい雨だ。 行方不明者を思えば、時の

経過が胸に痛い。

「白雨」は夕立をいう。

被災地の映像には、本当に白一色で視界が覆われ

たような激しい雨の姿があった。九州北部の豪雨

といい、西日本豪雨といい、梅雨の後半の雨が、

近年、凶暴化している様でならない。

九州の豪雨被害には最近よく聞く「線状降水帯」

の発生が関わっているという。いつ発生するのか

予測も、対応も難しい気象現象だ。

地球温暖化の関係も言われている。ウイルス同様

人が未だ打ち勝っていない。難敵にはいま、どう

命を守るかに加え、どう備えるかの重い課題を

突きつけているようだ」

(中日新聞7月8日「中日春秋」より引用した)

 

活発な梅雨前線の影響で、九州地方を中心に猛烈

な雨が降り続き、、中国、四国を脅かして、、

昨夜から東海地方にも激しい雨が降り続けた。

岐阜県では飛騨川氾濫し、飛騨高山周辺の6市へ

数十年に一度の「大雨特別警報」が発令された。

続いて隣接の長野県の飯田市周辺にも発令、、

今日(7月8日)の午前中にはこの地方の雨も上が

ったが、河川の水量はその後も増え、木曽川下流

の町でも警戒は続いている。

近年、毎年の様に繰り返されるゲリラ豪雨、、

毎度聞かされる「数十年に一度の、、、」の言葉

災害列島日本では、しようがない事なのか、事前

の備えは、本当に出来ないのか、、、、

政府は、遅がけの「緊急災害対策本部」を開き、

自衛隊の派遣、救援物資の調達等を命令、、、、

今年は新型コロナウイルスの影響で、災害ボランテ

アは、現地へ行くに行かれず、、、」被災地では

止むを得ず、お年寄り達が懸命に泥水を掻き出し、

住いの片づけに追われる姿を目にする、、、

何とかならないのか?  都市部では遊び呆ける

若者達(失礼、一部の人)がコロナを撒き散らして

いる様で、2次感染が心配されている。

現地に感染予防を万全にした「災害ボランテアの

受入れ所」は開設出来ないものか、、、自衛隊の

方達は感染しないのか?(彼等はスーパーマン?)

暇を持て余し遊び呆ける方達や、政府お役人の方

現地へ行かれたら、、、最も、担当大臣の方が現

地へ出向き、あれこれ質問されるのが苦手、、?

命令する以外、自分で陣頭指揮は出来ぬ、、、、、

 

今日の1句

おののきて白雨の飛沫ただ眺む    ヤギ爺