遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

葛饅頭

2020-07-28 16:50:34 | 日記

令和2年7月28日(火)

葛饅頭 : 葛餅、葛切り

葛饅頭

葛粉を水で溶いて火にかけて練り、半透明に

固まったものを皮にして餡を包んだ饅頭。

桜の葉で包んだものも在り、東京では「葛桜」

の名で呼ばれている。

つるりとした冷たい口当たりや、葛の透明感は

夏の菓子にかかせない。

 

葛 餅

葛粉を熱湯で練り、型に入れて冷し固めた菓子。

三角等に切って、黄粉と蜜をかけて食べる。

元来のものは「正麩」(小麦澱粉)を練り、長期

に醗酵させてから蒸し上げたもので、醗酵特有の

風味があり、古くから亀戸天神や川崎太師等の

茶店で売られている。

 

葛切り(葛練り)

葛粉を水で溶き、砂糖を加えて煮て練り固めたもの

を「葛練り」といい、これをうどんの様に細く切っ

たものが「葛切り」という。

氷片を入れ、冷したものに蜜、黄粉、抹茶等をかけ

て食べる。 透き通った姿が、夏の菓子として愛され

ている。 殊に京都の「葛切り」は有名である。

今日の1句

ひんやりと葛切り光るガラス鉢     ヤギ爺