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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ソーダ水

2020-07-26 15:57:01 | 日記

令和2年7月26日(日)

ソーダ水 : 炭酸水

二酸化炭素を含んだ発泡性の清涼飲料水の一種

無味のものを「プレーンソーダ」といい、これに

種々のシロップを加えたものを飲料とする。

イチゴ、メロン、グレープ、オレンジ等色取り取

りのソーダ水があるが、黙っていると何故かメロ

ンソーダが出てくる。 

今回、俳句の兼題にソーダ水が出た。

最近、余りソーダ水を口に知る事はなくなった。

子供の頃、よく(イヤ、偶に)口にしたのは「クリ

ームソーダ」。ソーダ水にアイスクリームを浮かせ

真っ赤なチェリーが一粒入っていた。

この鮮やかな色と、アイスクリームの甘さ、ソーダ

のピリッとした清涼感が堪らない、、、、

また高校生の頃初めてのデート(といえるかどうか)

同級生と映画を見た帰り、街角のパーラーにより、

未だ珈琲の味を知らぬまま、「クリ-ムソーダ」を

注文、周囲の目を気に、照れ隠しにひたすら映画の

話を、、、溶けだすアイスクリームを慌てて掬い、

味も判らず、、、、ほろ苦い思い出である。

今では殆どソーダ水を飲んだ事はない、、、

夏祭りに孫たちが来ると夜店を冷やかし、風船釣り

金魚すくい等をし、帰り際好きな玩具を一つづつ、、

ソーダ水に目移りし、イチゴ、メロンを、、、

今年は残念ながら夏祭りは中止となる。孫達も大きく

なり、部活が忙しい様で余り寄り付かぬ。娘達も気を

使い「盆の前に子供の部活が無いので顔を出します」

との電話。 コロナの感染が増大し、心配では在る。

今日の1句

一生の楽しき頃のソーダ水      冨安風生


百日紅

2020-07-25 16:24:33 | 日記

令和2年7月25日(土)

百日紅 : さるすべり

ミソハギ科の落葉低木、中国原産、高さ3~7m

夏から秋(7~9月)にかけて、長い間、ピンク

や白、薄紫の花を枝先に直径3cm位の小花が集

まり、全体として華やかだが、一つ一つは小さく

零れやすい。

花期が長いために「百日紅」の漢名がある。

樹皮は剥がれ易く、滑らかな幹は猿も滑り落ちる

という事から「猿滑」(さるすべり)と言われる。

華やぎと優しさがあり、庭木にも好まれて、夏の

代表的な花である。

白い百日紅があるが、優雅ではあるが物寂しい。

名古屋には百日紅が多く見られ、私の住む港周辺

でも、小学校の庭木とその通りの街路樹、大通り

の一本裏手の街路にも百日紅の並木が続く、、、

名古屋市内の大通りにも各所に街路樹が在り、、

徳川園や白鳥庭園の池の畔、鶴舞公園、植物園等

にも多く、夏の花樹として多く見られる。

白鳥庭園の紅白の百日紅

 

昭和42年、石原裕次郎の「白い街」という歌が

ご当地ソングとして、名古屋ではそこそこヒット

した。 何故、名古屋が白い街なのか?

戦禍に在った名古屋はいち早く、都市整備を図り

道路の拡張計画をし、中心部(栄)に百メーター

道路(道路幅)を作りそれを基に、碁盤目状に

道路を配置、其処へ次々に商業施設、ビルを建設。

久屋大通り公園(100メーター道路)栄

 

当時、目立った観光施設もなく、緑の少ない街全

体が白く輝いて見えた、、、、そんな状景の歌詞

が想像される。今では久屋大通り公園にも緑が

増え、白鳥庭園等の公園も敷設された。

この白い街に、百日紅の花がとても良く似合う。

 

白い街 (昭和42年発売)

作詞:内村直也、作曲:野崎真一、歌:石原裕次郎

1)この道の はるか彼方に

  雲流れる 幸せがある

  ああ、久屋通りの花時計

  花に遺した きみの微笑

  白い街 白い街 名古屋の街

2)この道の 行きつくはての

  青い空に浮かぶ 美しい人

  ああ、白壁町の黄昏の

  舗道にのこした ぼくの心よ

  白い街 白い街 名古屋の街

3)この道の 光るゲートの

  星の消えた空に ふるえる瞳

  ああ、楓にひめた東山

  杜にのこした 雨のくちづけ

  白い街 白い街 名古屋の街

 

今日の1句

白い街日溜まり似合ふ百日紅    ヤギ爺


スポーツの日

2020-07-24 15:40:01 | 日記

令和2年7月24日(金)

スポーツの日 : 体育の日

今日、7月24日は「スポーツの日」である。

何だか、聞きなれない日であるが、

1964年(昭和39年)の東京オリンピックで

開会式が挙行された10月10日を「体育の日」

として、1966年(昭和41年)から国民の

祝日と定められた。

後に、2000年(平成12年)から国民の祝日

改正法により、10月第2月曜日(ラッキー・マ

ンデイとして連休とする)に変更された。

今年2020年(令和2年)に限り、東京オリン

ピックの開会式に合せ、7月24日に変更された。

残念ながら今年は、新型コロナウイルスの影響で、

開催が1年延期されたが、世界中にコロナ感染が

拡大する中、いつ終息するのかも判らず、、、、

世界経済も大きなダメージを受け、選手達の準備、

安全も儘ならぬ中で、本当に開催できるのか、、

 

 

世界中で開催に反対される意見も多い、日本だけ

が頑張って出来る問題ではない様である。

 

その判断はとても難しい、、果たして今の政界で

正当な判断(舵取り)は出来るのであろうか、、、

こればかりは「見切り発車」を止めて頂きたい。

 

連休2日目、大都市で感染が広まる中で国内旅行

される方は若干増えた様だが、自粛される方も多

く、近場で子供達と遊ぶ家族連れは多い、、、、

名古屋の東山動物園や名古屋港水族館へは、少し

ずつ親子連れ等の姿が見られる、、、、

近所の公園では、蝉取りをする親子の姿も、、、

早朝、マスクをつけジョギングする若者等の姿は

多く、時折マスクを外し、水分補給をされていた。

この日は全国各地で、体力測定や陸上競技等が盛

んに行われる。

今日の1句

マスク付けジョギング多き体育の日

※マスクは冬の季語であるが、今や日本人の必需品。

年がら年中、日本人はマスクを外せないのです。


海の日

2020-07-23 16:02:15 | 日記

令和2年7月23日(木)

海の日 : 海の記念日

明治9年(1876年)の7月20日、東北巡行の

明治天皇がその帰途に「明治丸」で海路、横浜港へ

帰着された日を記念して、明治6年に設けられた。

この日は、海や貿易のことを考える日でもある。

「海の記念日」ともいい、平成8年(1996年)

から国民の祝日となった。

毎年、この日は名古屋港で「名古屋港まつり」が催され

同時に「花火大会」も在り、数十万人の人出がある。

地下鉄築地口駅から名古屋港駅までの大通りが解放され

遊歩道が出来、辺りは露天が起ち、祭り屋台が引き回さ

れ、終日賑わいが続く、、、、

港祭り中止

 

花火大会中止

今年は新型コロナウイルスの影響で、早々中止が決まる。

連日、各町内から聞こえ来る「祭り囃子」「踊りの練習」

もなく。町は火の消えた様に静まりかえる、、、、。

昨日から夏休みに入り、名古屋港水族館も大勢の人が詰掛

けるが、今年は入場制限が敷かれ、予約なしでは入れない。

イルカはまってるヨ、、、

 

このため団体旅行の大型バスの姿は見えず、名古屋港の人出

は少なく、時折家族連れが訪れる程度である。

名古屋港の人出は少ない

 

この4連休を見据え、政府は「GOTOキャンペーン」の

時期を早めたが、この日東京では366人の感染者が出た。

大阪でも名古屋でも感染者が増している。

政府の見識の甘さ、相変わらずのドタバタ劇、、、

前日になって「解約料は保証する。」も、政府認可の業者、

宿泊施設等でなければ払い戻しは出来ない等の曖昧、また

対象商品が不明瞭な儘で、事業者が割引対象商品を販売する

には国への登録が必要だが、この申請方法を国が発表した

のは7月21日である。事業者登録は7月27日から始まる

見込みで、それ迄は割引商品の販売は出来ない。

申請手続きはその後で、認定時期は未定。

このため事業者は「対象商品がどれなのか説明出来ない」と

嘆いている。「業界への援助は有難いが、様々な問題が未定

のままの見切り発車、、今回は時期尚早である」との意見が

多い様だ。

安倍首相、答弁が出来ぬ儘、国会にも出席せず雲隠れか、?

何時も繰り返される「説明責任」は何処へ、、、、、、。

 

今日の1句

海の日や遊泳禁止の札眺む      ヤギ爺


土用丑の日

2020-07-22 16:20:28 | 日記

令和2年7月22日(水)

土用丑の日の鰻

夏の土用と言えば最も暑い時節で、その頃に

夏バテ防止のために鰻を食べることを、土用鰻

という。鰻は栄養価が高く精が付くと言われる。

関東では背開きで、一度蒸してから焼く。

関西では腹開きで、そのまま焼く。

白焼き、蒲焼等にして食する。

この日に鰻を食べる習慣が、いつ頃始まったのか

はハッキリしないが、江戸中期には行われていた。

一説によれば「平賀源内」が鰻屋から、暑い盛りに

鰻が売れないと相談を受け、鰻を売り出す「考案」

をしたと言われている。

(詳細は、ヤギ爺ブログ2015年7月27日「土用丑の日」

 で、紹介しています。ご一読下さい。)

土用丑の日は、鰻屋が繁盛する。

中日新聞より(7月21日夕刊)

 

名古屋の老舗「蓬莱軒」では、連日多くの客で賑わう。

この日も長蛇の列があるが、何時もと少し違い持ち帰り

の客が大半であるとのこと。店で食べるのを控えて、家

で家族と伴に食べる様だ(やはり、コロナの影響か)

カミさんが汗を掻きつつ戻って来た。

松坂屋のこの店の出店に出かけ「凄い列がだったわ、、」

カミさん、鰻は苦手で自分は食べぬのに私の為、、、、

只、感謝です、、それでも自分の「蟹寿司」を忘れずに

買って来ました、、、、、、

カミさんの蟹寿司

今日の1句

労忘る土用鰻の匂ひたつ      ヤギ爺