「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

エプロンメモ

2012-06-11 16:18:27 | 今日のできごと
暮らしの手帖社から出ている「エプロンメモ」のよりぬき集を読んでいるところです。

「エプロンメモ」は、1954年から続いている「暮らしの手帖社」の長期連載です。

その中の、よりぬきばかりを集めて、1冊の本として、

最近、出版されました。

平成24年4月出版ですから、ホントに新しい本です。

ところが、書いてある内容は、ちょっと時代がかったものもあり

(それが良いのですが)

言葉も、古かったりして、おもしろいです。

たとえば、「青じそスパ」というタイトルの一文。


『青じその葉を、ほそく、ほそく糸のように切ります。

 スパゲチをたっぷりのバタでいため、

 その熱い熱いところに、この青じそをかけていただきます。

 青じその香りとバタの味がよく合って、本場イタリーのスパゲチ料理バジリコ風で、

 なかなかおいしいものです。』


ねっ?ちょっとレトロな感じで、懐かしいでしょ。

この「スパゲチ」と、「バタ」は、あらゆるところに出てきます。

なんか、かわいい。





話は、まったく変わって・・・

「ほぼ日」を見ていた時、こんな一文に出会いました。

震災の時の話です。


『2万人が亡くなった1件の災害ではなく、

 かけがえのない1人を亡くした2万件の悲しみ』

と、いう一文。

ほんとに、そうだ。ほんとに、そうだ。と、思いました。

もちろん、百も承知でしたが、その思いをうまく言葉にできていなかったので、

こうして、文章にしてくれていると、

なおさら、胸にストンと落ちました。




今日のニュースのおはなし。

「人を殺せば死刑になるから」と、ゆきずりの人を刺し殺すという事件がありましたね。

その人の家族や友人知人にとっては、

「かけがえのない人」なのだということを想像さえできないのでしょうか。

死にたいなら、迷惑をかけないように、ひとりで死んで。誰も止めないから・・と

そう思うのだけど。

こんな事件は、時々あるけど、なんともイヤなニュースです。




曇り空。おかげで、店の2階は涼しかったです。

風もよく通ったし。

明日は、お菓子教室です。

楽しくやりましょうね。

お天気が悪いと、自転車の生徒さんには申し訳ないです。

でも、さすがの私もお天気は変えられない。ごめんなさい。

お天気には関係なく、楽しいレッスンにしましょうね。