田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

菜の花畑やお金のはなし

2021-03-26 | 日々の暮し
聖火リレー云々とはうらはらに我が町のコロナ感染者が増えている。
大阪への通勤者が多いからだろう。
一人が感染すれば同居家族への感染にもつながる。
いつ状況が好転するのか。


▲夕陽を浴びる菜の花

散歩に出て菜の花畑に出会った。
そこがパッと明るくなっている。
上には月もあった。
富士には月見草が似合うとは太宰治の言葉だったか。
ここは月には菜の花が似合うとでもしておこう。


▲東の空に月

椎名誠の「コガネムシはどれほど金持ちか」という本にとりかかった。



コガネムシの資産はどれほど?何を収益にし資産運用は?単なる「小金持ち」?
そんなことを期待してはいけない。

お金の話では、奈良文化財研究所の「役人の一日と出世」という動画がある。
約1300年前(奈良時代)の平城宮の役人の一日と出世についての説明だ。
それによれば、最上位者の年収は現代に換算して2億7000万円、最下位者で60万円程度とか。
額も格差も凄いな。
人の評価がカネに換算されるのは昔も今も変わらない。

なお、常勤、非常勤が既に存在した。
勤務評価は恣意的にならないよう法律に基づいたらしい(但し上位者はそうでない)。
また、当時の役人は朝夕が給食だったとは驚きだ。
奈良時代後期なになると運用が初期に比して「だらけ」たようだ。

役人の世界は今も昔と似ているところがある。
進歩がないということか。
進歩する必要がなかったということか。
はたまたそれを阻害した階層がいたということか。

昔の建物などの研究成果を見ているのと違い我が身に置き換えられるから興味深い。
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