田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

茫洋とした

2021-11-21 | 日々の暮し

▲茫洋とつかみどころがない。以前に掲載したかも知れないが忘れた

生まれてから今日まで送られてきている孫娘の写真や動画を整理していたら出てきた一枚。
これはアメリカ時代のもの。
ソルトレイクで写したものだ。
孫は未だ日本に来たことのない頃である。

思うに掴みどころもない茫洋とした風景である。
ボクなど掴み棒ぐらいないと眩暈を起してよろけてしまうのではないか。
何か拠り所がないと人生に不安を感ずるのと同じようなもの。

ここに立つと人間はちっぽけな動物の一つであることが分かる。
大宇宙からみれば地球という名の小瓶に入った超微生物だろう。
その中で毎日、国同士、人間同士が揉めている。
(心はその宇宙を想像する能力があるというのに)
誰もが限られた時間を生きているのに勿体ないことこの上ない。

時々、広大な、茫洋とした風景を見るのは精神の清涼剤だろう。
水平線を見つめる人の気持ちが分かる。
旅行したくなるやないか。