例によって水戸内原のTOHOシネマまで行って、家族で見たのであった。
宮藤官九郎は「木更津キャッツアイ」が面白くなかったので、その後この人の脚本ものは見る気がしなかったのだが、
息子の強い希望と、井上真央が出ているので、「見てみるか」という気になったわけである。
そしたら面白かった。
特に井上真央に「ハゲ」呼ばわりされる高橋克己が。
謝りのプロが主役なので、半沢直樹の正反対である。
テレビで政治家が謝ってばかりいるので、それに対する風刺もあるようだ。
6つの物語それぞれが結びついていて、その仕掛けが楽しめる。
映画の中にこんなセリフがあった。
「「あやまれ!」って言われた時は、その人が落としどころを探っている」。
「あやまるとき人は誰でも主人公」。
こういうの、好きだなぁ。