水木しげるさんが亡くなった。
妖怪を世に広めた功績は大きい。
「ゲゲゲの鬼太郎」、「悪魔くん」、「河童の三平」が有名だが、私が好きなのは「よみのくに」という短い漫画。
縄文時代、命がけで米の実を自分のに運んだ幼い兄弟の話。
小学2年生の時に少年サンデーで見て心を動かされ、その後何度も読み返した。
妖怪とか亡霊を登場させながら、「昔々こんなことがあったかも」というところがロマンを感じさせる。
水木さんは今頃、黄泉の国でたくさんの妖怪たちに囲まれ、楽しく歓談していることだろうと思う。
奇しくも今日、こんなものが届いた。
京極夏彦さんの言葉を借りるが、私も「妖怪推進に励みたい」と思う。