いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「地中海」 (冨澤有爲男)を読んだ

2020年10月11日 | 

昭和11年の芥川賞(石川淳と同時受賞)。

石川淳の「普賢」が分かりづらい文体なのに対し、これは読みやすい。

登場人物も少ないから私の頭でも理解しやすい。

 

絵を描くために訪れたフランスで「僕」は桂夫人と出会う。

「僕」は夫人に夢中になり、口説き落として逢引を重ねる。

しかし、そこに夫の桂氏が現れ決闘を申し込まれる。

決闘の場は射撃場、時は二日後。

「僕」は射撃の練習をするが・・・・。

 

余韻を残した結末。気になるなぁ。

コメント
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