犬が主役で、実話を元にしていて、「17年間駅に通い続けた1匹の保護犬」なんてサブタイトルがあるわけだから、やばいとは思っていましたが、やはり涙腺崩壊しました。「HACHI 約束の犬」とか「ハチ公物語」でもやられましたが、年とって涙もろくなっているし、この手の映画は本当にやばいです。一人で観てよかったです。
時は1964年、所は茨城県石岡市。
迷い犬のタローは小学校の用務員(その頃は学校に用務員さんが住んでいました)に引き取られましたが、それから17年間、毎日朝夕、2キロ離れた石岡駅に行き、待合室で誰かを待っているのでした。
タローは駅で誰を待っていたのか、その人に会えたのか、・・・・。
私が子供の頃は野良犬がウロウロしていました。
私は犬が苦手で、小学校1年生の頃は学校帰りに野良犬を見ると近くの家に逃げ込んだ記憶があります。
それが今は大の犬好き。犬好きになったのは犬を飼ったからです。
今飼っている4匹目の犬の名前はチャッピー。タローを演じた3匹の犬のうち一番小さい犬の名前のチャッピーでした。
タローが最初に飼われていた時の名前はコロ。私が小学生の時に飼っていた2匹目の犬の名前もコロ。
映画を観ていていろいろ思い出してしまいました。
犬の殺処分も0にしなければならないと思います。
これは我が家のチャッピー。
いつか石岡のタロー像を見に行こうと思います。