一言で言うとボクシングに命をかけた二人の映画です。
心に残るいい映画でした。
ボクシングの映画ってたくさんあるので、どこか既視感が出てしまって作るのが難しいと思いますが、この映画は人間関係が少し複雑で、見応えがある作品になりました。
役者全てが素晴らしい演技でしたが、特にボクサー役の横浜流星と窪田正孝が素晴らしいです。
佐藤浩一演ずる広岡仁一は元ボクサー。
不公平な判定で負けたのを機にアメリカに渡り、ホテルの経営に携わった後、帰国しました。
横浜流星演ずる黒木翔吾も不公平な判定で心が折れていたボクサー。
偶然出会った二人が、「今しかねぇ、今しかねぇんだよ!」と、ボクシングを通して一瞬のために生きる姿が輝いていました。
ちょっと残念だったのは、終盤のスローモーション。
手加減する様子がありありとしていて水を刺した感じでした。しかもスローモーションシーンが多すぎです。
でもこういう元気が出る映画、いいですね。明日からも頑張れそうです。
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