本日の俺の料理。豚肉とオクラのニンニク炒め。 instagram.com/p/ufV_5VIVxm/
親の家を片付けていたらこんなものが出てきた。
下の物は高専入学時、1万円で買わされたものである。
しかし、数回しか使った記憶がない。
これは計算尺と言って、掛け算、割り算はもちろん、ルートやlog、sin、cosなどが計算できる優れものである。
掛け算なんて、例えば5.6×7.8を計算すると、答が4.38だか43.8だか438だか一見わからない。当然それぐらい自分の頭で考えろ!ということなのだ。
それから小数点以下2桁の数値は適当に人間が見て判断するしかない。
こういうのを使って橋や道路、トンネルなどの設計をしていたんだからゆるい。
今は電卓でぱちぱちと計算できてしまうが、道具が優れている分、人間の頭を働かせなくてもよくなった。
科学の進歩は人間にとっていいことがたくさんあるが、そればかりでもないように思う。
3カ月ほど前のラジオ番組「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」でやっていたのだが、
日本の山野に鹿が増えて大変なことになっているらしい。
鹿は草だけでなく、木の皮も食べるから、森が無くなってしまうそうだ。
日本の鳥獣被害で一番多いのは鹿による被害で、その額年間80億円。
誰が数えたかは知らないが、鹿は毎年2万頭増えているらしい。
そしたら今日、南会津の駒止湿原の鹿による被害がニュースで流れていた。
ニッコウキスゲや水芭蕉が齧られているようだ。
生態系への悪影響も懸念される。
先月、新聞にこんな記事が載った。
ということは、欧米にいるオオカミを数匹連れてきて、繁殖に成功すれば、それはニホンオオカミになるというわけか。
であればオオカミを放てというのもありかな、と思う。
実はオオカミが人を襲うことはほとんどないらしい。明治時代に、オオカミは危険であるという欧米の考え方が蔓延し、
乱獲によってニホンオオカミは全滅してしまったが、今こそオオカミを中心とした山の秩序を取り戻すべきだと思う。
オオカミは、欧米の童話では悪者であるのに対し、日本の童話では、「狼のまゆ毛」、「娘のねがい」にあるように、神々しいものとして書かれているものが多い。日本人にとってはオオカミは山の動物たちの頂点に位置する大神だったのだろう。
息子は大学1年(18歳)であるが、小学1年生の時、近所の友達からミドリガメをもらって来た。
実際に世話をしたのは俺で、息子は亀が居たことも忘れてしまっていたのではないかと思う。
俺は秘かに「ガメラ」という名前を付けて可愛がっていた。
外で飼っていたので、秋が深くなると冬眠した。
雨や風にあたり、震災の時には放射線にあたったが、元気に育ち、貰ってきたころは3,4センチだったのだが、10年で10センチ以上になった。
ガメラは一昨日、こっそり水槽から抜け出した。 それっきり戻ってこない。
水槽の中よりも、外の世界の方が魅力的に決まっているから、こうなったらガメラの幸せを祈るしかない。
しかし、小さいころからずっと餌を与えていたから、餌の取り方なんてわからないんじゃないだろうか。心配である。
それから、火炎放射とマッハ3の回転飛行も教えなかったから、ギャオスとかジャイガーのような敵が来た時に立ち向かえるのか、心配だなぁ。