目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

佐渡のお味噌シリーズ・その2 「おみつみそ」

2006年05月06日 | 佐渡だいすきネタ
知る人ぞ知るというお味噌「おみつみそ」
佐渡おけさにたらい舟と、観光客を意識したパッケージですが、お味はといえば
佐渡風な塩味が濃い、でも熟成されたよいお味です。
少し前の佐渡人はこんな風味の味噌をなめなめ、畑仕事にいそしんだのでしょう。

(ちなみに「おみつ」とは、小木に伝わる伝承で
好きな男の人会いたさに、たらい舟で本土に渡った女の人の名前です。
たらい舟乗り場に「お光の石碑」があります。恋のご利益があるかもしれませんね。)

自分のお味噌を手作りするとき、少ない量の大豆の場合は、自分の家にある市販のお味噌を少し加えると菌がよく発生してくれるのだと、醸造学科の友人が教えてくれました。

その人が言うには、「もともと味噌に賞味期限なんてない」とのこと。
発酵食品なのだから。との言葉に目からうろこ。
当たり前といえば当たり前。だけど、その当たり前の前にある作られた常識に常にとらわれてしまうのです、私は。

お味噌は熟成食品。
だけど、法律で定まっているから「賞味期限を書かなくてはいけない」のだそうです。
賞味期限だけをたよりに食品を廃棄するシステムの根本的な問題を
克明に教えてくれる伝統食ですね。
最終的には自分の舌の判断するのも悪くありません。

味噌に限って言えば、たとえカビがはえていても、そこさえ除けば食べることができるそうです。
カビさえも食べてきた日本人です、できないことではありますまい。

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