目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

不揃いな手作り食品は「暮らし」の中でこそ

2011年05月01日 | てづくりもの
頑張れチョコレートケーキのご注文を受け、
繁忙週間には、1週間の内の7日間全部毎日チョコレートケーキを焼いていました。
(ダンナの協力がなければできないことでした。改めてダンナに感謝。)


しかし注文のチョコレートケーキの、実体のないスイーツな香りだけでは、
ダンナも息子も(もちろん私も)ちょっと不服(笑)

結局、自家用のケーキやパンなども作ることにもなり、
すごい時は1日に2ホールのケーキを作ったり、さらにパンも作ったり、というようなこともありました。





「ぷちパン屋さん」です。
こねるというよりも、生地の感触をあじわっているだけの息子、です。





最初の何日間は、1ホールのケーキを作るだけでくたくたになっていました。

しかし、
そういう時間に、ゆっくりと慣れてきたら、なんと!


少しだけ!少しだけなのですが、

お菓子やパンを作る時間を、
毎日の生活の中に組み入れることが、できるようになっていました!!


これは、私の体の中に起きた大きな変化でした!


最初の何日間はケーキ作りもパン作りも、
暮らしの中では「イベント」に近い大仕事だったけれども、
何度も何日も繰り返すうちに、体が慣れて、
日々の暮らしの中で、それをすることがだんだん苦にならなくなってきたのです!

「出掛けるまで30分ある。計量だけでもやっておけば、かえってきてから1時間でできるかな」
とか
「明日の朝のパンがないから、午後の畑仕事の後の1時間で予備発酵までしておこうかな」
とか、
そんな風に「作ること」を、1日のスケジュールの中で計画できるようになったのです。




もちろん、そういう手作りものは、
いつでもゆったりとした心持でできるものではないので、
こねる時間が不十分だったり、形が不ぞろいだったり、こげたり、と成功例のほうが少ないくらいですが(笑)


人の手によって「作る」という行為の末にできるものは、本来そういうもののほうが多い
んだ、という事実に、ほんのりと気づくことができるように感じています。


ほら、野菜とか製造物とか、ハネとかの量や割合を考えると、そう思うんですよね。





ペンシルバニア州のアーミッシュと呼ばれる、
現代も、文明機器を使わずに生活を営んでいる人たちは、
平均7、8人の大家族ということもあり、さらに皆甘党ということもあり(笑)
女の人は1日に3~4ホールのタルトやケーキを作っているといいます。

その人たちも、きっと上手に時間をやりくりして、
ご飯をとぐように卵を混ぜ、
野菜を切るように小麦粉を混ぜているんだろうなあ、と思いました。



少しは、暮らし上手になったかな。

少しは、暮らしを大切にしているような人間に近づけたかな。

そんなことを思います。


ケーキを注文してくださった方たちに心から感謝いたします。






















久しぶりにケーキ屋さんでケーキを買って家で食べた後、
片付けがものすごく楽だなあ、と妙なことを強く強く思いました。
(アルミホイルをポイするだけなので)

卵白で汚れたボールも、泡立て器も洗わないでいいなんて、
店で買うケーキってなんて素敵!とか思っちゃいました(笑)
今まで一度も思ったことのない感覚なので、一人笑ってしまいました。

手作りの良さも悪さもかみしめて、今日もわが道をゆこうと思います。
今日も1クリック、宜しくお願いいたします!












コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 放射能のデータいろいろ | トップ | 原発についての事実に、改め... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

てづくりもの」カテゴリの最新記事