目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

今年最後の市日

2006年12月27日 | 佐渡だいすきネタ
たまたま市日だったのでのぞいていました。
おばあちゃん、おじいちゃん達でいっぱいのこの市は、
決して巣鴨にひけをとっていません。
市日のこの活気が好きで、用もないのに
ついつい足をむけてしまいます。

こういうとこで、お客さんとお店の人とのやりとりを
聞いていると、佐渡の人間が東京では人とのやりとりでうまくいかない
というのもわかるような気がします。

お客さん:「このお菓子もちょうだい」
お菓子を売っているおじちゃん:
「なんだ、まだ買うのか。そんなにいっぱい買ってどうするんさ」
「ああ、正月だからいっぱい食うんだな」

かなり余計なお世話なのだが、それでも商売が成り立つところが
佐渡のすごいところかもしれません。

突然ですが、フランスの大手スーパーでは、日本のようなマニュアルはない、といいます。
人対人とのやりとりが重要な場所で
レジに向かう時、きちんと目を見て「こんにちは」と挨拶をしないと
十中八九ぞんざいな扱いをされてしまう、とどこかの本で読みました。

ここもまたそんな感じ。
日本人はヨーロッパにあこがれる人が多いけれど、佐渡は日本のヨーロッパ
なんじゃないかしらん。


「今日はいい天気だから、柿の種も買っていってよ」とか
「割れ物もあるけど、食べやすくていいよ」とか脈略のなさもポイント。

私の会話が、脈略ないのもこういう土台があるからかもしれないなあ、と
思いました。

画像は、とても品揃えのよい布屋さん。
ノーマルなギンガムチェックや無地の布から、花柄や和風の布までそろえた
とてもいい雰囲気のお店でした。

お客さん:「ここはセンスがいいっちゃ」
布屋のおばちゃん:「ありがとうございます」
お客さん:「とてもセンスがよくって、バッチグーだっちゃ」

・・・そのコメントはセンスがよくない気がする。




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