先月に、佐渡に「無農薬のぶどうによるワインを作りたい」という想いを胸に来島された
ご夫婦のことを、このブログに書かせてもらいました。→詳細は「佐渡にワインの花束を」
そこで、「普通のワインには300種類以上の添加物が入っているんですよ。」
と書いてしまいましたが、ご本人から
それはちょっとニョアンスが異なるというご指摘を受けました。
ただしくは、「畑の農薬散布からボトリングの間に、300種類以上の添加物が許可されてる」
ということでした。
ですので、300種類全部入ってるワインはそれほどない
(と願いたい…)ということでした。
でも記載の義務がないそうですから、その辺が怖いということでしたが、
確かにその通り。
添加物についての基礎知識を、彼女から色々とお教えいただきましたが、中でも
亜硫酸塩という添加物
(ワインの変質を防ぐために国内外のワインに使用されている添加物)は、
アレルギー反応を引き起こすということで、
特に注目されてます。
「アレルギーを惹き起こす」というのは、ちょっと侮れない毒性です。
我が家は、家族全員がなんらかのアレルゲンを持っているので、非常に気になる事実です。
私も、図書館から本を借りて調べてみました。
「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」渡辺雄二 だいわ文庫
この本の中では、
「ワインを飲むと頭痛がする」原因を、酸化防止剤として使用している「亜硫酸塩」が原因としています。
ワインはぶどうを酵母で発酵させて作りますが、雑菌や野生酵母を殺菌し、
酸化による変質を防ぐために、この亜硫酸塩が添加されています。
これは昔からヨーロッパで行われていることなので、何十年ものとされるワインにも
亜硫酸塩が沢山入っている可能性があるそうです。
しかし、雑菌や野生酵母を殺すだけのものですから、亜硫酸塩にはかなりの毒性があり、
ビタミンB1の欠乏や肝臓への悪影響が心配されている、としています。
雑誌「ナナムイびと」風土社・発行
この本の中でも、酸化防止剤として使われている亜硫酸塩が、ワインを飲むとおこる頭痛の原因では
ないか、としています。
この本の中では、亜硫酸塩の添加量の基準について示されていて
EUの通常ワインの基準が、赤ワインは1リットル160ミリグラム、白ワインが1リットル210ミリグラムに対し、
日本では、赤白共に1リットル350ミリグラム と、ハードルが低く設定されていることが書かれていました。
つまり、頭痛の原因を添加物が持つ特徴からだけでなく、量の多さからもとらえているのですね。
今回は、亜硫酸塩という1種類の添加物だけをご紹介しましたが、
ひとつを調べると、
実に様々な添加物が数珠つながりにでてきて、
どんな風に書けばいいのか、収拾がつかなくなってしまいました。
亜硫酸塩のことや、添加物のことについて
私個人の考えを陳腐に伝えるよりも、
目の前にある真実をそのままに伝えることが、ひとつの答えを導き出しているような気がしました。
おそらく、こうした事実は、あまり知られていることではないと思います。
こうした事実を知った時、
どんな人が、どんな風に感じ、どうとらえ、
そして明日、どんなワインを、どんな気持ちで飲むのかなあと、ふと思いました。
うん、人それぞれだとわかってはいるのだけれども。
今回紹介した本「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」は中々の良書です。
読むのに中々体力が必要ですが、子どもを持っているお母様ならきっと読んでおいて損はないと思います。
あのベストセラー本「買ってはいけない」を書いた人と知り、おおいに納得。
あの本よりもずっと読みやすく、まるくなった語り口でした。おススメです。
ご夫婦のことを、このブログに書かせてもらいました。→詳細は「佐渡にワインの花束を」
そこで、「普通のワインには300種類以上の添加物が入っているんですよ。」
と書いてしまいましたが、ご本人から
それはちょっとニョアンスが異なるというご指摘を受けました。
ただしくは、「畑の農薬散布からボトリングの間に、300種類以上の添加物が許可されてる」
ということでした。
ですので、300種類全部入ってるワインはそれほどない
(と願いたい…)ということでした。
でも記載の義務がないそうですから、その辺が怖いということでしたが、
確かにその通り。
添加物についての基礎知識を、彼女から色々とお教えいただきましたが、中でも
亜硫酸塩という添加物
(ワインの変質を防ぐために国内外のワインに使用されている添加物)は、
アレルギー反応を引き起こすということで、
特に注目されてます。
「アレルギーを惹き起こす」というのは、ちょっと侮れない毒性です。
我が家は、家族全員がなんらかのアレルゲンを持っているので、非常に気になる事実です。
私も、図書館から本を借りて調べてみました。
「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」渡辺雄二 だいわ文庫
この本の中では、
「ワインを飲むと頭痛がする」原因を、酸化防止剤として使用している「亜硫酸塩」が原因としています。
ワインはぶどうを酵母で発酵させて作りますが、雑菌や野生酵母を殺菌し、
酸化による変質を防ぐために、この亜硫酸塩が添加されています。
これは昔からヨーロッパで行われていることなので、何十年ものとされるワインにも
亜硫酸塩が沢山入っている可能性があるそうです。
しかし、雑菌や野生酵母を殺すだけのものですから、亜硫酸塩にはかなりの毒性があり、
ビタミンB1の欠乏や肝臓への悪影響が心配されている、としています。
雑誌「ナナムイびと」風土社・発行
この本の中でも、酸化防止剤として使われている亜硫酸塩が、ワインを飲むとおこる頭痛の原因では
ないか、としています。
この本の中では、亜硫酸塩の添加量の基準について示されていて
EUの通常ワインの基準が、赤ワインは1リットル160ミリグラム、白ワインが1リットル210ミリグラムに対し、
日本では、赤白共に1リットル350ミリグラム と、ハードルが低く設定されていることが書かれていました。
つまり、頭痛の原因を添加物が持つ特徴からだけでなく、量の多さからもとらえているのですね。
今回は、亜硫酸塩という1種類の添加物だけをご紹介しましたが、
ひとつを調べると、
実に様々な添加物が数珠つながりにでてきて、
どんな風に書けばいいのか、収拾がつかなくなってしまいました。
亜硫酸塩のことや、添加物のことについて
私個人の考えを陳腐に伝えるよりも、
目の前にある真実をそのままに伝えることが、ひとつの答えを導き出しているような気がしました。
おそらく、こうした事実は、あまり知られていることではないと思います。
こうした事実を知った時、
どんな人が、どんな風に感じ、どうとらえ、
そして明日、どんなワインを、どんな気持ちで飲むのかなあと、ふと思いました。
うん、人それぞれだとわかってはいるのだけれども。
今回紹介した本「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」は中々の良書です。
読むのに中々体力が必要ですが、子どもを持っているお母様ならきっと読んでおいて損はないと思います。
あのベストセラー本「買ってはいけない」を書いた人と知り、おおいに納得。
あの本よりもずっと読みやすく、まるくなった語り口でした。おススメです。
こんな高級なチーズを。家のような貧乏家庭には高級すぎて、まずは仏様にさしあげないと、わっわっわとなってしまいます。お返事なんていいんです。ただもうお礼ばっかりです!(陳謝)まずはお礼だけでも。
またお手紙いたしますね。
海外ワインの酸化防止剤使用歴史は大分長いそうですから、使わないことによる不備(と表現するべきなのかわかりませんが)があるのかもしれませんね。
今度ワインを作られるご夫婦にお会いしたら聞いてみますね。