佐渡市長・市議選が終わって

佐渡市長・市議選が終わってもうすぐ一週間。
あの選挙は、これからの佐渡の４年間を決める大事な選挙ということもありましたが、知り合いが立候補していたり、友人が選挙活動していたり、ということもあり、いつも以上に注目していました。

終わった後、友人が「佐渡を変えるのは難しいね」
と言っていましたが、
その言葉に何かが象徴されているような、そんな選挙結果だったように思います。

佐渡のこれまでの4年とこれからの4年は？というとこにおいては、
これまで以上に「活性化」という単語をキーワードに動いていくのではないかな、
と思います。

「佐渡の活性化」は、それぞれの方達が思う「活性」の形がありますが、
佐渡を舞台に活動をしている誰もが望んでいることだと思います。

もちろん、議員さんに限らず自分の身の回りで活動されている農家の方や
NPO法人の方、施設の方…、皆さん
様々な形での「活性化」を目指してお仕事をされているように思います。


その目的に対して、これまでは

一方は土木建築や、飛行場誘致などによる活性、
一方は佐渡にある自然（佐渡特有の第一次産業の発展）を活かした活性、

という動きだったのではないかなと、（非常に大雑把かつ素人な
わけ方だけれども）思ったりしました。
（福祉や子育て、教育による活性化、という部分は
私には感じられなかったのでとりあえずなし）

そして肝心な所は、それが「互いに交わることなく」独自に進んでいた、
そんな４年間だったのではないかな、と思います。
（よいケースもあったけれども、だいたいがそうではなかったかなあ）

今、その方法論のどちらが良い、悪いと断定するのではなく、
佐渡市には、これからの４年間、この２つの大きな動きが
ほんの少しでも融合するような、互いに理解し合えるような
丁寧な動きをしてほしいな、と思っています。

説明会をひらき、市報を配ることで「説明して」「理解を求めた」として、
事業を進めるのではなくて、できれば何か始める前に
「市民の話を聞いて」「改善できるところを」「行動によって示してほしい」
なあ、と思います。

それ故に「活性化が遅れた」としても、それは「遅れる」ことには
ならないと思います。きっとね。