目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ドナドナ~♪

2008年07月12日 | 山羊日記・猫日誌
子山羊を手離すことにしました。
もともと1匹のみ飼う予定だったのですが、まだ乳離れしていないこともあり、
一時的に、ということで親子山羊を育てることになっていたのです。
1ヶ月弱の家族でした。愛着が十分にわいてしまいました。

引き取り手は全国ヤギネットワークの会長さん。
山羊を飼う、そもそものきっかけになった方です。

「子山羊の引き取り手を探さないと」とは言い続けていましたが、
いざ子山羊を手放すとなったら、可愛い仕草の全てを思い出して
手放したくない~、と思うことしばしば。

大事なモミジの葉っぱを食べることも、
石油パイプにいたずらすることも(危険この上ないです)許してあげたくなってしまいます。

しかし、現実的に2匹飼うのは無理!
ここは涙をのんで、ひきとってもらうことにしました。
車に積んでいき、いなくなっていく姿はまさに「ドナドナ」の世界でした。

子山羊はなんとか引き離せましたが、
一番切ないのは、やはり親山羊の嘆きでした。
子どもがいないことに気づいた次の日から、大きな声(となりまで聞こえていることでしょう)で「メエ~、メエ~」と、本当に1日中呼び続けました。
(最後にはもう うるさくて…」

精神的な気落ちのせいか、搾乳量も少なく、食欲も落ちたようです。
大切な子どもをとられたのですから当然といえば当然ですよね。
集落の人は「一番、愛しいモンとられたんだ、しばらくはしょうがねえ」と
言ってくれましたが。(こういう時の田舎言葉は胸にこたえます)

「おいしい山羊乳のためとはいえ、人間はひどいことするねえ…」。
他人事のようなつぶやきですが、そんなこと思いました。言ってしまいました。

人によっては、こんな経験したらベジタリアンになったりするかもしれませんね。

とは言いつつ、悲しいかな、私は肉も山羊乳もやめることはできない人間。
だから山羊乳は、一杯だって無駄にできない
そう感じている今日この頃です。











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2 コメント

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Unknown (こもも)
2008-07-12 12:10:52
そんな事があったんですか
2匹飼うのは大変だったでしょうが思いでも一杯
走馬灯のように巡っていってるのでしょうね

子やぎさんもそうでしょうがやっぱり母山羊
寄り添っていた毎日が何時の間にか1匹になり寂しく切ない思いで一杯なのでしょうね
早く元気になって食欲を戻し美味しい山羊乳を出せるようになって欲しいものですね
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Unknown (こももさんへ)
2008-07-15 09:38:12
やはり乳量が少ないのですが、2人分(と猫4匹)には十分な量です。生き物を飼うっていうのは猫もそうですが、本当に大変ですね。
子どもが生まれるまでのよい練習になりそうです。
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