佐渡のエコツーリズムガイド養成講座に参加しました。
その道の超プロ級の専門家を講師に、1年以上の長期にわたる講座を
受講することでようやく得ることのできる資格(?)です。
熱い人達が沢山参加している、熱い講座です。
今回は、トキ放鳥の予定地のひとつである「キセン城」(地名です)を
新潟大学の本間航介先生を講師に案内してもらいました。
キセン城は、放棄田がすでに荒地になって、昔の様子もわからないほどの
場所だったのですが
トキの餌場づくりのため、本間先生を軸に学生や大学関係者の方によって
かなり広い範囲でビオトープがつくられてきました。
その数、田んぼ300枚分!
ものすごいことです。何度か薪をもらいにここに入っていましたが
まさか300枚も作られていたとは!
案内してくださいながら、本間先生が繰り返し言ったことは
「手を入れ続けなくては存在できない自然と、
手を入れては破壊されてしまう自然」があること。
そして前者を、大した価値のない自然と簡単に定義づけてしまう人が多いから
(もちろん、そんなことはないですよ)
この2つをしっかりと説明できるガイドになってほしい、と
非常に淡々と、その必要性を語る口調には、非常に感銘してしまいました。
放置された雑木林は、木々が密生してしまい、葉っぱの数が少なくなる、だから
光合成も行われにくい、
結果、二酸化炭素もそんなに吸収されないという事態も招くのだそうです。
「佐渡においては、植林なんて愚の骨頂。
本当に佐渡の自然環境を考えるならば、どんどん木を切って風通りをよくしなくては」と話していました。
しかし、エコツアーガイドっていうのは、非常に沢山の知識と技術を要求
されるのですね。
しかも、佐渡は「とんでもない植物の宝庫」でもあるから、余計に勉強も必要。
(まともな)エコガイドにはなりたい。
でも、自分の現在の仕事量や与えられた時間を駆使して、できるかしら?
とも正直不安にもなっています。
なので、現在真剣に検討中。
その道の超プロ級の専門家を講師に、1年以上の長期にわたる講座を
受講することでようやく得ることのできる資格(?)です。
熱い人達が沢山参加している、熱い講座です。
今回は、トキ放鳥の予定地のひとつである「キセン城」(地名です)を
新潟大学の本間航介先生を講師に案内してもらいました。
キセン城は、放棄田がすでに荒地になって、昔の様子もわからないほどの
場所だったのですが
トキの餌場づくりのため、本間先生を軸に学生や大学関係者の方によって
かなり広い範囲でビオトープがつくられてきました。
その数、田んぼ300枚分!
ものすごいことです。何度か薪をもらいにここに入っていましたが
まさか300枚も作られていたとは!
案内してくださいながら、本間先生が繰り返し言ったことは
「手を入れ続けなくては存在できない自然と、
手を入れては破壊されてしまう自然」があること。
そして前者を、大した価値のない自然と簡単に定義づけてしまう人が多いから
(もちろん、そんなことはないですよ)
この2つをしっかりと説明できるガイドになってほしい、と
非常に淡々と、その必要性を語る口調には、非常に感銘してしまいました。
放置された雑木林は、木々が密生してしまい、葉っぱの数が少なくなる、だから
光合成も行われにくい、
結果、二酸化炭素もそんなに吸収されないという事態も招くのだそうです。
「佐渡においては、植林なんて愚の骨頂。
本当に佐渡の自然環境を考えるならば、どんどん木を切って風通りをよくしなくては」と話していました。
しかし、エコツアーガイドっていうのは、非常に沢山の知識と技術を要求
されるのですね。
しかも、佐渡は「とんでもない植物の宝庫」でもあるから、余計に勉強も必要。
(まともな)エコガイドにはなりたい。
でも、自分の現在の仕事量や与えられた時間を駆使して、できるかしら?
とも正直不安にもなっています。
なので、現在真剣に検討中。
そして割り箸のことも、非常に細かく調べられておられ、参考になりました。
自分的にはこうした背景をふまえた上で、実はマイ箸を使っています。中国産の杉のこと、そして現在、一般的に使われている飲食店の割り箸が「間伐材」である可能性は低いと思うからです。
そして間伐材利用、という点においては、我が家ではお風呂や冬の薪ストーブで利用していきたいな、と思います。もちろん島内供給で。
そして、いつでもどこでもマイ箸というわけでなく、ケースバイケースで使い分けています。
ちょっと今は雰囲気的にだせないかな、という時は割り箸を使ったりもします。
国内で10年以上にわたって、国産割り箸を作ってきた知り合いの団体さん「樹恩ネットワーク」が
かなり注目ですよ!是非チェックしてみてくださいませ(さりげなくPR)
そうなんです!
里山、雑木林の場合は、切らなくては森林として、樹木としての機能さえままならないそうですから、人が本当に自然の一部に組み込まれていたことがよくわかります。
里山の場合は、30年ほど放置されると、
そこで生息していた植物の種がだんだん消滅していくらしいので、今30年ぎりぎりの状態で手を入れれば間に合うのだそうです。
里山は貴重な種を守るゆりかごなんだなあ、と。
ちょっとすごい話ばかり聞いちゃって、消化するのに時間がかかりそうです。
>手を入れ続けなくては存在できない自然と、
手を入れては破壊されてしまう自然」があること。
頭に焼きつけたいと思います。
あと、世界遺産もそれにあてはまるような気がします。「世界遺産」というシールを貼らなければやっぱり守れないもの、反対に「世界遺産」というシールを貼ったがゆえ、剥がそうとしても貼る前のものにもどれなくなるもの。
そこを判断するのは本当に知識と知恵と努力がいるんだと思います。難しいですね。
あの一言は深いですよ~、いっぱい勉強、活動しながら身につけてきたんだろうなあ、と思いました。
世界遺産については、う~ん正直「よくわかんない」です(笑)自分的には観光客増加のためのツールと現段階では感じています。(あらゆる意味で)
でも、それよりも一歩上に行っていると感じられる思いの強さ、意義深さを「感じ」られる動きがあるなら・・・。