わたし達らしい結婚「式」？

夏に籍を入れ、事実婚という形から、ようやく正真正銘の奥さんになりました。
しょーじきに「嬉しいです」。

といっても、籍を入れたというだけでこみいった式はしない予定です。

自分たち的には、結婚式というものはやりたくないなっていう考え方で2人とも
一致していました。
一番の理由は非常に素っ気無いものですが
「お金と資源などなどあらゆる点において無駄な点を感じる」っていうとこです（笑）
あと、２人とも無宗教っていうところも理由のひとつです。
無宗教なのに、キリスト教の形や仏教の形をとり、なおかつお金をかけて式をすることに、なんとなく「いいのかなあ」という気持ちがあるのです（あくまで私達２人であって、一般的にという意味ではないですよ）


連れ合いは、そうした会で、
だされる食事のほとんどが残されることに身を切られるような痛みを感じる人で
私はといえば、それも含めて、それらにかける時間と労力、
何よりお金！
お金！が無駄かな～と。


何度も何度も話し合い、それだけのお金をかけて式をすることで、
「『2人』が本当に幸せな気持ちになれるか？」という重要な部分において
2人は「否」という結論に達しました。
（もし、わずかでも否ではないなら、することも考えようがあったけれど）

一応、親戚を呼んでの食事会はしますが、式はなし。


籍を入れたという報告だけして、上記のようなことを集落の人に話したら
「写真くらいは撮ったら？」とか「神社で神主さんにちょっとだけ何かしてもらったら」と
色々助言してくれました。

写真をとってもらうだけなら、記念にいいかもね、と話し、
先週、半日かけて写真をとってもらいました。
カメラマンは集落の方。報酬は薪2束（笑）
ベールだけ買って、ブーケは自分で作った野の花を花束にしました。

秋の野の花は、ピンク、黄色の花がいっぱいあって、私好みのブーケになりました。服は普段着です。

当日は、家の前の田んぼで有機農業をやっている杜氏さんがお祝いを持ってきてくれました。
ベールを頭にのっけて、カメラマンさん親子にきてもらって、ブーケを持って、
横に連れ合いがいて、猫にもベールのっけて・・・。
十分でした。
おめでとう、と言われるだけでかなり満足でした。


ドレスもなし、リングもなし。「いいね～」と（笑）
単なる貧乏性かもしれませんが。
「将来ネタになるんじゃない？」と連れ合いも言ってくれました。


すごく我がままなことをしているということもわかった上で、
こんな風にさせてもらいました。
ここに至るまでの、全てのことに感謝、です。