手作りお菓子のおすそわけ

カタノさんがお友達とやってきました。
手作りのお菓子をもって。
山の中では、甘いものがほしい時、すぐに買いにいける
コンビニはありません。もちろんお店屋さんもありません。
「明日職場に行くついでに買えばいいや」ともなりません。

ここに暮らしている人はあまり甘いものを欲さない強い体を
作り上げているのですが、私らは軟弱なのでそれができない、
（あるいはしようとしない）

だから甘いものによく飢えている、
なので飢えにそなえて、常に「甘味確保状態」、
冬前のリス状態になっています。
そんな時に、カタノさんがもってきてくれた手作りのお菓子は
心がこもっていて、とても嬉しかったです。

ただ飢えを満たすだけでなく、心も満たしてくれました。

なかなか手作りのお菓子って作れないもの。
誰かにあげるためになんて、もっともっと作れないものです（笑）

でもカタノさんはできちゃうんですね、すごいなあ。

黒砂糖にりんごを載せたものと、ごまとサツマイモのペーストが入った
２種類のパウンドケーキはすごくおいしかったです。
まったく違う味のパウンドを一度に作れるなんて～、すごい！

２件となりの友達にも同じケーキを持っていっていました。
そのお友達は、１ピースだけ残して、それを同じ集落の人にわけていました。
「おいしかったから我慢して残しておいた」

ああ、素晴らしきかな、分かち合いの精神。
私はといえば、ぺろりとたいらげてしまいました。

手作りのお菓子はやっぱり、市販のものとは何か違いますね。

疲れているときこそ、「手作り」するのも、
もしかしたらいいのかもしれませんね。

合掌。


かたのさんへ：きび粉のレシピ、ありがとう!!
これだけのレシピを書くのは大変だったことでしょう。
ありがとう。是非に作らせてもらいますね。スコーンがいいなあ。
すごい楽しみです！
ベジタリアンレシピなんですね。それも新しい分野です。
私自身はベジではないのですが、
友人は赤ちゃんを無意識に野菜だけで
育ててたら、結果的に
「あまり怒らない、おとなしい子」で育てやすい（笑）
と言っていました。
そんなん聞いてベジタリアン食もおもしろそう、と思ったりしました。
もう少し穏やかな性格になりたいです（笑）