目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

チャリティーコンサート・ぼよよん共和国in佐渡へ

2011年09月19日 | 核のこといろいろ
先週の日曜日、中西圭三が出演するチャリティーコンサートへ行ってきました。
ちょうど震災からちょうど半年の、9月11日。

赤ちゃんでも入場可という珍しいコンサートでしたので、
家族3人ででかけました。

とはいえ、2時間近くのコンサートを、2歳児がずっと見ていられるわけもなく、
時々会場の外にでては息子をあやす、というような雰囲気の中での鑑賞でした。
(会場の外は、そんな子どもとお母さんでいっぱいでした(笑))


そんな中、中西圭三が震災への思いを、曲の合間合間に
非常に長く話していたのが印象的でした。


チャリティーコンサートというと、
「復興」というところにどうしても重きをおきがちですが
(実際それは最重要課題ではありますが)
原発事故も含まれる今回の震災には、
阪神大震災の時とは明らかに違う

復興後の東北を、日本をどうやって築いていくか、

という大切な点についてあまりふれられることはありませんでした。



彼は、原発に対しはっきりと「脱原発しなくてはいけない」とはっきりと明言していて、
心から嬉しく感じました。


意識を継続して持つこと、
震災にあった人たちのことを忘れないこと、
国に対して声をあげ続けること。



この3つを、さらっとではあるけれども、
何度も繰り返して言っていました。


半年という長い間、ずっと日本全国を横断して「東日本チャリティーコンサート」を
続けていた彼にとって、歌を歌える喜びを感じつつも、
常に「震災」に意識を持ち続けた
辛い半年でもあったでしょう。


会場の外には「脱原発への署名をお願いします」と簡素な張り紙の書かれた、
テーブルの上に、5冊のノートが置いてありました。
案内する人も説明もなかったので、
その署名がどのように使われるかはわかりませんでした。


コンサートが始まる前に、そのノートを除いたところ
署名の数は、最初の1ページ目も埋まっていませんでしたが、

中西圭三が「是非署名をしてください」と言ったことで、
はじめて、「あ、あの署名は中西圭三の意思もあるのか」とわかり、
芸能人が明確に「NO」と言ってくれている心強さを感じました。
有名な人が、勇気をもって「no」と言ってくれること、
それは大変なことですが、同時に影響力も大きいと思います。



コンサート終了後、署名に長蛇の列ができていました。


震災から半年、未だ解決されていない原発事故、
復興への長い道のりを感じさせる東北。

小さくても、継続した支援と(ささやかな)活動をしていきたいと思っています。









「woman」や「choo choo train」を歌った時は、若きあの頃を思い出しました。
生の歌を聴いて、中西圭三って歌がすごくうまかったんだなあ、と今更ながら実感しました。
「ぼよよん行進曲」も「ぱわわぷ体操」も息子、ノリノリ。楽しい一夜をありがとう。




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