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久々の更新です。
お元気でしょうか。
九州は水俣から夏みかんが届きました。
このみかんで、マーマレードを作ってね、というお客さまからのご依頼です。
水俣の夏みかん、実ははじめてです。
そう、水俣といえば日本3大公害病で有名な水俣病の発生した場所。
その場所で「無農薬の作物を作るのはおかしい」という強い信念と、
懸命な努力で、柑橘類を作っている生産組合ができたという歴史的事実。
再生を果たした地名としても有名です。
今ではブランド名としても定着している感もあるのではないでしょうか。
さて、マーマーレード作りは他のジャムよりも少々手間なので、
今回のジャム作りには、ダンナにも協力を要請。
この時期は、皮のあついみかんが沢山出回る時期ですから、
ぜひ作ってみてくださいませ。
まずは、みかんの重さをはかり(かなり重要)
砂糖の重さを計上します。(重さの50%)
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そしてみかんの皮をむきます。
それから、ここが結構大変ですが、皮の裏にある薄皮を
包丁で一枚一枚丁寧にそいでいきます。
マーマレードの皮の苦みは、マーマレードのうまみの元、
でも苦すぎは困りもの。
薄皮が苦みのもとでもあるので、できるだけうす~くそぎます。
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これくらい。
刺身つくっているみたいな感じです。
神経とよく切れる包丁が必要です。
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これを細切りにしていきます。
感覚としては、大根の細切りですが、実際はそれよりももう少し抵抗感(包丁への)が強いです。
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そして水につけます。
これは15分~20分限定。
その間に2~3回水をかえます。
最後には水の中でもみもみをして、アクをとり
(水が黄色くにごります)
ざるにおいて軽く水をきっておきます。
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そして、さらにここがポイントですが米のとぎ汁をにたたせて、
この皮を4分ほど煮ます!
これがさらにアクをとって、さわやかにしてくれるんです。
このポイントを知った時は、開眼!でした。
だって、その前まではひたすら、水の中でもみもみして
アクをとりまくっていましたから(笑)
これだけ手間をかけた後のみかんの皮は、なんというか
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輝いていましたね!
親バカってこんな感じなんでしょ~ね~。
そしてその作業の間、ダンナには
みかんの実を
むいてもらっていました。
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これも結構大変な作業です。
一房一房切って実をとりだし、種をとりだすのです。
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「お~、美しい!」
マーマレードが国民色のイギリスの方、
農家のほうの方は、自家用(にしても出荷用にしても)
こんな手間のかかる作業をやっているのでしょうか???
見たい知りたい行ってみたい。
大変な作業ではありますが、実は絶対房からださないといけません。
房も(あと種も)苦みの元になるのだそうです。
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さて、その房からとりだした実と一緒にして、
下ごしらえを終えた皮とを鍋にいれ、計量した砂糖を加えます。
どさー。
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景気がいいです。
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絵本「おたすけこびと」風。息子のおもちゃを拝借。
入れすぎ?と思ってしまいますね。
でもこれだけの砂糖が全部!溶けるんですよ。
時間さえおけば。
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2時間ほどおいた状態。
かなり溶けてきたでしょ。
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ほら、ほら。
そしてこっからは、我が家ならではのオプション。
薪ストーブで長時間煮込みます。
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夜から朝にかけての残り火でチョロチョロと煮込みます。
ガスでいう超弱火で長時間にこむので、さらに果物からの汁がたくさんでて、
ジューシーな仕上がりになるのが、薪ストーブでジャムを作る時の
大きな特徴です。
かなり美味しそうな仕上がりですよ。
水俣マーマレード、おすすめな味です。
業務連絡
夏みかんマーマレードをご依頼くださったHさん、
メールがかえってきてしまい、連絡ができず申し訳ありません。
マーマレードは順調にできあがっておりま~す。
ご連絡いただけましたら幸いです。
お元気でしょうか。
九州は水俣から夏みかんが届きました。
このみかんで、マーマレードを作ってね、というお客さまからのご依頼です。
水俣の夏みかん、実ははじめてです。
そう、水俣といえば日本3大公害病で有名な水俣病の発生した場所。
その場所で「無農薬の作物を作るのはおかしい」という強い信念と、
懸命な努力で、柑橘類を作っている生産組合ができたという歴史的事実。
再生を果たした地名としても有名です。
今ではブランド名としても定着している感もあるのではないでしょうか。
さて、マーマーレード作りは他のジャムよりも少々手間なので、
今回のジャム作りには、ダンナにも協力を要請。
この時期は、皮のあついみかんが沢山出回る時期ですから、
ぜひ作ってみてくださいませ。
まずは、みかんの重さをはかり(かなり重要)
砂糖の重さを計上します。(重さの50%)
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そしてみかんの皮をむきます。
それから、ここが結構大変ですが、皮の裏にある薄皮を
包丁で一枚一枚丁寧にそいでいきます。
マーマレードの皮の苦みは、マーマレードのうまみの元、
でも苦すぎは困りもの。
薄皮が苦みのもとでもあるので、できるだけうす~くそぎます。
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これくらい。
刺身つくっているみたいな感じです。
神経とよく切れる包丁が必要です。
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これを細切りにしていきます。
感覚としては、大根の細切りですが、実際はそれよりももう少し抵抗感(包丁への)が強いです。
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そして水につけます。
これは15分~20分限定。
その間に2~3回水をかえます。
最後には水の中でもみもみをして、アクをとり
(水が黄色くにごります)
ざるにおいて軽く水をきっておきます。
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そして、さらにここがポイントですが米のとぎ汁をにたたせて、
この皮を4分ほど煮ます!
これがさらにアクをとって、さわやかにしてくれるんです。
このポイントを知った時は、開眼!でした。
だって、その前まではひたすら、水の中でもみもみして
アクをとりまくっていましたから(笑)
これだけ手間をかけた後のみかんの皮は、なんというか
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輝いていましたね!
親バカってこんな感じなんでしょ~ね~。
そしてその作業の間、ダンナには
みかんの実を
むいてもらっていました。
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これも結構大変な作業です。
一房一房切って実をとりだし、種をとりだすのです。
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「お~、美しい!」
マーマレードが国民色のイギリスの方、
農家のほうの方は、自家用(にしても出荷用にしても)
こんな手間のかかる作業をやっているのでしょうか???
見たい知りたい行ってみたい。
大変な作業ではありますが、実は絶対房からださないといけません。
房も(あと種も)苦みの元になるのだそうです。
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さて、その房からとりだした実と一緒にして、
下ごしらえを終えた皮とを鍋にいれ、計量した砂糖を加えます。
どさー。
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景気がいいです。
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絵本「おたすけこびと」風。息子のおもちゃを拝借。
入れすぎ?と思ってしまいますね。
でもこれだけの砂糖が全部!溶けるんですよ。
時間さえおけば。
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2時間ほどおいた状態。
かなり溶けてきたでしょ。
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ほら、ほら。
そしてこっからは、我が家ならではのオプション。
薪ストーブで長時間煮込みます。
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夜から朝にかけての残り火でチョロチョロと煮込みます。
ガスでいう超弱火で長時間にこむので、さらに果物からの汁がたくさんでて、
ジューシーな仕上がりになるのが、薪ストーブでジャムを作る時の
大きな特徴です。
かなり美味しそうな仕上がりですよ。
水俣マーマレード、おすすめな味です。
業務連絡
夏みかんマーマレードをご依頼くださったHさん、
メールがかえってきてしまい、連絡ができず申し訳ありません。
マーマレードは順調にできあがっておりま~す。
ご連絡いただけましたら幸いです。
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