小木のいももち

小木のいももちが、佐和田で売っていました。
１袋10切れ入り300円。
原材料は「いも、砂糖、小麦粉」以上。
スーパーにおいてあるような薄い袋に入れて、封をしているだけ。

簡素そのもの。
そこにめちゃくちゃ魅かれてしまいました。

さっそくストーブで網をひいて、じっくりと時間をかけて焼きました。
ものすごくおいしかったです。

ストーブ、混ぜものなしの餅、焼いている時間。

全てが極上。

連れ合いがぼそっ。

「こういうのが全然当たり前でなかった俺だから、
こんなに贅沢だと感じるんだろうなあ。
ストーブも混ぜ物なしのいい餅も、いつでも日常的にあると、
こんなにいいものでも、全然有難くも何とも感じないんだろうなあ。」

浅いようで深い言葉でございました。

いももちは、小木出身の人曰く日常的な食べ物らしいです。
小木の郷土食といえると思う。
赤泊出身の父親から食べさせてもらったことはなかったから。

よいものを食べました。