目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

あの学生さん達のその後

2007年04月19日 | 元気をもらいました
去年の8月に、突如としてわが家にやってきた東京理科大学の学生さん達。
「佐渡を元気にしたいんです」という並々ならぬ熱意と意欲をもって、卒業研究の
題材として佐渡を選び、毎日のように佐渡中を走り回っていました。

(こちらのブログ参照)

1ヶ月くらい前に「卒業研究が終了しました」と彼女と一緒に我が家を訪問し、
研究論文を一部もってきてくれました。
A4の用紙に、文字も小さく、字間もつめてびっしり書かれた論文に、この論文にかけた意気込みが伝わってきました。
(しかし、私でさえも読むのがつらい文字の小ささ。拡大コピーして読んでいた人もいました)

この研究の目的は「伝統的な集落内に生きる」という事象を見つめなおし、
恒久的な集落コミュニティの維持、集落景観の保持を可能とする手法を創出すること、にあるらしい。

素晴らしいことだと思う。

私自身は、それを体でもって実践する人員の一人に過ぎないが、
そういうことに、積極的に知能と行動でもって楽しみながら取り組む人が、おもしろいことをやってくれたらいいなあ、と思う。
そして、そういうのに協力できたらいいなあ、と思う。


調査内容を読むと・・・

佐渡の人間は、高校卒業後に島を離れる場合が多いが、対象者は平均29歳で帰島する
そうです。大学・就職を含めて10年ほどを島外で過ごす傾向がある、とも・・。

「なんか、自分がまんまその文章に反映されていて恥ずかしいなあ。(笑)」

また、島外の人間のIターン度は平均32歳で移住しており、
決してリタイア後の余暇を過ごす場所としての移住ではない、そうです。

「へえ~」。
トリビア的な新事実は、読みものとしてもなかなかおもしろかった。


彼は「来年の春には佐渡に移住して、島民を増やすための仕事をしていきたい」と
去年の夢のままの言葉を発していた。

佐渡市長になる夢もきっと捨ててはいないはず。
史上最年少市長を目指しているなら、移住も早いほうがよいのでしょう。

楽しい話題がひとつ増えた。
今後の彼を見守っていきたい。




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2 コメント

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Unknown (tomoさんへ)
2007-04-20 08:31:11
いや~、私は結構ながされながら生きていますよ。ホントに。将来どうするかは、明日さえわからぬって感じです。
あやふやな状態でもがいているって感じです、はい。
「無事に過ごせてよかったな」っていうのは、私も思います。こういう生活だから余計に思えるかもしれません(笑)
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Unknown (tomo)
2007-04-19 21:25:36
中川さんを含めて彼みたいな若い人が、佐渡を引っ張っていってくれると、とても頼もしいし、うれしいです。
ウチは将来どうするか考えてなくて、一日一日を無事に
過ごせてよかったと思いながら、日々を過ごしています。自由になるには、やっぱり子供が成長してからだろうなぁ・・・。
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