目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

おこし型をつくりました

2007年09月24日 | 佐渡だいすきネタ
カルフォルニアから友人がやってきました。
その友人と一緒に、佐渡の潮津の里に体験学習(笑)をしに行きました。
体験学習の名称は「おこし型つくり」。

佐渡の南部に伝わる、ひな祭りの時に作るお菓子です。
うるち米ともち米を粉にしたものを練って、
椿や鶴、亀などの形に彫られた木の型に、色付けした餅を型に入れて、
蒸しあげる佐渡にしかないお菓子なのだそうです。

旧暦と新暦の(つまり3月と4月)それぞれのひな祭りに作る家もあるらしく、
さらに型の種類も30種類もあり、家によって持っている型は違うそうです。

粘土こねの要領で楽しんでやれました。

今回取材も兼ねての仕事みたいなものだったのですが、
友人がとにかく楽しんでやってくれたのはすごく嬉しかったです。

味のほうは、実はそんなに目を見張るほど美味しいものではないのですが(笑)
自分の手で作った、ということ、
そして現代の感覚にあわせるなら重労働、それこそ農作業とかをした時なんかに
食べるといいんじゃないかな、と思えました。

着色料なんかが中々どきつい色合いですが、大分昔からこの形式だったようです。
例えば大昔は、緑部分はヨモギを、黄色部分はくちなしなんかを使っていたかもしれませんね。

この仕事をやることがなければ、おそらく一生やらなかったかもしれない
おこし型つくり。

ちょっと嬉しかった一日です。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomo)
2007-09-25 09:47:11
すご~くなつかしいです。インパクトのある色合いですよね。実家でも作ってました。
一年に一回夏に帰省するだけでは、目にすることはないので、ここのブログはいつも楽しみです。

今日は十五夜なので、実家から届いたあんこで
おはぎを作ってみるつもり。
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Unknown (akiko)
2007-09-25 21:37:11
小学校の時、学校で作った。
「おしんこ」っていってた気がする。
のっぺりした味、なつかしい。
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Unknown (tomoさんへ)
2007-09-26 20:31:34
そうですか、やはり南部のお菓子なのですね。
ご実家でも着色料を使われていましたか?
私自身、着色料を使っていなかった頃の色ツケに興味があり、ちょこっと調べてみようと思っているところです。
筆で着色料をといたものを色ツケしたという話も聞き、これまたびっくりしています。
返信する
Unknown (akikoさんへ)
2007-09-26 20:46:45
そう、Aコープとかで売っていると「しん粉」って書いてあるんだよね。
のっぺり、うん、そんな形容ですね。
小学校の時?へえ~相川で?南部だけでなく北部でも作るんだねえ。家庭科の時間に作ったんなら、それこそ「家庭」科にふさわしい教材だね。
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