アトピーっ子な息子への、名前のないお菓子

４児の母でもある友達の家に遊びに行った時、
多忙であるにも関わらず、まったりとおやつを手作りしてあげていて、
ひたすら感嘆しました。

その友達から教わった素朴で美味しいお菓子がこちら。
名前はまだありません。
「混ぜるだけでいいから簡単だよ～」と教えてくれました

日常おやつはそうでなくてはいけません。（←面倒くさがりや）
さらに、バターや砂糖を極力使っていないのでとってもヘルシー。


息子もいただいた時、アレルギー特有の湿疹がでなかったので、
「おお！このレシピならいける」と思って、早速チャレンジ。

10分混ぜればできあがり～な超簡単おやつ、
ガツガツ食べる息子を見ながら、ほくほくしていたら、あれ？

お肌にぶつぶつ。あれるぎーな湿疹がでてるなあ…。


「あれ～。なんでだろう？？？？同じもの食べても、友達の家ではでなかったのになあ」

と思いつつ、薬を塗って次の日。

朝食で出来立ての山羊チーズを食べてまた湿疹。

「？？？あれ～？どうしてだろう？体調が悪いのかな？元気そうだけれども」

「あれ？もしかしたら？いやでも…」

連れ合いとアレコレ思案した末…　ついにわかりました！

息子は…　ヤギ乳アレルギーだったのです！

これが判明した時には、ものすごく驚いてしまいました！！

「ヤギ乳は母乳に近く、牛乳アレルギーの子でも飲むことができる」とは
もはやヤギ乳に関する、定番中の定番知識だったので、
乳製品アレルギーの息子も「山羊乳は飲める」と疑いなく信じていました。


そう、私はレシピの中の「牛乳」のところを、いつも「ヤギ乳」で作っていたのです。


なんとまあ！そんなことあるんだ～！びっくりです！
連れ合いに指摘された時も最初は信じられませんでした。
それくらいヤギ乳信奉者でした！

しかもどうやら息子は、牛乳のアレルギー度よりも、ヤギ乳アレルギー度のほうが高く、
牛乳を混ぜたお菓子なら多少は食べられるけれども、
ヤギ乳を混ぜたお菓子だとすぐに湿疹がでてしまうと判明。


「…学会に報告できないかな？」


牛乳アレルギーのお子様を持つお母様、気をつけてみてくださいね～。

「わかってよかったね～」と、狂喜に近く喜んでしまった私（笑）
以来、連日このお菓子を作り続けています。


「名前はまだないお菓子」の作り方

小麦粉（もしくは米粉）・・・200ｇ　なたね油…40ｃｃ　砂糖・・・40ｇ
ベーキングパウダー・・・小さじ２　水・・・60ｃｃ　ヨーグルト（牛乳）・・・60ｃｃ


1.小麦粉にベーキングパウダーと砂糖を入れて混ぜ合わせる。
2.そこになたね油を入れて、手ですりあわせる
3.水とヨーグルトを混ぜたものを入れて混ぜる。
4.型に入れて、220度のオーブンで25分焼く。
5.できあがり