ビッグイシューで、図書館の記事が載っていたので、
つい見入ってしまいました。
内容は「公共図書館はホームレスの人たちへの地域サポートのひとつ」と題されたものです。
図書館を、「ほとんどの都市において、公共図書館は
不安定な生活をおくっている人々が利用できる、数少ない屋内空間のひとつ」としてとらえ、
図書館という空間があったおかげで、
ホームレスから福祉ワーカーへと社会復帰できた人が、
どのように図書館を訪れるホームレスの人と接しているか、間接的な方法、直接的な方法を
まじえ、わかりやすく解説されています。
この記事の中では、
「図書館員は、フードバンクや依存症治療センターといった場所などを
頻繁に訪問し、
図書館のどういったプログラムやサービスが好まれるかを
模索している」と書かれています。
先進的であり、これからの時代にあるべき姿だと思います。
「ホームレス」というと、佐渡には関係ないと思えるかもしれません。
だけど、「低所得者」というとどうでしょうか?
「貧困率のたかい家庭の子ども」といえばどうでしょうか?
佐渡にも隠れているだけで、確実にいる人たちです。
佐渡市が催した、子育て世代と役場の人との話し合いに参加
しましたが、「強者」と「弱者」にわけるならば、明らかに
後者に入る人が、必死に役場の方に訴えていました。
そういう人たちにとっての、「図書館」は、
決して本を読むだけの場所でなく、救いの場でもあり、唯一の居場所であり、
そういう利用例が、全国的にも、世界的にも増えているのです。
図書館は、決して本を読むだけの場所としてとらえず、
見方によっては、人を呼び込む場所になり得るのではないか、と思います。
佐渡市は、移住者、子どもを増やすべく、色々模索を続けています。
どんな方策を練ればいいのか、考えあぐねているという印象も受けます。
私はその方策の中に、いわゆる弱者、
病んだ人や、なんらかの障害をもった人、
低所得者層、サポートが必要な人が、対応してもらえる、
助けてもらえる方策を入れてほしい、と思います。
それが、全国的レベル程度でなく、佐渡独自のもので、
全国レベル以上のものであるならば、
その噂を聞いて移住者も増えるのではないか、と
非常に単純な言い方になってしまいますが、そう思います。
そのキーポイントに「図書館」があるべきだと思うのです。
役場には行けない、行きづらい、だけど図書館なら行ける、と。
だからこそ、図書館人員を増やしてほしい、と。
(結局はここに行き着く)
ビッグイシューの記事の最後はこのように締めくくられていました。
「ひとときの安全な場所を提供する以外に、
図書館が果たせる役割の大部分は、彼らの状況を理解し、
名前を覚え、『こんにちは、元気?』と声をかけ、
目をあわせて笑顔をおくることだと思います。
そうすることで、
『たとえ、夜横になって寝る場所がないとしても、あばたには価値がある』
と伝えたいのです」
これは決して、理想論ではありません。
実際にそうしている方がいるのです。
(私もまたこうした司書さんに救われたことがあると記憶しています。)
そんな図書館を、心から望みます。
弱者を救う場所の持続とサービス強化こそ、公的機関がすべきことであり、
人口増加のための隠れた秘策ではないでしょうか。
以前、教育委員会さんにお願いに行きましたが、
市民に公的に、大々的に、意見を広く求める
と約束していただきました。
新年度に入って、7月に入りましたが、まだその気配はないようですが、
もしかしたら、すでに公募されていたりするのでしょうか?
今回の図書館記事が載っているイシューは248号でした。
もしご興味があれば是非読んでみてほしいです。
ソウルフラワーユニオンが特集されているので、バックナンバーで購入して読みました。
最近ロック好きです。この雑誌は特集以外の記事も読み応えがあるので大好きです。
つい見入ってしまいました。
内容は「公共図書館はホームレスの人たちへの地域サポートのひとつ」と題されたものです。
図書館を、「ほとんどの都市において、公共図書館は
不安定な生活をおくっている人々が利用できる、数少ない屋内空間のひとつ」としてとらえ、
図書館という空間があったおかげで、
ホームレスから福祉ワーカーへと社会復帰できた人が、
どのように図書館を訪れるホームレスの人と接しているか、間接的な方法、直接的な方法を
まじえ、わかりやすく解説されています。
この記事の中では、
「図書館員は、フードバンクや依存症治療センターといった場所などを
頻繁に訪問し、
図書館のどういったプログラムやサービスが好まれるかを
模索している」と書かれています。
先進的であり、これからの時代にあるべき姿だと思います。
「ホームレス」というと、佐渡には関係ないと思えるかもしれません。
だけど、「低所得者」というとどうでしょうか?
「貧困率のたかい家庭の子ども」といえばどうでしょうか?
佐渡にも隠れているだけで、確実にいる人たちです。
佐渡市が催した、子育て世代と役場の人との話し合いに参加
しましたが、「強者」と「弱者」にわけるならば、明らかに
後者に入る人が、必死に役場の方に訴えていました。
そういう人たちにとっての、「図書館」は、
決して本を読むだけの場所でなく、救いの場でもあり、唯一の居場所であり、
そういう利用例が、全国的にも、世界的にも増えているのです。
図書館は、決して本を読むだけの場所としてとらえず、
見方によっては、人を呼び込む場所になり得るのではないか、と思います。
佐渡市は、移住者、子どもを増やすべく、色々模索を続けています。
どんな方策を練ればいいのか、考えあぐねているという印象も受けます。
私はその方策の中に、いわゆる弱者、
病んだ人や、なんらかの障害をもった人、
低所得者層、サポートが必要な人が、対応してもらえる、
助けてもらえる方策を入れてほしい、と思います。
それが、全国的レベル程度でなく、佐渡独自のもので、
全国レベル以上のものであるならば、
その噂を聞いて移住者も増えるのではないか、と
非常に単純な言い方になってしまいますが、そう思います。
そのキーポイントに「図書館」があるべきだと思うのです。
役場には行けない、行きづらい、だけど図書館なら行ける、と。
だからこそ、図書館人員を増やしてほしい、と。
(結局はここに行き着く)
ビッグイシューの記事の最後はこのように締めくくられていました。
「ひとときの安全な場所を提供する以外に、
図書館が果たせる役割の大部分は、彼らの状況を理解し、
名前を覚え、『こんにちは、元気?』と声をかけ、
目をあわせて笑顔をおくることだと思います。
そうすることで、
『たとえ、夜横になって寝る場所がないとしても、あばたには価値がある』
と伝えたいのです」
これは決して、理想論ではありません。
実際にそうしている方がいるのです。
(私もまたこうした司書さんに救われたことがあると記憶しています。)
そんな図書館を、心から望みます。
弱者を救う場所の持続とサービス強化こそ、公的機関がすべきことであり、
人口増加のための隠れた秘策ではないでしょうか。
以前、教育委員会さんにお願いに行きましたが、
市民に公的に、大々的に、意見を広く求める
と約束していただきました。
新年度に入って、7月に入りましたが、まだその気配はないようですが、
もしかしたら、すでに公募されていたりするのでしょうか?
今回の図書館記事が載っているイシューは248号でした。
もしご興味があれば是非読んでみてほしいです。
ソウルフラワーユニオンが特集されているので、バックナンバーで購入して読みました。
最近ロック好きです。この雑誌は特集以外の記事も読み応えがあるので大好きです。
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