山羊を飼っていてよかった、と思うとき

写真は、ハネとうもろこしを口中にほおばっている山羊の画像です。
なんか、セサミストリートの人形の表情に似ているなと思います。



さてさて、この山羊をくださった方とは、今でも交流をさせていただいています。


電話でお話したり、ファックスで様子を聞いてくださったり、こちらから手紙を書いたり、
お互い遠い山に住んでいるので、なかなかお会いできないのですが、

のほほんとしたよいつきあいをさせていただいています。


この間、電話でこんなお話をしてくれました。

（非常に穏やかに、言葉を選びながら、とても丁寧に、ゆっくりと、

何十歳も年下の私に、敬語を使いながら語ってくださいました。）

「お母さんがしぼったヤギ乳をお子さんに飲ませてあげることは本当にいいことです」。


「今、お店に行きますと、似通ったような飲み物が全く多いですね」


「飲料品メーカーさんの宣伝は非常に上手ですから、
　　　　　　そういったものを飲ませざるを得ないですが」


「お子さんに日常的にどういうものを飲ませるか、というのは
　　　　　　　全ての親御さんの課題ともいえるものではないかと思います」


内容は、ニュースや新聞で危惧されていることで昔から言われていることかもしれません。

教えるというんでなく、「語る」という感じで、話してくれました。

とても印象的で、胸にゆっくりと染み渡りました。
きっとこの方の人格がなせる技なんだろうなあ、と思いました。

お店で売っている清涼飲料は、買い与えていないし、親もほとんど飲んでいませんが
どんどん売り場が増えているのは、やっぱり消費量が増えているからなのでしょうね。
（売っている緑茶は、次の日になっても、
その次の日になってもキレイな緑色なのは何故なのでしょう？）



息子は山羊乳アレルギーなので、私達がしぼったヤギ乳は飲んではいませんが（笑）


搾乳している私達にむかって「ボクモ、サクニュウ、スル」と言って手をだすし、
ヤギ乳を飲む私達に「シボッタ、ヤギニュウ！」と指差します。

彼なりに、体で理解していると感じます。

山羊を飼っていてよかった、とたまに思うのは、こんな時です。
きっと、山羊乳を飲める日もやってくることでしょう。


とうもろこし大好きなようです。