少し前にエコ系の情報誌を作っている方から
「エコな人の視点から、エコな活動をする時のおすすめの本を紹介してほしい」と言われました。
そう言われた時、即座に思いついたのが、この山岡荘八の本でした。
いわゆる本のタイトルだけで「エコだな」とわかる本ではなかった。
自分でも意外だったりしましたが。
なんで、と言われて、言うことはできたけれど、すごくこ面倒な理屈でした。
「もっと歴史とそれにまつわる背景を知らなくちゃいけないと思うわけです。私も含めて。」
「なんで歴史を知らなくちゃいけないのか」と先方。
「ケンカをなくすために。
(と言い切るのは傲慢なので「少なくするため」に、と言っておきたい)」
環境問題は結局のところ、ケンカからうまれたものだと思う。
人同士のケンカ、企業同士のケンカ、国同士のケンカ…。
どうして、ケンカがおきたのか、おきるのかを、
表面的なとこからでなく、
人間のもっと深いところまで洞察することが必要だと思う。
あとね、知るだけでなくて、「学ばなくちゃいけない」んだと思う」
まあ、こんな感じのことを言ったような、そんなような~…。
この本の著者の山岡荘八氏は、この小説を終戦直後に書き、
さらに同時期に書いた短編が「原子爆弾」というタイトル。驚き。
この徳川家康について、著者自身はこんな風に言っていて胸をうたれました。
「人間の世界に、果たして、万人の求めてやまない平和がありうるや否や。
もしありうるとしたら、それはいったいどのような条件のもとにおいてであろうか。
いや、それよりも、その平和を妨げているものの正体をまず突き止め、
それを人間の世界から駆逐しうるか否かに限界を探ってみたいのだと。
戦いのない世界を作るためにはまず文明が改められなくてはならず、
文明が改められるには、その背骨となるべき哲学の誕生がなくてはならない。
新しい哲学によって人間革命がなしとげられ、その革命された人間によって
社会や政治や経済が、改められたときにはじめて原子科学は「平和」な
次代の人類の文化財にかわってゆく」と。
小説を読んで至極納得。
結局、私の案はボツになったんですけどね(笑)
「エコな人の視点から、エコな活動をする時のおすすめの本を紹介してほしい」と言われました。
そう言われた時、即座に思いついたのが、この山岡荘八の本でした。
いわゆる本のタイトルだけで「エコだな」とわかる本ではなかった。
自分でも意外だったりしましたが。
なんで、と言われて、言うことはできたけれど、すごくこ面倒な理屈でした。
「もっと歴史とそれにまつわる背景を知らなくちゃいけないと思うわけです。私も含めて。」
「なんで歴史を知らなくちゃいけないのか」と先方。
「ケンカをなくすために。
(と言い切るのは傲慢なので「少なくするため」に、と言っておきたい)」
環境問題は結局のところ、ケンカからうまれたものだと思う。
人同士のケンカ、企業同士のケンカ、国同士のケンカ…。
どうして、ケンカがおきたのか、おきるのかを、
表面的なとこからでなく、
人間のもっと深いところまで洞察することが必要だと思う。
あとね、知るだけでなくて、「学ばなくちゃいけない」んだと思う」
まあ、こんな感じのことを言ったような、そんなような~…。
この本の著者の山岡荘八氏は、この小説を終戦直後に書き、
さらに同時期に書いた短編が「原子爆弾」というタイトル。驚き。
この徳川家康について、著者自身はこんな風に言っていて胸をうたれました。
「人間の世界に、果たして、万人の求めてやまない平和がありうるや否や。
もしありうるとしたら、それはいったいどのような条件のもとにおいてであろうか。
いや、それよりも、その平和を妨げているものの正体をまず突き止め、
それを人間の世界から駆逐しうるか否かに限界を探ってみたいのだと。
戦いのない世界を作るためにはまず文明が改められなくてはならず、
文明が改められるには、その背骨となるべき哲学の誕生がなくてはならない。
新しい哲学によって人間革命がなしとげられ、その革命された人間によって
社会や政治や経済が、改められたときにはじめて原子科学は「平和」な
次代の人類の文化財にかわってゆく」と。
小説を読んで至極納得。
結局、私の案はボツになったんですけどね(笑)
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