目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

久しぶりに観光ドライブ、行き先はめおと岩

2009年06月20日 | 佐渡だいすきネタ
息子が産まれてから、とんとご無沙汰だったちょこっと遠出のお出かけ。
約10ヶ月ぶりくらいにお出かけしました。

行き先は、相川のめおと岩。
取材でお世話になって以来の、お気に入りのスポットです。
何が気に入っているか、というと、
観光ガイドに書かれている魅力とはちょっと違うのですが、
底の深い人情味を感じるところです。

お土産屋さんの中は昭和の香りを漂わせている雰囲気。
あまり忙しそうではないのだけれども、
それでもたくさんの従業員さんがいて、そして皆ほんわかと和やかに
仕事をしているのです。

不況だからと、殺伐とした空気など
まるで感じられないところに、現代社会に生きる私は癒されてしまうのです(笑)

若いお姉さんや、ちょっと障害を持っている人や、地元のおばさんや
かなり高齢なおじいさん。
それこそ様々な年代や境遇の人が肩を寄り添いあって生きている雰囲気が感じられ、例えるならば「寅さん」のような空気を感じてしまいます。



さて、観光名所「めおと岩」は、その名のとおり、夫婦になぞらえた岩が名所なのですが、
由来は日本最古の書物「古事記」にまでさかのぼります。

古事記の中では、夫婦の神様が、7番目に佐渡を「出産」した、とされています。
(この感覚はわかりにくいものですが、古代日本な感覚なのでしょうね)

さらに、産後の疲れをいやすために、この夫婦岩を身代わりにつくり、
その隙に色々な神様をつくっていたそうです。

大神様に見られないように、「火の神様」を作ろうとしたのですが
見張りにおいていた猫があくびをしたことで大神様に見つかってしまい、
さらに自分たちが作った火の神様の火で妻は死んでしまう、というお話。


・・・・・。


オチがなく、さらに言えば、理由のわからない展開についていけず、
私には「?????」のマークが限りなくついてしまうお話でしたが
日本のルーツでもある書物の中の話だから、と無理やり納得してしまったりしました。
「古事記」の原本ならば、もう少し納得がいくのかもしれませんね。


実際のめおと岩も洞窟形状になっていて入ることもできます。
縄文時代の住居の跡もあったそうで、考古学的にも興味深いです。
(写真の岩は「夫婦」の「夫」のほう)


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