マルハフーヅへ取材に行きました

最近は毎週、取材で南佐渡へ行っています。
車の運転はもうかなり慣れてきましたが、やはり疲れる（笑）
もうすっかり、おばさん気味の私の体。
「山におるんがいいわさ～」と早く言えるようになりたいものです。

さて、今回はお友達の紹介で、マルハフーヅの取材に行きました。
佐渡汽船においてあるお土産のいくつかは、
こちらのマルハフーヅさんのものが多いと思います。

秋のおけさ柿の出荷が終わると、
佐渡島内産の産物を使ってのお土産を作っています。
100％純島内産というものもあれば、そうでないものもあり、
ばらつきはありますが、
どのお土産にも必ず「佐渡産」のものを原料に加えている
という所には、厳しいお土産業界の現状の中で
最低にして最大の商品への思い入れを感じます。



取材に行った日は、鮭の切り身の味噌漬けを作る日で
（お土産商品はローテーションでその日ごとに違う商品を作っているようです）
沢山の人が、鮭を切ったり、味噌漬けを作ったり、
パッケージをしたりしていました。


私が、エスライフという佐渡の情報誌を作る時、
取材をする時にいつも気をつけていること、
そしてここだけは外したくないと思っていること、

それは「佐渡の人の日常」を伝えるものにしたい、ということ。

「一見」当たり前すぎて通り過ぎているもの
「一見」代わり映えしない、
「一見」何でもないようなもの、
そういうものを伝えたいと強く思っています。

というと、すごくかっこ良いように読めますが、

そういうのの積み重ねで、佐渡は（良かれ悪しかれ）
今の佐渡になってきたわけだから、
そして私はそういう佐渡に帰ってきたわけだから。

平凡の中にある、平凡じゃないとこ、
そういうのを見つけたいし、伝えたい。

もちろん、そういうのを読める記事にするのは
ものすごく難しくて、パソコンの前で何時間もうんうん言います。

「散歩にでも行ってきたら？すごい顔しているよ」
と毎回、連れ合いに言わしめています。
文章を考えているときは、向こうもあんましいい顔をしていない…ような～。



極端な言い方をすれば、公務員のおじちゃんでもいいし、
主婦をしてきたおばちゃんでもいい。
（文章力がついていけるかは別として）

そして、それをいいと言ってもらえるようになりたいなあ、と思っています。

今はまだ、そういう方を取り上げるだけの文才がないので
敬遠していますが、いつかは…。