「大きな森の小さな家」という本を読みました。
日本の人には「大草原の小さな家」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
この本の作者のローラ・インガルス・ワイルダーの伝記を読んで、
書いたほうの本を読みたくなったのです。
「大草原の小さな家」の前の作品、シリーズの一番最初の本です。
図書館で散々探して、背表紙がぼろぼろになって、しまいには司書さんが
油性マジックで「大きな森の小さないえ」と書いてあるのを、やっと
見つけたときはとても嬉しかった。
しかも、誰も借りていないのか、貸し出しカードがまだ入っていた。
どうやらこの本は平成10年からずっと貸し出されていないらしい。
しかもその前は昭和54年。
貸し出しカードって今更ながら好きです。
本のほうは、とてもおもしろかった。
ハリーポッターのようなドキドキわくわくするおもしろさ、とは少し違って
しみじみと余韻の残る、炭火のような、薪ストーブのようなほっこりするような
おもしろさでした。
ヘンリー・D・ソローの「森の生活」の子どもバージョン?
森の中で生活することの楽しさ、おもしろさを子どもの視点で伝えてくれました。
一番心にぐっときたのは、カエデの木からメイプルシロップをとるところ。
お父さんがメイプルシロップのとりかたをローラに説明をしてあげるのだけれど
カエデの木に傷をつけてシロップをとることに
ローラが「木は痛くない?」と聞く。
それに対してお父さんは
「なに、ローラが指に傷をつけて、少し血がでるくらいしか痛かないさ」と
言ってあげる。
そのやりとりが、いいなあ、と思った。
木などの自然が少なくともこのお父さんにとっては、少なくとも
征服するものでない、というところがこの会話でわかるから。
私の生活は、ローラの生活とはとても比べられるようなものではないけれど
ほんの少しは似ているかしら、と思いながら読むとまた楽しい。
そして、どこかを近づけようと思ったりするのです。
日本の人には「大草原の小さな家」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
この本の作者のローラ・インガルス・ワイルダーの伝記を読んで、
書いたほうの本を読みたくなったのです。
「大草原の小さな家」の前の作品、シリーズの一番最初の本です。
図書館で散々探して、背表紙がぼろぼろになって、しまいには司書さんが
油性マジックで「大きな森の小さないえ」と書いてあるのを、やっと
見つけたときはとても嬉しかった。
しかも、誰も借りていないのか、貸し出しカードがまだ入っていた。
どうやらこの本は平成10年からずっと貸し出されていないらしい。
しかもその前は昭和54年。
貸し出しカードって今更ながら好きです。
本のほうは、とてもおもしろかった。
ハリーポッターのようなドキドキわくわくするおもしろさ、とは少し違って
しみじみと余韻の残る、炭火のような、薪ストーブのようなほっこりするような
おもしろさでした。
ヘンリー・D・ソローの「森の生活」の子どもバージョン?
森の中で生活することの楽しさ、おもしろさを子どもの視点で伝えてくれました。
一番心にぐっときたのは、カエデの木からメイプルシロップをとるところ。
お父さんがメイプルシロップのとりかたをローラに説明をしてあげるのだけれど
カエデの木に傷をつけてシロップをとることに
ローラが「木は痛くない?」と聞く。
それに対してお父さんは
「なに、ローラが指に傷をつけて、少し血がでるくらいしか痛かないさ」と
言ってあげる。
そのやりとりが、いいなあ、と思った。
木などの自然が少なくともこのお父さんにとっては、少なくとも
征服するものでない、というところがこの会話でわかるから。
私の生活は、ローラの生活とはとても比べられるようなものではないけれど
ほんの少しは似ているかしら、と思いながら読むとまた楽しい。
そして、どこかを近づけようと思ったりするのです。
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